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支部の手紙王国宣教 1977 | 6月
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支部の手紙
王国伝道者のみなさん:
日本で4万人の伝道者? そうです。4万人の伝道者です! 3月に日本で,40,005人の伝道者が奉仕を報告しました。日本の伝道者数が初めて2万人台に達したのは1973年11月のことでしたから,わずか3年4か月で伝道者数は倍に増加しました。エホバは勤勉に働くみなさんを何と豊かに祝福してくださったことでしょう。『収穫は大きく働き人は少ない』ので,わたしたちは力を尽くしてエホバに仕え,エホバの祝福と助けに信頼を寄せたいと決意しています。合計11万冊を上回る「千年王国」の書籍が配布され,全部で5万6,246件の研究が司会されました。その外3月には4,164人が補助開拓を楽しみました。そして4月から正規開拓奉仕を申し込んだ方々は143人もおられました。業は拡大し,開拓者精神もよく反映しています。みなさんも補助開拓奉仕に参加し,エホバに信頼を置く者をエホバがどれ程祝福してくださるか,その喜びを味わってごらんになりませんか。
この「王国奉仕」の折り込みが詳述しているように,今年の夏,全日本で11の地域大会が開かれます。その霊の宴から十分の益と喜びを得べく,どうぞ出席を計画し,早く準備に取り掛かりましょう。この「王国奉仕」より少し前に会衆あてに大会のための宿舎請求書と自発奉仕申込書が送られました。どうぞ主宰監督からそれらを受け出席の準備をなさってください。
6月中わたしたちは野外で「平和と安全」の書籍と共に「クリスチャン・ギリシャ語聖書 新世界訳」を配布いたします。「平和と安全」の本は多くの人の心を神のみ言葉に引き付けるものであり,新世界訳聖書と共に配布する時,優れた成果を見るに違いありません。わたしたちはエホバとそのみ子,および王国にかかわる神の偉大な目的に人々が関心を抱くよう励ましているのですから,文書を配布したらその場で,それら文書の最善の用い方を示すのは良いことです。
みなさんの努力に神の祝福を祈りつつ,
日本支部事務所で働くみなさんの兄弟。
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真理の種をまき散らしなさい王国宣教 1977 | 6月
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真理の種をまき散らしなさい
1 イエスはサマリアのある井戸の傍らに座って,食物を買いに出ていった弟子たちの帰りを待っておられました。イエスは疲れて,のどが渇いておられましたが,それでも進んでその場にふさわしくて時宜にかなった証言を行なわれました。どのように会話がなされたかがヨハネ 4章7-15節に記されていますので,ご自身で読んでみてください。
2 あなたも,このように自然なしかも興味深い仕方で,会話を身近な事柄に結び付けて証言をする良い機会を捕らえていますか。もしそのような機会に目ざといならば,そうする機会がたくさんあることに気付かれるでしょう。
3 イエスとその弟子たちは,人々の家を訪問するときのみならず,機会あるごとにどこでも証言されましたが,どのような状況でよくそうしましたか。ある時「進んで行く途中で,イエスは,マタイという名の男が収税所に座っているのを」ご覧になって話しかけられました。別の時にイエスはある穀物畑を歩いておられた際,機会を捕らえてパリサイ人たちに話されました。後にイエスは海辺に集まった群衆にお話しになりました。多くの機会に,さまざまな場所でイエスは即座の証言をなさいました。イエスは見知らぬ人にも知人にも話をなさいました。―マタイ 9:9; 12:1-4; 13:1-4。
4 パウロはアテネの市場で「そこに居合わせる」人々に話すことを自分の奉仕の一部としていました。(使徒 17:17)彼はあらゆる状況で機会を捕らえてはエホバについて語りました。夜遅く獄から釈放された後であってもそうしましたし,家に監禁されているとき訪ねてくる人すべてにもそうしました。―使徒 16:25-34; 28:30,31。
5 わたしたちも機会を捕らえては証言していますか。それとも,「奉仕に出る」まで待ちますか。あるいは,「わたしたちの区域で」家から家に訪問する時だけ真理を語りますか。畑は世界であり,ある人々に話すのにこれ以上良い機会は決してないであろうということを知って,証言を行なう発端を探し求めるのは何と報いの大きなものでしょう。確かにこのような非公式の証言には聖書的な先例があります。
6 日本には現在約4万人の伝道者が奉仕しています。これら奉仕者のすべてが毎週の群れの奉仕を定期的に支持することに加えて毎日だれか一人に非公式の証言を行なうとしたらどうでしょう。これにより一年間で1,460万人の人々に証言がなされることになります。これは日本の人口の13パーセントにも上ります。それは何と大きな業でしょう。会話すべき話題を前もって考えたり,適当な出版物を用意しておいたりすることにより非公式の証言を効果的に行なってゆけるでしょう。だれか関心を示す人に会った時,何も文書を持ち合わせていなかったというようなことがあったら,日常の活動や旅行に出かける時,このような可能性に対し計画を立てておくのが賢明であることを認識なさるでしょう。
7 すべての人と長い話をする必要はありません。その人がどんな反応を示すか,また興味が示されるかどうかを見るため,一度に多くを語らず,簡潔でありたいと思われるでしょう。イエスはそうなさいました。(ヨハネ 4:7-26)もし関心が示されないなら,会話を続けない方が良いとあなたはお考えになるかもしれません。学校でも職場でも,家にいる時でも買物に出かけた時にも,友人,家族または見知らぬ人といる時にでも,あなたが学ばれた事柄を興味深い仕方で話す機会がたくさんあります。自分の野外奉仕報告を提出する時,このようにして費やされた時間を含めることを忘れないようにしてください。
8 非公式の証言を行なうことにより,わたしたちが特権を得て証言する人の数は大きく増加し,また王国の音信を定期的に伝えられることのない多くの人に話せることになります。ちょうど農夫が土の上に種をまくように,わたしたちも真理の種をまき散らしたいと望みます。―伝道 11:6。
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他の人々のうちに信仰を築き上げる王国宣教 1977 | 6月
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他の人々のうちに信仰を築き上げる
1 エホバ神に対する信仰とキリスト・イエスによる王国の支配に対する信仰は大いに望まれるものです。それはエホバとの好ましい関係を可能にし,永遠の命のすばらしい見込みを与えます。しかし確固とした信仰は簡単に培われるものではありません。多くの人々は信仰を望みますが,真理に関し自分が学んだ事柄に十分の確信や信仰を据えるのに障害に遭遇します。彼らを助ける上で何か行なえますか。―テサロニケ第二 3:2。
2 王国会館で行なわれる集会には多くの人々が出席しています。例えば今年の記念式には8万7,497人が出席しました。信仰の程度は異なっていても少なくともこの大切な機会に喜んで出席する努力を払いました。彼らが霊的な進歩をさらに示すため援助することができますか。もしかしたら援助を与えることができるのはあなただけかもしれません。イエスの弟子でさえある時イエスに「わたしたちにさらに信仰をお与えください」と言いました。(ルカ 17:5)そのような人々が確固とした信仰を築くのに今日わたしたちは助けとなれます。この信仰は,信仰の人たちにより神のみ言葉が話し合われるのを聞くことにより生じます。「信仰は聞く事がらから生じるのです」とローマ 10章17節が述べる通りです。
3 エホバの目的,イエスの贖いの犠牲,正義の新体制のすばらしい見込みに対する信仰において成長するよう助けることができる人をあなたはご存じですか。もしそうならそれらの人があなたから真理の言葉を聞くようにさせてください。彼らの信仰を築くよう助ける資料を読むよう彼らを励ましてください。彼らが興味を持ちそうな,また信仰を築くのに役立つ資料を探してください。例えば,その人が霊的に進歩するのに何が妨げとなっているでしょうか。聖書に対する確信が欠けていることですか。あるいは進化論を信ずる傾向がありますか。あるいはバビロン的な宗教のある教理がエホバの目的を理解することの妨げとなっていますか。それが何であるかが分かれば,こうした事柄について聖書が何と述べているかを話し合ったり,その点について出版されている資料に当人の注意を引く,より良い立場に立つことになります。
4 信仰は霊の実ですから,神の霊感されたみ言葉がその人に影響するようにされれば,
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