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  • 神の目的における王の婚宴
    ものみの塔 1975 | 2月15日
    • 彼は,婚宴に招いておいた者たちを呼ぶため,自分の奴隷たちを遣わしましたが,その者たちは来たがりませんでした』」― マタイ 22:1-3。

  • 神の目的における王の婚宴
    ものみの塔 1975 | 2月15日
    • 「婚宴に招いておいた者たち」

      9 イエスの例えの中で,婚宴に招かれていた人たちは王とどんな関係を持っていましたか。招待を受けた時,好意的な行動を起こしたなら,それは何を示すものとなりましたか。

      9 王がその子の婚宴に人々を招待するということは,王の大いなる好意を意味していました。王の招きを受けた人たちは,その王の支配を受けていた人たちでした。つまり,王の臣民でした。王はそれらの人たちの名前を知っていましたし,自分の領土内のどこに彼らが住んでいるかをも知っていました。それで,王は婚宴の用意が整った時,彼らの所在地に奴隷たちを遣わして,その旨知らせることができました。彼らは既にその婚宴に招かれていたのです。それら招かれていた人たちが,婚宴の用意が整ったとの知らせを受けた時,好意を表わす行動を起こすなら,それは自分たちの王に対する正しい敬意を示すものとなります。では,イエスの例えの中に出てくる「婚宴に招いておいた者たち」とはだれを表わしていましたか。

      10 その例えが話された時点では,エホバ神はどんな民を治める王でしたか。それはどんな取り決めによりましたか。

      10 ところで,その王はエホバ神を表わしていることからすれば,当時王であられたエホバの支配を受けていた人々とはだれでしたか。イエスはだれに対して,「神の王国はあなたがたから取られ,その実を生み出す国民に与えられるのです」と言われましたか。それはユダヤ国民でした。西暦前1513年のこと,エホバ神はシナイ山麓で預言者モーセの仲介によりユダヤ国民をご自分との契約関係に入れました。同国民は喜んでその契約に加わり,その律法の法典を守ることに同意しました。その律法の基本的なおきてとなったのは有名な十戒です。(出エジプト 19:1から24:8)特にこうした契約の取決めによって,エホバはその国民を治める天の王になりました。つまり,彼らは今やエホバに服従する「国民」となったのです。(申命 33:5)そのイスラエル人は紅海において死から救い出された後,「エホバは定めのない時まで,とこしえまでも王として支配される」と大声で歌って,自分たちの王としてのエホバの賛美を既に歌っていたのです。―出エジプト 15:18,新。

      11,12 (イ)イスラエル国民はどのようにして神のみ名の民となりましたか。(ロ)神はどうして,彼らの国家的な名称を用いて同国民に招待を出すことができましたか。

      11 この天の王は名前,つまりエホバというみ名を持っておられるので,イスラエル人は自分たちの神であるエホバとの律法契約に入ることによって,神のみ名の民となりました。彼らに神の名がつけられたのです。仲介者であったモーセは,契約の民であるイスラエル人に向かって次のように述べました。「あなたが,あなたの神,エホバのおきてを守り続け,またその道を歩んできたゆえに,エホバは,あなたに誓われたとおり,あなたをご自身のために聖なる民として立ててくださる。地の諸民族はすべて,あなたにエホバの名がつけられているのを見て,まさしくあなたを恐れよう」。(申命 28:9,10,新)この選ばれた国民に向かってエホバは,ご自分の預言者アモスの口を通して,「わたしは地上のすべての族の中から,あなたがただけを知った」と言われました。(アモス 3:2,新)その国民は神の名によって見分けられただけでなく,神はその国民の名を知っておられたのです。

      12 その国民に向かって神は,ご自身の預言者イザヤの口を通してこう言われました。「だが,今,ヤコブよ,あなたを造り出した方,イスラエルよ,あなたを形造った方,エホバはこう仰せられる。『恐れるな。わたしがあなたを買い戻したのだ。わたしはあなたの名を呼んだ。あなたはわたしのもの』」。(イザヤ 43:1,新)ゆえに,もしエホバが彼らに招待状を送る,つまり長期間有効な招待を出すことを望まれたのであれば,その国家的な名称を用いてそうすることができたでしょう。

      13 天の王は「婚宴に招いておいた者たち」の所在地をどうしてご存じでしたか。だれの誕生の例はこのことを示していますか。

      13 イエスの例えに出てくる王は,婚宴に招いておいた人たちの所在地を知っていました。同様に,エホバはその選民,つまり招かれた人々の「所在地」をご存じでした。それらの人たちがどこに住んでいるかをご存じだったのです。それこそ,彼らの父祖であるアブラハム,イサクそしてヤコブにエホバが約束なさった土地であり,エホバが忠実に彼らを導き入れた土地でした。バビロンの地に流刑にされた後でさえ,エホバは彼らをその同じ土地に復帰させました。王なるエホバは場所をたがえることなく,ご自分のみ子をその土地に遣わされました。アブラハムおよびダビデ王の子孫であるイエスが,西暦前2年の秋にユダヤ州のベツレヘムの町で生まれたのは,決して何かの手違いや偶然ではありません。王なるエホバは何世紀も前にご自分の預言者ミカを通して,その奇跡的な誕生の起こる場所を予告しておられました。―ミカ 5:2。

      14 知らせを伝える使いたちが着いたとき,「招いておいた者たち」に初めて最初の招待が差し伸べられたのですか。それとも,知らせと招待の間にはどんな関係がありましたか。

      14 イエスの例えの成就においても,王なるエホバは,「婚宴に招いておいた者たち」の所在地つまり居住地をご存じでした。それで,彼らが既に招かれていたその婚宴の用意が整い,彼らが旺盛な食欲を抱いてそこに行くべき時刻が到来した時,それを知らせる使いたちをどこに遣わすべきかを,当然エホバはご存じでした。

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