-
会衆の集会 ― その3: 神権学校はどのようにわたしたちの益となっているか王国宣教 1981 | 4月
-
-
な特色です。割当ての章に対して全体的な短い説明を述べ,情報が兄弟たちにとってなぜ,どのように価値があるのかを認識するよう聴衆を助けるのは,学校の監督や,監督から割当てを受けた他の資格ある長老たちの責任です。そのためには,この部分が実際的なものになるように,その兄弟が一層よく準備することが必要です。可能な範囲で,その週の聖書朗読から学んだ点について,聴衆の中から注解を求めることができます。あなたは毎週,聖書朗読の予定に付き従って,個人的に益を得ておられますか。割当ての部分を予習する上で一つ助けになるのは,認識を高めたり,何らかの必要な資質の面で家族を強めてくれる聖句や,物語中の模範から教訓を引き出すのに役立つような聖句を探すことです。―テモテ第一 4:13。詩 1:1,2。
5 第2の話は聖書朗読ですが,これはすべての人,特に新しい兄弟たちや年若い兄弟たちの益になります。みなこれによって公の朗読をする能力の点で進歩するよう助けられてきました。神権学校のこの訓練のおかげで,学齢期にある多くの若者たちは,一般の学校で国語においても話す能力の点でも目覚ましい進歩を遂げてきました。―テモテ第一 4:15,16。
6 第3の話は,姉妹たちが話すことになっています。可能であれば若い人たちにもこの割当てが与えられ,学校の監督によって一人の相手が決められます。いろいろ実際的な場面を設けるために,もし望むならほかにも姉妹たちを用いることができます。出席しているすべての人にとってこの部分を実際的,現実的,教訓的なものとするために,家庭内,野外奉仕中,会衆内その他の場所で生じる状況などを用いることができます。もちろん,場面よりも資料に主な考慮が向けられるべきです。
7 第4の話は,なるべく男子の研究生が話します。聴衆全体に対して話されるこの話は,「ものみの塔」と「目ざめよ!」の様々な記事に基づいています。資料は,『すべてのことを確かめ,りっぱな事がらをしっかり守る』よう聴衆を助ける,真に教訓的で有益なものであるはずです。―テサロニケ第一 5:21。
8 大いに助けとなる学校の特色は,何と言ってもそれぞれの話のあとで演壇から与えられる助言でしょう。これは研究生が改善に努めるべき点を認識する助けになります。真理を語り,弟子を作る点での自分の努力に特定の原則を適用すれば,この備えから実際にすべての人が益を得られます。(フィリピ 3:16)わたしたちはいつもエホバに助言を仰ぐのではないでしょうか。詩篇作者が,『あなたはご自分の助言をもってわたしを導いてくださるのです』と書いた通りです。(詩 73:24,新)親切に,励みとなる仕方で与えられる学校の監督の助言を感謝すれば,研究生は話す能力において進歩してゆくことでしょう。ですから,神権学校に入っている人たちは,そのような助言やそれが与えられる時の精神が聖書の優れた原則に支配されていることを知るべきです。―箴 19:20。コリント第二 3:5。
9 毎週定期的に出席すれば,この霊的教育の備えに対する感謝を深める助けになるでしょう。話を割り当てられたなら,すべての研究生は自分の割当てを果たし,信頼性を示す必要があります。そうすれば学校の監督は,代わりの人をしばしば求める必要がなくなるでしょう。
10 エホバは,ご自分の民が真理をはっきりと,理解できるように話すための備えを設けておられます。わたしたちは,家族や友人との会話の中で,職場で,また野外活動において,神を恐れ,そのおきてを守るよう他の人を動かすような仕方で発言しようではありませんか。(伝道 12:9-14)そのためには,神権学校の益を逃してしまうわけにはいきません。
-
-
『それゆえ,行って,弟子としなさい』王国宣教 1981 | 4月
-
-
『それゆえ,行って,弟子としなさい』
1 復活後,イエスはご自分の忠実な弟子たちに,「それゆえ,行って,すべての国の人びとを弟子とし,……わたしがあなたがたに命令した事がらすべてを守り行なうように教えなさい」との遠大な使命をお与えになりました。―マタイ 28:19,20。
2 教えて弟子を作る点で,イエスは既に優れた模範を弟子たちに残しておられました。天に戻られる前の,復活したイエスに会い,その言葉を聞く特権を得た弟子たちは500人以上にのぼりました。(コリント第一 15:6)当時知られていた世界の隅々にまで弟子を作る業を遂行することは,今やそれら1世紀のクリスチャンの責任でした。ところで,わたしたちの時代についてはどうでしょうか。わたしたちも,人々の家に行って教え,彼らを真のクリスチャンの弟子とする点で,イエスの模範に精力的に従い続けます。
弟子を作る自分の業を改善する
3 弟子を作る業には命を救う益があるのですから,わたしたちはこの終わりの時に,緊急感をもって取り組まねばなりません。(ヨハネ 17:3)あなたはそれに参加しておられますか。そうでないなら,心の正直な人々に神の言葉の真理をさらに教えるため,再訪問をしたり,家庭聖書研究を司会したりする点で援助を受けたいと思われますか。そのような援助は,ほかならぬあなたご自身の会衆内で得られます。
4 確かに,聖書研究の監督というものは各会衆にもはやありません。しかし,会衆内に弟子を作る活動を徹底させてゆく務めは,現在会衆の書籍研究の司会者たちに委ねられています。彼らは大抵長老です。これらの兄弟たちは,あなたの活動に鋭い関心を抱いています。あなたが,文書を受け取った人や興味を示した人をさらに訪問するのを援助したいと思っているのです。そして,あなたが関心を持つ人と聖書研究を始めるのを援助し,あなたの研究について行くことさえしたいと思っています。まだそうしたことがなければ,いつでも援助したいと思っている彼らの助けを活用することにより,あなたもこの奉仕の分野を初めて楽しめるかもしれません。
5 また,書籍研究の司会者たちが,自分の群れで聖書研究を司会しているのはだれで,研究生はだれか,知っているのは良いことです。会衆の書記は,この点で司会者たちを助けるため,各司会者にその群れの伝道者たちの研究報告を渡してもよいでしょう。
6 報告によれば,弟子を作る活動にさらに多くの人が参加する必要のあることが分かります。例えば,1980奉仕年度中,160万冊以上の本が日本中の人々に配布されました。毎月司会された聖書研究の数の平均は7万5,000件でした。それで,もっと多くの人が野外での配布からさらに一歩進んだ業に参加すれば,疑いなく,さらに多くの聖書研究が取り決められ,クリスチャンの弟子がなお一層生み出される見込みが得られるに違いありません。
-
-
神権的ニュース王国宣教 1981 | 4月
-
-
神権的ニュース
◆ 次の会衆で王国会館が献堂されました。北海道,札幌・西野。新潟,燕。埼玉,熊谷。埼玉,桶川。東京,調布・東と西。東京,国立。神奈川,厚木・南と北。山梨,塩山。山梨,富士吉田。兵庫,神戸・須磨東と須磨西。兵庫,川西・清和台。徳島,鳴門。徳島,徳島・北島。
◆ 埼玉県川口・北会衆は晩の伝道活動を計画し,雑誌を人々に配布しているとのことです。会衆からの知らせでは,それは全く違った区域で働いているようで,昼間会えない多くの人々に会い,たくさんの雑誌が配布されています。
-
-
会衆の書籍研究王国宣教 1981 | 4月
-
-
会衆の書籍研究
「千年王国」の書籍による会衆の書籍研究
4月 5日に始まる週 53-60ページ
4月12日に始まる週 61-68ページ*
4月19日に始まる週 68-77ページ*
4月26日に始まる週 77-83ページ*
* 副見出しの前まで
-
-
会話するための話題王国宣教 1981 | 4月
-
-
会話するための話題
聖書が書かれた理由
1. コリント第一 10:11 ― 警告を与える。
2. テモテ第二 3:15 ― 人を賢くして救いに至らせる。
-