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支部の手紙王国宣教 1977 | 1月
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具体的で,実際的な提案をしたいと思います。
10月に正規開拓,補助開拓,伝道者合計は新最高数に達しました。そして再訪問や研究を高めるための新しい3種類の小冊子が出されましたが,みなさんはすばらしい感謝と熱意をもってこれを活用なさいました。新最高数である27万冊以上が配布されたのです。これからなすべきことは関心を示す方々すべてを親しく再訪問して効果的に家庭聖書研究を取り決めることです。新しい「良いたより」の書籍も入手できたのは何と感謝すべきことでしょう。これらの備えを用いて,教える業にいままで以上の努力を傾けましょう。
日本支部のみなさんの兄弟
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あなたの奉仕会王国宣教 1977 | 1月
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あなたの奉仕会
1月2日に始まる週
20分: 40番の歌。会衆への発表。「聖書を用いなさい ― その音信には力があります」の記事の要点を質問と答えで活発に討議する。もし望むなら野外で聖書を用いて提供することを,父親が子供にあるいは研究司会者が新しい伝道者に教える実演を含められる。
16分: 大会は神の言葉に対するわたしたちの認識を高める。司会者は何人かの新しい人を含む6人程の兄弟姉妹と1976年「年鑑」210ページ2節から233ページ4節までを討議する。わたしたちの聖書への認識が過去何年間もの大会を通してどのように高められたか示す。
討議に参加している人たちは次のような質問をすることができる。(1)1950年の増し加わる神権政治大会を通して,「君たち」についてどんな解明がなされたか。(213,214ページ)(2)1958年の神の御心国際大会はどんな理由で顕著な大会であったか。(216-218ページ)(3)「新世界訳」をどのように入手できたか。またこの聖書の顕著な特色や影響はどんなものか。(219,220ページ)(4)1953年の国際大会でどんなプログラムが発表されたか。わたしたちの伝道活動に関してどんな改善がなされたか。(227,228ページ)(5)1966年以降の大きな大会で聖書の教訓や助言を授けるために,どんな新しい方法が用いられているか。この方法は効果的か。(233ページ)昨年夏の地域大会でどんな教訓が劇によって示されたか。
結論として大会が神の言葉から必要な教訓を与え,またわたしたちが良いたよりのより良い伝道者となるのを援助するものであることを強調する。これからも聖書を読み,勤勉に活用し,仲間のエホバの崇拝者たちと共に定期的に集うことによって,聖書に対するわたしたちの認識をよく表わすことができる。
9分: 質問箱,「新しい研究の予定」の要点を出席者と共に討議する。
15分: 「良いたよりを伝える ― 小冊子で始まった研究を続ける」。聴衆も参加する。記事の要点を実演で示す。14番の歌。
1月9日に始まる週
8分: 36番の歌。この集会は姉妹たちの持っている問題と実行可能な解決策について討議するよう準備されていることを説明する。多くの姉妹は,夫が反対していたり無関心であったり,また家庭で難しい問題を抱えていたり,その他の問題を持っている。幾つかの実際的な提案をかわし合うことが望まれている。プログラムのいろいろな部分で自分の意見を述べ,経験や気付いている事柄を話す機会があるが,これらは出席しているすべての人,特に姉妹たちに益となるものである。
20分: 「真理は日ごとに益をもたらす」。質問と答えで網らする。主にこの記事に示されている主旨に沿った会衆内の経験を述べてもらう時間をとっておく。このプログラムを扱う兄弟が前もって,参加する人たちと打ち合わせておくならば大変有益なものとなる。
20分: 家族を強めるための婦人の役割。母親は一般に父親よりも初期の成長期にある子供と共に多くの時間を過ごす。彼女たちは良い子供となるすばらしい影響を及ぼすことができ,幼少時に培われる習慣や態度にかなりの影響を与えられる。次のような質問を聴衆に尋ねる。母親は,幼い心が霊的な基準に沿って形造られるために幼少のころから子供とどんな事を話し合うべきか。母親は申命記 6章6-9節と調和して子供をどのように訓練できるか。母親は,どのようにそしていつから子供が野外奉仕にあずかるよう取り決められるか。ある補助開拓者はどのように霊的な事柄に沿って家族をより一層強めているか。姉妹たちや他の人たちがこうした質問について注解し,自分たちの観察していることを述べたり,お互いの考えを分かち合うように勧める。わたしたちはこうして多くのことを学べる。
12分: 会計報告。その後この集会から学んだ事柄を聴衆に尋ねる。姉妹たちが学んだ実際的な方法について述べるよう励ます。これまでに予約を得ることのできた伝道者たちから励みとなる経験を聞く。39番の歌。
1月16日に始まる週
15分: 62番の歌。会衆への必要な発表を行なう。支部の手紙を二人の開拓者が討議する。
5分: 神権的ニュース。
25分: いろいろな仕方で「新しい人格」を表わす。エフェソス 4章25-32節の討議。24節の「新しい人格を着ける」ことの大切さに関して紹介のことばを述べる。(1)25節を読む。他の人との関係で,真実を語ることはなぜ重要か。(2)26と27節を読む。(イ)人は『憤っても』どのように罪を犯さないようにするか。(ロ)怒りの原因をなぜ早く取り除くべきか。(3)28節を読む。クリスチャンはどのように必要物や窮乏している人に分け与えるものを入手できるか。(4)29節を読む。舌を正しく用いればどのように築き上げるか。(5)30節を読む。人はどのようにエホバの霊を「憂えさせる」か。(6)31と32節を読む。(イ)親切,同情心,そして許す態度は,苦々しさやののしりのことばを『あなたがたから除く』のにどのように助けになるか。(ロ)エホバはどのように完全な模範を示しておられるか。このことがわたしたちの王国奉仕にどのように関係しているか示す。
15分: 「柔和 ― 強さそれとも弱さ?」1976年11月15日号「ものみの塔」の記事に基づく話。時間が許すならば,記事に引用されていない聖句を引いて調べる。柔和が野外奉仕で助けになる理由を強調する。112番の歌。
1月23日に始まる週
12分: 95番の歌。会衆への発表。そして次の諸点を網らする。わたしたちは人類史の特別な時期に生きている。地上で神から独立しようとした人間生存の一章は,まさに終わろうとしている。正義の王国支配の下での新しい一章がまさに始まろうとしている。わたしたちは何を行なっているか。わたしたちは,今そして将来に難しい事態に直面する。しかしイエスは,わたしたちが恐れることなくむしろ勇気を出すように教えた。救出が近づいている。(ルカ 21:25-28)この時期に,わたしたちはなすべき業 ― 全地で王国を宣べ伝え,弟子を作る業をゆだねられている。(マタイ 28:19,20)業は依然続けられており,成果をあげている。もし人々が神の声を聞くのであれば,この業を続行するのは大切である。
26分: 神の声とイエスの声を聞く。(聖書を用いて聴衆と討議する)過去においてエホバの声が人間にはっきりと聞こえたことがある。(三度の機会に: [1] イエスのバプテスマ。[マルコ 1:11] [2] イエスの変ぼう。[マルコ 9:7] [3] 西暦33年,イエスにとって最後の過ぎ越しの少し前。[ヨハネ 12:28,29])今日の人々も神の声を聞くことができる。どのようにして。文字通り聞きとれる仕方でエホバが話すことは,必要ではない。人々は,神が聖書に記させた事柄を従順に認めそれに注意を払うことにより,神の声を聞くことができる。「声」は「エホバの口から出るすべてのことば」に当てはまるものとして用いられた。(マタイ 4:4)イエスの声に関しても同様。彼はご自分のことを「りっぱな羊飼い」と呼んでおられる。彼の羊は「彼の声を聴き,……羊は彼に従います。彼の声を知っているからです」。(ヨハネ 10:2-5,11)聖書に記録されているように,キリストの「羊」は,イエスの述べた事柄を真理と悟り,認める,という点で彼の声を「知っている」。彼らは,偽りの羊飼いである「よその者」の教えを受け入れることを拒絶する。彼らはイエスの命ずることに従う。では,今日の人々は神の声と神の主要な羊飼いの声をどのように聞くことができるか。聖書に述べられている神の命令や原則に耳を傾けることによってである。だれがそれらを人々に告げるか。僧職者ではない。彼らではなく,エホバの証人だけが王国の良いたよりを伝道したり,全地で聖書の真理を教える業に携わっている。キリストは今,人々に話し掛けることはない。しかし人々は,ちょうど監督にパウロがキリストの代理として懇願したような目に見える代表者を通して「彼の声を聴く」ことができる。(コリント第二 5:20)パウロがフィリピで伝道した時,人々は耳を傾けた。(使徒 16:14)人々が神の「声」を聞こうとしているので,わたしたちが今日これと同じ業を続けることは本当に急を要することである。わたしたちは人々が「羊」か「やぎ」かを決めることができない。人がどちらの級に属するかは前もって決定されてはいない。すべての人が聞かねばならずまたわたしたちも伝道を続けねばならない。(ローマ 10:14)会衆の区域に喜んで耳を傾ける人々がまだいるだろうか。疑いなくそのような人々がいる。み言葉の伝道を続け,神とイエスの「声」を人々に聞かせよう。そうすれば彼らは決定を下すことができ,時がたてば自分が命を得る「羊」か,滅びに価する者としてイエスにより裁かれる「やぎ」であるかが示される。(マタイ 25:31-46)わたしたちすべては,このすばらしい声の業に参加する喜びにあずかれる。―マタイ 11:29,30。
22分: 「聖書に語らせる」と題する1月15日号「ものみの塔」の記事に基づく話。望むならば実演を含めることができる。区域に適用するように仕向ける。73番の歌。
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