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ほとんど6,000年にわたってたてられたエホバのための証しものみの塔 1976 | 1月15日
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自体そして神の新秩序における永遠の生命という栄光の前途を含めて,神の設けてくださったすばらしい備えのすべてを神に感謝しています。このすべては,忠実を保った神のみ子,メシアなる王イエス・キリストの犠牲によって可能とされました。彼らはエホバの主権が正当な主権であることを信じています。彼らの唯一の願いは神の正義の道に従うことです。彼らはサタンのために忠実の道からそらされることは決してないという決意を抱いています。彼らはサタンが偽り者であるのを証明することにあずかるのを喜び,確固とした信仰を抱いて,現代における「神の壮大な事がら」を告げ知らせるわざに励んでいます。間近に迫った大いなる日すなわち『エホバの怒りの日』にサタンとサタンにつき従う者,そしてサタンの悪しきわざすべてを除いて,エホバご自身が義をたて,ご自身の主権をあがめるため,まさに行動されようとしていることを知って,彼らはなんと大きな喜びを抱いているのでしょう!―使徒 2:11。ゼパニヤ 2:2,3。
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6,000年にわたり着々と展開してきた,人類に対するエホバの目的ものみの塔 1976 | 1月15日
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6,000年にわたり着々と展開してきた,人類に対するエホバの目的
アダムがエホバの正当な主権を公然と否認した時,エホバは憐れみと愛のこもった仕方で人類を扱われました。神は,アダムを即座に死なせ,この地にアダムの代わりとなる者を創造して始めからやり直すというようなことはされませんでした。むしろ,アダムを生き長らえさせ,人間家族が生み出されることを望まれました。アダムから始まったこの家族は,神によって「虚無に服させられました」が,それはアダムから受け継いだもののゆえに死の宣告下に置かれるようになったからです。人類は,自らの力でこの不幸な状態から抜け出る方法を見いだすことはできませんでした。ところが,虚無に対するこの服従は,「希望に基づいていた」と言えます。神はその比類のない過分のご親切のゆえに,アダムの子孫の中の忠実な者たちを救い出すことを目的としておられたからです。このようにして,それら忠実な者たちは「腐朽への奴隷状態から自由にされ」,元通りの神の子どもとなって,その「栄光ある自由」へと救出されるのです。この壮大な希望は,エホバご自身がエデンにおいて語られた預言の中に表明されていました。それでは,時代を千年ごとに区切って記録を調べ,人類に解放をもたらすご自分の目的を推し進める点で,神の側に少しでも遅れがあったかどうかを確かめてみましょう。―ローマ 8:20,21。創世 3:15。ペテロ第二 3:9。
西暦前4026年から3026年まで
人間の創造に先立つ幾千年もの期間をかけて,神は,人間家族のためにパラダイスの住まいを整えることにより,深い愛と関心を示されました。しかし,エデンで人間が反逆した時,主権を持つ支配者であるエホバは,法廷を開き,アダムとエバに死刑を宣告し,楽しみの園から両人を放逐しました。エホバは,ご自分の特質である公正に従って行動されました。しかし,人類種族を一掃するような仕方で刑を執行したりはされませんでした。今や罪人になったとはいえ,最初の夫婦は子供をもうけることを許されました。アダムとエバに刑を言い渡した際,エホバは,サタンとその追随者を打ち砕く「胤」つまり子孫を起こすことをも宣言されました。これは,神がアダムの子孫に対して憐れみ
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