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真理に対して確固とした立場をとるアフリカの「善意の人々」ものみの塔 1971 | 6月15日
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ヘンシェルが当地を訪れて,わざの組織化を図った。1960年,エホバの証人の数は100名に達した。支部事務所は1962年に設立され,現在966名のクリスチャンが神のことばを教えている。
アフリカの多くの国々におけると同様,ケニヤでの問題の一つは一夫多妻主義である。今日まで,エホバの証人の会衆には,一夫一婦という聖書の規準を守るため事態を調整した夫婦が306組ある。この高い道徳規準にかなう人々だけにバプテスマを施すというエホバの証人の主張は,政府当局者に感銘を与えている。
ナイロビ大会中,ある婦人は自分の家を訪れたエホバの証人に,「あなたがたの宗教はほんとうに人々を変化させますか」と尋ねた。
「市立競技場においでになり,ご自分で確かめてはいかがですか」という気持ちの良い返事がかえって来た。
彼女はそこでなんとすばらしい変化を目にしたことか。なぜそう言えるのか。アフリカの男性は家族の他の成員のために十分あるかどうかはおかまいなしに,自分ひとりで食事をとることが多い。家族の他の者は彼が食べ終わるのを待って食事をするのである。また,妻には重労働を全部させたうえに,子どもの世話もさせる。しかし,ナイロビに集まったエホバの証人たちはもはやそうした生活のし方をしていない。男たちは,アフリカの教会でよく見られるように女たちと別々になってはいなかった。家族がいっしょになって腰かけていた。夫と妻は子どもの世話をする責任をわかち合っていた。父親と母親それに子どもたちがいっしょに食事をしていた。それらの家族は聖書の真理によってもたらされた新しい家庭生活と家族の一致とを反映させている。
この大会でバプテスマを受けたのは四つの国々からの合計101名の人々だった。ものみの塔協会の会長による公開講演はスワヒリ語に通訳され,2,503名というケニアにおける出席者最高数の聴衆が集まった。
ナイロビ大会の最終日,ノア会長は閉会のことばの中で,聖書の高い諸原則にそって生活を変化するよう他の人々を訓練する教育のわざに引き続き携わるよう全員を励ました。また,会長の発表によれば,アフリカの10か所で開かれた「善意の人々」大会の出席者合計は17万5,218名に上り,仲間の人々を数えるエホバの証人の隊ごに新たに加わった奉仕者としてバプテスマを受けた人の数は5,115名だった。確かに,聖書の真理に対して確固とした立場を取り,自らを神の善意の人々として証明するアフリカの人々はますます増加している。
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老齢は妨げにならないものみの塔 1971 | 6月15日
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老齢は妨げにならない
● リベリアで休暇を利用して全時間奉仕をした人のうち,最年長者の奉仕者は76歳の老人でしたが,彼はなおも「さらに多くのことをする」必要性を感じました。どの家でもその年齢に敬意を表わして,老人を招き入れ,彼の話に耳を傾けました。階段を一,二段上ることさえ困難であるにもかかわらず,その老人は家から家の伝道という宣教活動の一部を欠かしませんでした。実際,手足を使うと痛みが少なくなることを発見したのです。後になって老人は次のように報告することができました。「わたしは毎日家から家を訪問し,夕方には再訪問をしたり,家庭聖書研究をしたりしました。現在わたしは四つの良い聖書研究を司会しています。しかもその全員が定期的に集会に出席しています」。老齢は休暇開拓奉仕をする上で少しも妨げにならないことを確信した彼は,こう付け加えました。「今わたしは他の老人たちに開拓奉仕をするよう励ましているところです」。
― エホバの証人の1971年度年鑑より
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読者からの質問ものみの塔 1971 | 6月15日
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読者からの質問
● 請求書の支払いに関して,クリスチャンはどんな見方をしますか。―アメリカの読者より。
この質問に関係する事態は数えきれないほどありますが,その基本となる答えはきわめて簡単です。ロマ書 13章8節の次の助言がこの問題に確かに当てはまります。「汝等たがひに愛を負ふのほか何をも人に負ふな」。借りたため,あるいは商品を購入したり労務を提供してもらったりしたため,他の人に支払う義務のある金銭を渡さないのは,確かに愛の欠けた行為です。霊感を受けた詩篇記者は次のように書いています。「あしき者はものかりて償は
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