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神のみまえに正しい立場を保つものみの塔 1964 | 1月15日
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と告げています。
「ある者たちがしたように,わたしたちは不品行をしてはならない。不品行をしたため倒された者が,一日に二万三千人もあった。これらの事が彼らに起ったのは,他に対する警告としてであって,それが書かれたのは,世の終りに臨んでいるわたしたちに対する訓戒のためである。だから,立っていると思う者は,倒れないように気をつけるがよい」。―コリント前 10:8,11,12,新口。
クリスチャンは,みだらな隣人に誘惑されたイスラエル人のように,このセックス狂の世界の誘惑にのらないよう,常に注意しなければなりません。使徒パウロは初期クリスチャンに書き送りました。「だから,地上の肢体,すなわち,不品行,汚れ,情欲…を殺してしまいなさい。…あなたがたは,古き人をその行いと一緒に脱ぎ捨て,造り主のかたちに従って新しくされ,真の知識に至る新しき人を着たのである」。―コリント前 3:5-10,新口。
不品行を避けるためには,神の正しいおきてで心を満たすことです。そしてそのおきてと一致した生活をするよういつも努力しなければなりません。これは次のことを意味します。「不品行といろいろな汚れや貪欲などを,聖徒にふさわしく,あなたがたの間では口にすることさえしてはならない。また,卑しい言葉と愚かな話やみだらな冗談を避けなさい。これらは,よろしくない事である。それよりは,むしろ感謝をささげなさい。あなたがたは,よく知っておかねばならない。すべて不品行な者…は,キリストと神との国をつくことができない」。―エペソ 5:3-5。ピリピ 4:8,新口。
ですから神のおきてははっきりしています。不品行,姦淫,同性愛,獣欲などの不道徳な行為は,神の怒りを招きます。たしかに多くの人は,神の正しいご要求を知るまえに,また異邦人と同じ生活をしていた間は,こうしたことがらを行なっていました。しかし,神のみまえに正しい立場を得てそれを保つことを心から望むなら,人はいま,「不品行を慎み,各自,気をつけて自分のからだを清く尊く保ち,神を知らない異邦人のように情欲をほしいままに」してはならないのです。―テサロニケ前 4:3-5。コリント前 6:9-11,新口。
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『その本がもっとあればと思っています』ものみの塔 1964 | 1月15日
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『その本がもっとあればと思っています』
◆ アメリカ,テキサス州のエホバの証者二人は,近くの刑務所をたずね,副看守長に会いました。報告は次の通りです。「いすをすすめられ,1時間ほど一緒に話しました。囚人たちの聖書の勉強の助けとして,『ものみの塔』や『目ざめよ!』誌が必要ではないかとたずねました。副看守長はすぐに答えて言いました,『そのような本がもっとあればといつも思っています。今いただければ大喜びです。車のところまで行って,運ぶのを助けましょう』。私たちは全部で70冊の雑誌を配布しました。以前にたずねた時に配布した『新世界訳聖書』について聞いてみました。彼はこのように答えました,『あの本は下監房でみんなが読みまわし,ちょうど今もどって来たところです。上監房の者たちも見せてくれと言っているので,これからそちらにまわそうと思っていたところです』。1冊では足りないのではないかとたずねると,2,3冊あったほうが便利ですねと彼は言いました。副看守長は話の中で,私たちがたずねた事と,新世界訳や雑誌に非常に感謝していました。話によると彼はかつて空軍にいたころ飛行機で往復する間にものみの塔の出版物を多く読んだとの事です。私たちはこの刑務所をまたたずねるのをたのしみにしています。
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