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ある神の死ものみの塔 1975 | 8月1日
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の権を執り,見えないさまで臨在し始めた主イエス・キリストは,今や間もないうちに不意の滅びをもたらすでしょう。地上の王たちがそのために用いられるとしても,滅びを宣告するものはイエスの口から出る「霊」すなわち動機を与える力です。
「不義の欺き」に従うことを避けなさい
僧職者に従う人すべてには,大きな危険が臨もうとしています。使徒はそのことを次のように述べています。「不法の者(の)存在……は……滅びゆく者たちに対するあらゆる不義の欺きを伴っています。彼らがこうして滅びゆくのは,真理への愛を受け入れず,救われようとしなかったことに対する応報としてなのです。そのゆえに神は,誤りの働きを彼らのもとに至らせて,彼らが偽りを信じるようにするのであり,それは,彼らすべてが,真理を信じないで不義を好んだことに対して裁きを受けるためです」― テサロニケ第二 2:9-12。
「不法の人」を間違いなく見分けることのできる証拠が今日,十分に存在しています。この時代に背教はその極みに達しました。その悪い実は十分に熟し,明らかにされ,また腐ったものであることが暴露されているゆえに,真理を望む人はだれでもそれを見いだすことができます。「真理への愛」を持つ人は,「不義の欺き」に従うのを避けるため,徹底的に調べることが必要です。たとえわたしたちとわたしたちの先祖が何世代にもわたってそれに捕らえられていたとしても,欺きに執着するよりは,真理を見いだしてそれを受け入れるほうが,だれにとってもずっと大切であり,また命にかかわる肝要なことです。これは生きるか死ぬかの問題となり得ます。神を代表する者として,あるいはそれ以上に「神」としてさえ「不法の人」を見,また聖書に記録された全能の神のことば以上にそのことばを受け入れ,こうして偽りを信ずる者のもとに,神は「誤りの働き」を至らせるからです。
神はこの「誤りの働き」を直接に送るのではなく,欺かれた人々が自らそれを望んでいることを証明するため,それが彼らのもとに至るのを許します。(ヘブライ 4:12と比べてください)このようにして,心の正しい人は神の裁きが正しいことを認められます。(啓示 19:2。テサロニケ第二 1:6-8)『真理への愛を受け入れない』ゆえに,「偽りを信じる」人々は,彼らの「神」である「不法の人」の死ぬ時に「滅びゆく者たち」の中に自分がいることに気づくでしょう。
この理由で,「不法の人」の正体を示し,また暴露する証拠を調べ,今そのための時間をとる人は,賢明な道を取っていることになります。その人は,神の輝かしい約束があることを発見して歓喜することでしょう。それはキリスト教世界の僧職者の間違った教えによって,覆い隠されていたものです。「神の神殿に座し,自分を神として公に示」すことによって,「不法の人」は,人々が真の神エホバとその愛の属性および人類に対するその目的を学び,また知るようになることを妨げてきました。
さらに「不法の人」の正体を見分けることだけに終わらず,いっそう調べるとき,真理を誠実に求める人は,人類に対する神の壮大な目的が今や成就の時を迎えようとしていることを知るでしょう。神を誤り伝えた者たちが滅びるのに続いて,現在の事物の体制は全く一掃されます。『救われるために真理への愛を受け入れ』,清められた地で生活する機会を受け入れる人々は生き残るでしょう。それらの事柄は,次号の「ものみの塔」誌上に取り上げられます。―啓示 19:19-21; 7:9-17; 21:1-4。ゼパニヤ 2:3。
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必要の大きな所で奉仕するものみの塔 1975 | 8月1日
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必要の大きな所で奉仕する
● ローデシアにおける昨奉仕年度の活動のなかでも,非常な励みを与えた顕著な事柄の一つは,国内の必要のきわめて大きい所で奉仕するようにとの招きに対する反響でした。ローデシアで発行されている「王国奉仕」は数か月の間,多くの援助を必要としている三つの場所の一覧表を毎月掲げました。兄弟たちが熱意を抱いて答え応じた結果,多くの新しい場所が切り開かれ,この国では462の会衆が今や513にふえました。―「エホバの証人の1975年の年鑑」より。
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