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慎み深く魅力的に装う目ざめよ! 1976 | 11月22日
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こう述べました。「どの女性管理職の場合でも,スカートと上着のスーツが一番便利で主な服装となっており,次に多いのはワンピースと上着の組み合わせである」。
多くの女性はそうした説得力のある意見を取り入れず,流行の先端を行くことを好みます。職を求める女性の中には,ジーパン,ホールター(婦人用スポーツ着)など,ごく気軽な服装で面接に現われ,雇う側の経営者を驚かせる者が少なくないからです。
スラックスーツは多くの女性にとって,買物着や普段着として大変実用的で快適な服装です。しかしある地域では,宗教的な集まりなどにそうした服装で出席することを人々は好ましく思いません。それでクリスチャンの女性は賢明にも,自分の住む地域ではそれがどう受け止められているかを考慮します。聖書の言葉を借りるなら,彼女はこうして「自分をすべての人間の良心に推薦する」ことができるのです。―コリント第二 4:2。
他の人を考慮するよう勧めると共に,聖書はクリスチャンの女性に,「よく整えられた服装をし,慎みと健全な思いとをもって身を飾り……神をあがめると言い表わす女にふさわしいしかたで,すなわち良い業によって身を飾るように」助言しています。(テモテ第一 2:9,10)他の人がクリスチャンの女性の服装を見て,そのクリスチャンは自分の信仰に忠実だろうかと疑問を抱くなら,それはもはや慎み深いものでないことは明らかです。この点で決定的な要素となるのは,それがワンピースかスカートか,あるいはスラックスかということではなく,「神をあがめると言い表わす」その人の住む地域では何が期待されているかということです。
スラックスなどある種の衣服は,男性と女性の両方が身に付けます。そうした場合,男性と女性の区別が付けがたいスタイルのものを着ないよう注意せねばなりません。これは,申命記 22章5節に記されている,『女は男の衣服をまとふべからず』という律法の精神に一致しています。
したがって,女性の慎み深い服装は,多くの事柄によって決定されます。重要なのはその人の態度,好み,生地の選択,その場に合った服装といった点です。自分にはどんな服装が合うかを知り,現在どんなスタイルが流行していても,自分に合った服を着るべきです。最後になりましたが大切な点は,静かで優しく慎み深い態度で他の人に接し,そうした慎み深さを服装に反映させることです。
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サケはきゅう覚を働かせるか目ざめよ! 1976 | 11月22日
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サケはきゅう覚を働かせるか
◆ サケは産卵のために川を上る際,どのようにして自分の生まれた場所を知るのだろうか。米国ウィスコンシン大学の科学者たちの主張によれば,サケは自分が生まれた川の化学的なにおいを覚えていてきゅう覚を働かせる。ある実験では,同じ状況でふ化した幾千匹ものサケが三つのグループに分けられた。六週間にわたって,一つのグループをある化学薬品に,また二番目のグループのそれとは別の化学薬品にさらし,三番目のグループは何の化学薬品にもさらさないでおいた。後日,サケはミシガン湖近くの川へ放され,湖へ移動して行った。産卵の時期になって,湖に近い二箇所の川に,以前使用された二種類の化学薬品のにおいが付けられた。最初の化学薬品にさらした魚の95%は,その化学薬品のにおいのする川に戻ってきた。また,二番目のグループの91%は,そのグループに用いられた化学薬品のにおいのする川に戻ってきた。化学薬品にさらされなかった魚は,様々な異なった川へ行った。こうした相違はにおいによるものと考えられている。
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