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読者からの質問ものみの塔 1980 | 3月1日
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ていたのかもしれません。(創世 22:1-14; サムエル後 12:3と比較してください。)娘たちを暴徒に差し出すに当たって,ロトは,エホバのご意志なら,神はエジプトですでにサラを守ったと同じように,自分の娘たちをも守ってくださるとの確信を抱いていたとも考えられます。(創世 12:17-19)そして,エホバは確かに,ロトとその娘が同性愛者の暴徒からだけではなく,これらの都市に臨んだ火による滅びからも安全に守られるよう事を運ばれました。―創世 19:15-29。
み使いたちは,ロトがそのような申し出をしたことによって自らの義を損なったとは述べていません。むしろみ使いたちは,10人の義人もいないそれらの都市に神が滅びをもたらされたとき,ロトとその家族が逃げるのを助けました。(創世 18:26-32)さらに意義深い点として,不法な行ないを見るだけで耐えがたい苦痛を味わっていたロトを,神は批判しようとはされませんでした。それどころか,心を読むことのできるエホバは,ロトを「義人」と呼んでおられます。―箴 15:11。ペテロ第二 2:8,9。
この記録は聖書の貴重な一部分です。この記録は,ソドムとゴモラの悪を目立たせるのに役立ち,正しい心を持つ読者に義憤の念を起こさせ,同性愛を非とする神の態度を明らかにしています。この記録はまた,神は義また公正であられ,悪行を大目に見ることはない,という聖書の保証の言葉を認識するのにも役立ちます。(申命 32:4)そして,ロトを「義人」と判断するに当たっても,神は同じように完全かつ公正であられたということにわたしたちは信頼を置くことができます。
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忘れてはならない出来事ものみの塔 1980 | 3月1日
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忘れてはならない出来事
イエス・キリストの死の記念式に心からご招待いたします
とき: 3月31日 月曜日 日没後
ところ: それぞれの土地のエホバの証人の王国会館
入場無料 寄付は集めません
イエスの死は今日のわたしたちにとって大きな意義があります。3月31日,月曜日,日没後,お近くで行なわれるこの記念の儀式に出席して,益をお受けになってください。
集まりの開かれる場所と時間の詳細については,お近くのエホバの証人にお尋ねください。
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