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「公審判」を生き残れますかものみの塔 1968 | 11月1日
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ます。「我また大なる白き御座およびこれに座し給ふもの[エホバ神]を見たり。天も[現在の悪い]地も,その御顔の前をのがれて跡だに見えずなりき。我また死にたる者の大なるも小なるも御座の前に立てるを見たり。しかして数々の[神の教えのしるされている]書展かれ,他にまた一つの書ありて展かる,即ち生命の書なり,死人は此等の書に記されたる所の,その行為に随ひて[それらの教えに対する彼らの従順に従って]審かれたり」― 黙示 20:11,12。
人類は,キリストによる千年の御国支配が終わって,サタンが一時的に解放され,最後の試練を受けて,初めて完全な意味で「生きかへ」ります。その最後の試練を通過する人すべては,正義のやどる完全な地上における永遠の命の権利を与えられます。その時はじめて彼らの名前が「生命の書」に永遠に記入されるのです。それで黙示録は,それらの人々についてこう述べているのです。「その他の死人は千年の終るまで生きかへらざりき」― 黙示 20:5。
これこそクリスチャンが待ち望んでいる「永遠の生命」です。それは,宇宙における珠玉にも似たこの地球に対する神の最初の目的どおり,完全に耕され,楽園となったこの地上における終わりのない生命です。
ゆえに,聖書は,世界の人類一般が,死後直ちに個人個人さばかれるとは教えていません。むしろ,キリストの千年統治の期間中,人類の大多数が受ける一般的なさばきについて教えています。そのときよみがえらされる人類は,神の御心を教えられ,また永遠の生命を受けるために,御心どおりに生活する機会に恵まれるのです。
いま準備しなさい
「生命の書」に名前を書いてもらうために,今どのように準備できますか。聖書を学び,それに従って生活することによります。神の教えにかなう人格をつちかいなさい。(コロサイ 3:5-14)神の教えに喜んで従う習慣をつちかいましょう。今そのような敬虔な生活の型を確立しておけば,イエス・キリストの千年統治の期間,神の与えられる教えに容易に従えるでしょう。その結果,神の祝福を受け,最後の試練に耐えそして完全な地上で永遠の生命を享受できるでしょう。キリストによる千年支配ののちに,自分の名前が「生命の書にしるされ(る)」ほど大切なことはほかにありません。―黙示 20:15。
人類一般のためのさばきの日に,またそののちにも,地上で生きる特権にあずかるために緊急に必要なのは,今,神の御心を学んで,実行することです。そうすれば,いまや急速に近づいている,現在の悪い事物の制度に臨む神のさばきの執行に生き残る道を歩めるのです。あなたは,まず現在の事物の制度の終わりを,それから「公審判」を生き残るために必要な手段を講じておられますか。それは,いまあなたが築いておられる生活の型に依存しています。
参照
1 F・ビゴロウクス著,「聖書辞典」(パリ,1903年版),第3巻,1837,1839欄。
2 ミグネ著,「神学百科事典」(ベティット-モントロージ,フランス,1850年版),第35巻,第1編,126欄。
3 J・ブリークート著,「実用宗教辞典」(パリ,1927年版)第2巻,203欄。
4 カトリック百科事典(ニューヨーク,1910年版)第8巻,552頁。
5 ラバーグネ著,「宇宙の最期」(パリ,1941年版)12頁。
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「汝は祉福の基となるべし」ものみの塔 1968 | 11月1日
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「汝は祉福の基となるべし」
● エホバがアブラハム(アブラム)に他の地へ行くよう命ぜられた時,神は愛ある目的を考慮しておられました。アブラハムは,命令に答え応じたので祝福を受け,他の人々の祉福の基となりました。創世記 12章1-4節はこのことを次のように述べています。「エホバ アブラムに言たまひけるは汝の国を出で 汝の親族に別れ 汝の父の家を離れて我が 汝に示さん其地に至れ……汝は祉福の基となるべし…アブラム すなはち エホバのおのれに言たまひし言にしたがひて出たり ロト彼と共に行り」。
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