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「新しい天と新しい地の創造」ものみの塔 1961 | 1月1日
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れるだろうか。一つの国民はひと時に生まれるだろうか」。(イザヤ 66:8,新世)1日のうちに,「エホバの日」のうちに生み出された「地」は,神の霊的な国民の復興した残れる者,すなわち地上にいる「小さな群れ」の残れる者の占める地的な立場です。それで,新しい地的な位置に住む最初の者たちは,一時に産み出された「国民」です。彼らはイエスの油注がれた弟子たちで,イエスが宮に来られた時は地上で生存しており,「忠実にしてさとい奴隷」級として奉仕します。(マタイ 24:45-47,新世)羊のごとき人々の大いなる群衆は,この霊的な国民のところに来ました。そして,新しく生まれたこの国民の基礎にもとづいて新しい世の社会は建てられました。ハルマゲドン前のいま,「新しい地」の住民の群れは,腐敗しきった死滅する古い世の中にあって,急速に増加し,成長しています。
新しい世の社会と交わるために「あらゆる国民,部族,民族,国語のうちから」出てくる羊のような人々の「大いなる群衆」の希望は何ですか。彼らの希望は,新しい世で生活し,地上で永遠の生命を楽しむことです。彼らは,神の霊的な国民の残れる者と共にハルマゲドンを生き残ると期待しています。彼らはまた,古い悪しき「地」が滅ぼされて後に残れる者が「新しい地」をエホバの崇拝にささげる時を強く待ちのぞんでいます。エホバの定めた時になると,残れる者はハルマゲドン後の「新しい地」を去って,永遠の「新しい天」で王なるイエス・キリストと共になります。それで,「新しい地」は,ついには「他の羊」だけで構成されるでしょう。正しい羊飼イエス・キリストは彼らのためにも死なれたのです。(ヨハネ 10:16)これらの「他の羊」の中に入る者たちは,ハルマゲドンを生き残る「大いなる群衆」とその子孫だけでなく,「義者と不義者の復活」のときに,死人の中からよみがえらされる者たちもいるのです。―黙示 7:9。使行 24:15,新世。
「新しい天と新しい地」の創造が行なわれているとは,なんと心ときめかすことなのでしょう! 間もない中に使徒ヨハネの見た幻は実現するでしょう。「わたしはまた,新しい天と新しい地とを見た。先の天と地とは消え去り,海もなくなってしまった」。(黙示 21:1,新口)「先の天」はサタンとその悪鬼共です。ハルマゲドンの時に過ぎ去る「先の地」は,サタンの世を支持するために組織されている古い世の社会です。「海」とは人類の悪い要素を象徴しています。それは「もはや」ありません。(イザヤ 57:20)悪はなくなってしまいます。なぜなら,ペテロは,「新しい天」と「新しい地」に「義が住む」と書いているからです。(ペテロ後 3:13)いまこそ,全世界の他の人々に,神が「新しい天と新しい地」を創造されているという最善のニュースを告げる時です!
「見よ,神はわが救である。わたしは信頼して恐れることはない。主なる神はわが力,わが歌であり,わが救となられたからである」。―イザヤ 12:2,新口。
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神の御名ものみの塔 1961 | 1月1日
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神の御名
ボリビアのラパスで発行された彼らの小冊子第12号の中で,メリーノールの司祭たちは,うっかりして神の御名がエホバであることを認めています。カトリックの翻訳は,エホバという名前を出さないことによってかえってそれを目立たせています。しかし,つぎにあげるのはカトリック発行の小冊子からの引用です。
「この戒め〔第二戒〕は,神の御名をみだりに用いるなと命令している。旧約聖書のユダヤ人は,神の御名を非常に尊敬していたため,その名を口にするのを避けるようになった。レビ記には,『エホバという名をのろう者はだれであっても死に定められる』と書かれている。だから『神の御名をみだりに口にあげる』ことに対する罰は死であった。そういう理由によってモーセは,神の御名をみだりにとりあげるぼうとく者を,石打ちにするよう人々に命じたのである」。
あなたの聖書には神の御名がのっていますか。神の御名は,もとのヘブル語聖書には,6800回以上でているのをご存じですか。
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