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慰めをエホバに求めなさいものみの塔 1996 | 11月1日
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後に神は,この救出を予示するものをも備えてくださいました。例えば神は,アダムの子セツを通してアダムの遠い子孫となったレメクに霊感を与えて,レメクの子が行なう事柄をこのように預言させました。「この者は,エホバがのろわれた地面から来るわたしたちの仕事と手の苦痛からの慰めをもたらしてくれるだろう」。(創世記 5:29)この約束にしたがって,その男の子はノアと名づけられました。その名には,「休息」また「慰め」という意味があると理解されています。
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慰めをエホバに求めなさいものみの塔 1996 | 11月1日
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8 エホバはその邪悪な世を全地球的な洪水によって滅ぼすことを意図されましたが,まずノアに箱船を造らせて命を長らえさせました。こうして人類と動物の種が救われました。ノアとその家族は,大洪水後に箱船から出て清められた地に立った時,大きな安らぎを感じたに違いありません。地面に対するのろいが解かれ,農耕がずっと容易に行なえるようになったことを知るのは,大きな慰めだったでしょう。レメクの預言は実現し,ノアはその名の意味どおりの人となりました。(創世記 8:21)神の忠実な僕ノアは,人間にある程度の「慰め」をもたらす器となりました。
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