聖せい書しょに出でてくる忠ちゅう誠せいという言こと葉ばは，完かん全ぜんで，つまりすべてがそろっており，傷きずも欠けっ陥かんもないことを意い味みしています。律りっ法ぽうによれば，イスラエル人じんがエホバにささげる動どう物ぶつの犠ぎ牲せいは，傷きずのないものでなければなりませんでした。b （レビ 22:21，22）神かみの民たみは，足あしや耳みみや目めに欠けっ陥かんがある動どう物ぶつや，病びょう気きの動どう物ぶつをささげてはなりませんでした。エホバにとって，その動どう物ぶつが完かん全ぜんで，傷きずも欠けっ陥かんもないことは重じゅう要ようだったのです。（マラ 1:6-9）わたしたちも果物くだものや本ほんや道どう具ぐを買かう時とき，大おおきな穴あなの開あいたものや，一いち部ぶが欠かけたものは欲ほしくないと思おもいます。完かん全ぜんで，傷きずがなく，欠けっ陥かんがないものを買かいたいと思おもうでしょう。エホバはわたしたちがそのような愛あいを示しめすことを願ねがっておられます。完かん全ぜんで，傷きずも欠けっ陥かんもない愛あいです。