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エホバは,へりくだった者たちの霊を生き返らせるイザヤの預言 ― 全人類のための光 II
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『遠くにいる者にも近くにいる者にも平和がある』
22 エホバは,(イ)悔い改めた者たちの,(ロ)また邪悪な者たちの,どんな将来を予告しておられますか。
22 エホバは,悔い改めた者たちの将来と,邪悪な歩みをやめようとしない者たちの将来とを対比させて,こう断言されます。「わたしは唇の実を創造しているのである。遠くにいる者にも近くにいる者にも長く続く平和があり,わたしは彼をいやす……。
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エホバは,へりくだった者たちの霊を生き返らせるイザヤの預言 ― 全人類のための光 II
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25 遠くや近くにいる大勢の人々が,どのように平和を知るようになっていますか。
25 今日でも,エホバの崇拝者たちは至る所で神の王国の良いたよりを宣明しています。遠くや近くの230を超える国や地域にいるクリスチャンは,唇の実をささげ,唯一まことの神の賛美を鳴り響かせています。その賛美の歌声は「地の果てから」聞こえます。(イザヤ 42:10-12)その声を聞いてこたえ応じる人々は,神の言葉 聖書の真理を受け入れています。そのような人々は,「平和を与えてくださる神」に仕えることから得られる平和を知るようになっています。―ローマ 16:20。
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エホバは,へりくだった者たちの霊を生き返らせるイザヤの預言 ― 全人類のための光 II
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23 唇の実とは何ですか。エホバは,その実をどのように「創造して」おられますか。
23 唇の実とは,神にささげられる賛美の犠牲,つまりみ名の公の宣明です。(ヘブライ 13:15)エホバは,その公の宣明をどのように「創造して」おられるのでしょうか。賛美の犠牲をささげるには,人はまず神について学び,次いで神に信仰を持たなければなりません。神の霊の実である信仰は,聞いた事柄を他の人に語るようその人を動かします。言い換えると,その人は公の宣言を行なうのです。(ローマ 10:13-15。ガラテア 5:22)とはいえ,結局のところ神の賛美を語り告げる任務を僕たちに与えておられるのはエホバである,という点も忘れてはなりません。そして,ご自分の民を解放し,その民がそうした賛美の犠牲をささげられるようになさったのはエホバです。(ペテロ第一 2:9)だからこそ,エホバがこの唇の実を創造なさると言えるのです。
24 (イ)だれが神の平和を知るようになりますか。その結果,どうなりますか。(ロ)だれは平和を知るようになりませんか。結果として,その者たちはどうなりますか。
24 ユダヤ人は,エホバへの賛美を歌いながら故国に帰還する時,まさに感動的な唇の実をささげることになるに違いありません。「遠くに」― いまだ帰還を待ちつつ,ユダから遠く離れた地に ― いようと,「近くに」― すでに故国に ― いようと,神の平和を知って喜びに満たされるに違いありません。
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