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引き網と魚はあなたにとって何を意味しますかものみの塔 1992 | 6月15日
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この保証の言葉はイエスの例えすべてに当てはまりますが,引き網に関する短いたとえ話に焦点を合わせることにしましょう。それはマタイ 13章47節から50節に記録されています。
深い意味を持つ例え
4 マタイ 13章47-50節の記録によると,イエスは例えによってどんなことを語られましたか。
4 「天の王国は,海に下ろされてあらゆる種類の魚を寄せ集める引き網のようです。それがいっぱいになったとき,人々は浜辺にたぐり上げ,腰を下ろして,良いものを器に集め,ふさわしくないものは投げ捨てました。事物の体制の終結のときにもそのようになるでしょう。み使いたちは出かけて行って,義人の中から邪悪な者をより分け,彼らを火の燃える炉にほうり込むのです。そこで彼らは泣き悲しんだり歯ぎしりしたりするでしょう」。
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引き網と魚はあなたにとって何を意味しますかものみの塔 1992 | 6月15日
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7 イエスは魚について述べた際に,どんなことを例えで説明しておられましたか。
7 その言葉と一致して,このたとえ話の魚は人間を表わしています。ですから,義なるものから邪悪なものを分けることについて述べている49節は,義なる海洋生物や邪悪な海洋生物ではなく,義なる人々や邪悪な人々のことを述べているのです。同様に50節についても,泣き悲しんだり歯ぎしりしたりする海洋動物のことを考えるべきではありません。そうです,このたとえ話は人々を集める業とその後に行なわれる人々を分ける業に関するものであり,結末から分かるとおり,分ける業はたいへん重大な業です。
8 (イ)ふさわしくない魚の結末に関してどんなことを学べますか。(ロ)ふさわしくない魚について述べられている事柄を考慮すると,王国に関してどんな結論を下すことができますか。
8 ふさわしくない魚,すなわち邪悪な者は火の燃える炉にほうり込まれ,そこで泣き悲しんだり歯ぎしりしたりしなければならなくなるという点に注目してください。ほかの箇所でイエスは,そのような泣き悲しんだり歯ぎしりしたりすることを王国の外にいることと結びつけておられます。(マタイ 8:12; 13:41,42)さらにマタイ 5章22節と18章9節では,永久の滅びに言及して,「火の燃えるゲヘナ」とさえ述べておられます。
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