昔むかし，神かみは全すべての国くにの人ひと々びとがそれぞれの道みちを進すすむままにしました。それでも，善よいことを行おこなって，ご自じ分ぶんのことを明あきらかにしていました。天てんからの雨あめと実みのりの季き節せつを与あたえ，食しょく物もつを豊ゆたかに供きょう給きゅうして人ひと々びとの心こころを喜よろこびで満みたしたのです」。（使し徒と 14:15-17）

14-16. パウロとバルナバがルステラの人ひとたちにした話はなしから学まなべる2つ目めと3つ目めのことは何なんですか。

¹⁴ 2つ目めに，相あい手てに合あわせたアプローチの大たい切せつさを学まなべます。イコニオムのユダヤ人じんやユダヤ教きょうに改かい宗しゅうした人ひとたちとは違ちがい，ルステラの人ひとたちは聖せい書しょについてほとんど知しりませんでした。神かみとイスラエル国こく民みんの歴れき史しについても知しりませんでした。一いっ方ぽう，ルステラは温おん暖だんな気き候こうと肥ひ沃よくな土と地ちに恵めぐまれ，農のう業ぎょうが盛さかんでした。収しゅう穫かくの時じ期きなどに，神かみが造つくった物ものの素す晴ばらしさを体たい験けんすることができました。パウロとバルナバは，相あい手てにとってなじみ深ぶかいものを題だい材ざいにして，説せつ明めいしました。（ロマ 1:19，20）