-
「人々の賜物」に感謝するものみの塔 1999 | 6月1日
-
-
パウロはテサロニケの会衆への手紙の中で,その成員にこう訓戒しました。「あなた方の間で骨折って働き,主にあってあなた方の間で主宰の任に当たり,あなた方を訓戒している人たちを重んじなさい。
-
-
「人々の賜物」に感謝するものみの塔 1999 | 6月1日
-
-
(テサロニケ第一 5:12,13)「骨折って働(く)」― この描写は,わたしたちのために私心のない態度で仕える献身的な長老たちに当てはまるのではないでしょうか。ここで少し,これら愛すべき兄弟たちが担っている重い荷について考えてみましょう。
15 多くの場合,長老は所帯を持っており,家族に必要な物を備えるために世俗の仕事をしなければなりません。(テモテ第一 5:8)もし長老に子どもがいるなら,父親として子どものために時間を割き,子どもに関心を払わなければなりません。学校の勉強を助けたり,子どもが有り余る活力を健全なレクリエーションで発散できるような時間を計画したりする必要もあるでしょう。(伝道の書 3:1,4)最も大切なこととして,長老は家族の霊的な必要を顧みます。家族の聖書研究を定期的に司会し,野外宣教で家族と共に働き,家族をクリスチャンの集会に連れて行くのです。(申命記 6:4-7。エフェソス 6:4)わたしたちの多くも担っているこうした責務のほかに,長老たちには付加的な務めがあることを忘れないようにしましょう。そうです,集会のプログラムを準備し,牧羊訪問をし,会衆の霊的福祉を顧み,必要な場合には審理問題を扱う,という務めです。それに加えて巡回大会,地域大会,王国会館建設,医療機関連絡委員会などに関連した責務を担っている長老もいます。こうした兄弟たちは確かに『骨折って働いて』います。
-