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  • 塔研22 08月号 20–25ページ
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔(研究用)2022
塔研22 08月号 20–25ページ

研究記事35

これからも「力ちからづけ合あってください」

「これからも励はげまし合あい,力ちからづけ合あってください」。テサロニケ第だい一いち 5:11

90番ばんの歌うた 励はげまし合あいましょう

何なにを学まなぶかa

1. テサロニケ第だい一いち 5章しょう11節せつによると,私わたしたち全すべてはどんなことを行おこなえますか。

あなたの会かい衆しゅうは,王おう国こく会かい館かんを新しん築ちくしたり改かい装そうしたりしたことがありますか。もしあるなら,そこで行おこなわれた初はじめての集しゅう会かいをよく覚おぼえていることでしょう。エホバに心こころから感かん謝しゃしたに違ちがいありません。胸むねがいっぱいになって,最さい初しょの歌うたを歌うたうことができなかったかもしれません。確たしかに,立りっ派ぱな王おう国こく会かい館かんを建たてることはエホバへの賛さん美びとなります。とはいえ,そこに集あつまる人ひとたちを力ちからづけることは,エホバにいっそう大おおきな賛さん美びをもたらします。パウロは,このことを念ねん頭とうに置おいて,この記き事じの主しゅ題だい聖せい句くであるテサロニケ第だい一いち 5章しょう11節せつを書かきました。(読よむ。)

2. この記き事じではどんなことを考かんがえますか。

2 仲なか間まを力ちからづける面めんで,パウロは素す晴ばらしい手て本ほんです。パウロは兄きょう弟だい姉し妹まいに思おもいやりを示しめしました。兄きょう弟だい姉し妹まいが(1)試し練れんに立たち向むかい,(2)平へい和わな関かん係けいを保たもち,(3)エホバへの信しん仰こうを強つよめるよう助たすけました。この記き事じでは,こうした点てんを考かんがえます。また,どうすればパウロに倣ならって仲なか間まを力ちからづけることができるかについても取とり上あげます。(コリ一いち 11:1)

試し練れんに立たち向むかうよう助たすけた

3. パウロはどんなバランスの取とれた見み方かたを持もっていましたか。

3 パウロは,兄きょう弟だい姉し妹まいを心こころから愛あいしていました。パウロ自じ身しん,いろいろな問もん題だいを経けい験けんしていたので,試し練れんに遭あっている兄きょう弟だい姉し妹まいに同どう情じょうし,思おもいやりを示しめすことができました。ある時とき,パウロは手て持もちのお金かねがなくなってしまったので,自じ分ぶんや同どう行こう者しゃの生せい活かつを支ささえるために働はたらく必ひつ要ようがありました。(使し徒と 20:34)パウロは天てん幕まく作づくりを仕し事ごとにしていました。コリントに着ついてしばらくの間あいだは,同おなじ仕し事ごとをしていたアクラやプリスキラと一いっ緒しょに働はたらきました。それでも,「安あん息そく日びごとに」ユダヤ人じんやギリシャ人じんに伝でん道どうしていました。やがて,シラスとテモテがやって来くると,「パウロは神かみの言こと葉ばを伝つたえることに専せん念ねんし」ました。(使し徒と 18:2-5)パウロは人じん生せいの中なかで一いち番ばん大たい切せつにすべきことを決けっして見み失うしないませんでした。エホバに仕つかえることを中ちゅう心しんにしていたのです。パウロは,宣せん教きょうの面めんでも自じ分ぶんの生せい活かつを支ささえる面めんでも一いっ生しょう懸けん命めいに働はたらいていたので,兄きょう弟だい姉し妹まいに励はげましを与あたえることができました。どんなことを教おしえたのでしょうか。毎まい日にちの生せい活かつの中なかでぶつかる問もん題だいや家か族ぞくを養やしなうことに思おもいを奪うばわれて,何なんであれエホバへの崇すう拝はいに関かん係けいした「より重じゅう要ようなこと」をおろそかにすることがあってはいけない,ということです。(フィリ 1:10)

4. パウロとテモテは迫はく害がいに直ちょく面めんしている兄きょう弟だい姉し妹まいをどのように助たすけましたか。

4 テサロニケに会かい衆しゅうができて間まもなく,クリスチャンになったばかりの兄きょう弟だい姉し妹まいは激はげしい反はん対たいに直ちょく面めんしました。暴ぼう徒とと化かした反はん対たい者しゃたちは,パウロとシラスを見みつけられなかったので,「何なん人にんかの兄きょう弟だいたちを町まちの支し配はい者しゃたちの所ところに」引ひきずっていき,「この男おとこたちは皆みなカエサルの命めい令れいに逆さからって行こう動どうし……ています」と叫さけびました。(使し徒と 17:6,7)新あたらしいクリスチャンたちは,人ひと々びとから反はん対たいされて,どれほど不ふ安あんに感かんじ,恐おそれたことでしょう。エホバに仕つかえようという気き持もちが弱よわまってしまってもおかしくない状じょう況きょうでした。でも,パウロはそうなってほしくないと思おもっていました。パウロとシラスはテサロニケを去さらなければいけませんでしたが,この新あたらしい会かい衆しゅうがきちんと世せ話わを受うけられるようにしました。パウロはこう言いっています。「テモテを遣つかわしました。テモテは私わたしたちの兄きょう弟だい……です。彼かれを遣つかわしたのは,皆みなさんの信しん仰こうが強つよくなるよう,皆みなさんを力ちからづけ,慰なぐさめるためです。誰だれにもこのような苦く難なんによって動どう揺ようしてほしくないからです」。(テサ一いち 3:2,3)テモテは,故こ郷きょうのルステラで迫はく害がいを経けい験けんしていたようです。その時とき,パウロが兄きょう弟だいたちを力ちからづける様よう子すを目めにしていました。エホバの助たすけを目まの当あたりにしたテモテは,テサロニケの兄きょう弟だい姉し妹まいに心しん配ぱいする必ひつ要ようはないことを確かく信しんを込こめて伝つたえることができました。(使し徒と 14:8,19-22。ヘブ 12:2)

5. ブライアント兄きょう弟だいは,長ちょう老ろうの助たすけからどのように力ちからづけられましたか。

5 パウロはほかにもどんな方ほう法ほうで仲なか間まを力ちからづけたでしょうか。バルナバと一いっ緒しょに,ルステラ,イコニオム,アンティオキアを再ふたたび訪ほう問もんした時とき,2人ふたりは「会かい衆しゅうごとに長ちょう老ろうたちを任にん命めいし」ました。(使し徒と 14:21-23)それらの長ちょう老ろうたちは,会かい衆しゅうの慰なぐさめとなったことでしょう。現げん代だいの長ちょう老ろうたちも同おなじです。ブライアント兄きょう弟だいはこう言いいます。「15歳さいの時とき,父ちちは家いえを出でていき,母ははは排はい斥せきされました。見み捨すてられたように感かんじ,とても落おち込こみました」。こうした大たい変へんな時とき,ブライアント兄きょう弟だいにとって何なにが助たすけとなったでしょうか。「長ちょう老ろうのトニー兄きょう弟だいが,集しゅう会かいの時ときなどによく話はなし掛かけてくれました。試し練れんに遭あっても喜よろこびを保たもった人ひとたちのことを話はなしてくれました。そして,詩し編へん 27編へん10節せつを読よんでくれましたし,ヒゼキヤの話はなしもよくしてくれました。ヒゼキヤは,父ちち親おやが良よい手て本ほんではなかったのに,エホバへの忠ちゅう実じつを保たもったんです」。ブライアント兄きょう弟だいは,こうした助たすけからどのように力ちからづけられたでしょうか。こう言いっています。「トニー兄きょう弟だいの励はげましのおかげで,やがて全ぜん時じ間かん奉ほう仕しを始はじめることができました」。長ちょう老ろうの皆みなさん,ブライアント兄きょう弟だいのように励はげみとなる「良よい言こと葉ば」を必ひつ要ようとしている人ひとたちを進すすんで助たすけてください。(格かく 12:25)

6. パウロは,兄きょう弟だい姉し妹まいを励はげますために何なにをしましたか。

6 パウロは,「大おお勢ぜいの証しょう人にんたち」がエホバからの力ちからを受うけて試し練れんを忍にん耐たいしたことについて述のべています。(ヘブ 12:1)パウロは,兄きょう弟だい姉し妹まいがさまざまな試し練れんを乗のり越こえた昔むかしの人ひとたちについて学まなぶなら,勇ゆう気きが得えられ,「生いきている神かみの都と市し」に思おもいを向むけ続つづけることができる,ということを理り解かいしていました。(ヘブ 12:22)現げん代だいでも同おなじことが言いえます。エホバがギデオンやバラクやダビデやサムエルといった人ひとたちを助たすけた記き述じゅつを読よむと,本ほん当とうに力ちからが得えられるのではないでしょうか。(ヘブ 11:32-35)また,現げん代だいの信しん仰こうの手て本ほんからも励はげみを得えられます。世せ界かい本ほん部ぶには,エホバに忠ちゅう実じつに仕つかえてきた人ひとたちのライフ・ストーリーを読よんで信しん仰こうを強つよめられた,という手て紙がみがよく届とどきます。

平へい和わな関かん係けいを保たもつよう助たすけた

7. ローマ 14章しょう19-21節せつにあるパウロの言こと葉ばから,どんなことを学まなべますか。

7 会かい衆しゅうをいっそう平へい和わなところにするよう努ど力りょくするなら,仲なか間まを力ちからづけることができます。意い見けんの違ちがいが原げん因いんで分ぶん裂れつが生しょうじるようなことがないようにしましょう。聖せい書しょの教おしえに反はんしない事こと柄がらに関かんしては,自じ分ぶんの意い見けんを押おし通とおそうとしてはいけません。1つの例れいを考かんがえてみましょう。ローマの会かい衆しゅうには,ユダヤ人じんとユダヤ人じんではない人ひとたちがいました。モーセの律りっ法ぽうが廃はい止しされたので,食たべ物ものに関かんする規き定ていを守まもる必ひつ要ようはなくなりました。(マル 7:19)それで,どんな物ものでも食たべてよいと考かんがえるようになったユダヤ人じんたちがいました。一いっ方ぽう,そうは思おもわないユダヤ人じんもいました。そのために,会かい衆しゅうが分ぶん裂れつしてしまっていました。パウロは,平へい和わを保たもつことの大たい切せつさを教おしえるためにこう言いいました。「肉にくを食たべることやぶどう酒しゅを飲のむことなど,兄きょう弟だいに過あやまちを犯おかさせるような事こと柄がらは何なにも行おこなわないのがよいでしょう」。(ローマ 14:19-21を読よむ。)このようにしてパウロは,意い見けんの違ちがいを大おおきな問もん題だいにするなら,一人ひとり一人ひとりにも会かい衆しゅう全ぜん体たいにも悪あく影えい響きょうが及およぶ,ということを兄きょう弟だい姉し妹まいが理り解かいできるように助たすけました。また,パウロ自じ身しん,誰だれかに過あやまちを犯おかさせるようなことは行おこなわないようにしました。(コリ一いち 9:19-22)私わたしたちも同おなじように,好このみに関かんすることを問もん題だいにしないことによって,仲なか間まを力ちからづけ,平へい和わを保たもつことができます。

8. 会かい衆しゅうの平へい和わを脅おびやかすような問もん題だいが生しょうじた時とき,パウロはどうしましたか。

8 パウロは,重じゅう要ような事こと柄がらに関かんして意い見けんが違ちがう相あい手てと平へい和わを保たもつ点てんで,立りっ派ぱな手て本ほんを示しめしました。1世せい紀きの会かい衆しゅうには,クリスチャンになった異い国こくの人ひとは割かつ礼れいを受うける必ひつ要ようがある,と主しゅ張ちょうするユダヤ人じんがいました。それは,反はん対たい者しゃからの批ひ判はんを避さけるためだったようです。(ガラ 6:12)パウロは,この意い見けんは間ま違ちがっていると考かんがえていましたが,自じ分ぶんの意い見けんを押おし通とおそうとするのではなく,エルサレムにいる使し徒とや長ちょう老ろうたちに判はん断だんを仰あおぎました。(使し徒と 15:1,2)パウロがこのように行こう動どうしたので,会かい衆しゅうの喜よろこびと平へい和わが保たもたれました。(使し徒と 15:30,31)

9. パウロの手て本ほんにどのように倣ならえますか。

9 何なにかのことでなかなか意い見けんが一いっ致ちしない時ときには,会かい衆しゅうを世せ話わするようエホバから任にん命めいされている人ひとたちに助たすけを求もとめるなら,平へい和わを守まもることができます。聖せい書しょに基もとづく指し示じは,多おおくの場ば合あい,出しゅっ版ぱん物ぶつや組そ織しきから与あたえられるガイドラインの中なかに載のせられています。自じ分ぶんの意い見けんを通とおそうとするのではなく,そうした指し示じに従したがうなら,会かい衆しゅうの平へい和わに貢こう献けんできます。

10. パウロは仲なか間まとの関かん係けいをいっそう平へい和わなものとするために,ほかにもどんなことをしましたか。

10 パウロは,仲なか間まとの関かん係けいをいっそう平へい和わなものとするために,兄きょう弟だい姉し妹まいの良よくない点てんではなく良よい点てんに注ちゅう目もくしました。例たとえば,「ローマのクリスチャンへの手て紙がみ」の最さい後ごの部ぶ分ぶんで,パウロは多おおくの人ひとたちの名な前まえを挙あげています。そして,そうした人ひとたちの個こ人じん的てきな事こと柄がらを含ふくめたり,良よい点てんを褒ほめたりしています。私わたしたちも,兄きょう弟だい姉し妹まいの良よい点てんを惜おしみなく褒ほめるなら,パウロに倣ならうことができます。そのようにして,仲なか間まとの絆きずなを深ふかめ,会かい衆しゅうをもっと愛あいのあふれたところにすることができます。

11. 意い見けんが合あわない時とき,平へい和わな関かん係けいを取とり戻もどすためにどんなことができますか。

11 経けい験けんを積つんだクリスチャンであっても,時ときには意い見けんが合あわなかったり,議ぎ論ろんになったりすることがあるかもしれません。パウロとバルナバの場ば合あいがそうでした。2人ふたりはとても親したしかったものの,次つぎの宣せん教きょう旅りょ行こうにマルコを連つれていくかどうかで議ぎ論ろんになってしまいました。そして,「怒いかりが激はげしくぶつかって」,2人ふたりは別わかれることになりました。(使し徒と 15:37-39)でも,パウロとバルナバとマルコは良よい関かん係けいを取とり戻もどしました。会かい衆しゅうの平へい和わと一いっ致ちをとても大たい切せつにしていたからです。後のちにパウロは,バルナバとマルコのことを高たかく評ひょう価かしています。(コリ一いち 9:6。コロ 4:10)私わたしたちも同おなじように,会かい衆しゅうの仲なか間まとの意い見けんの違ちがいを乗のり越こえ,兄きょう弟だい姉し妹まいの良よい点てんにいつも目めを向むける必ひつ要ようがあります。そうすれば,平へい和わと一いっ致ちに貢こう献けんすることができます。(エフェ 4:3)

兄きょう弟だい姉し妹まいの信しん仰こうを強つよめた

12. 兄きょう弟だい姉し妹まいはどんな問もん題だいと闘たたかっていますか。

12 私わたしたちは,仲なか間まの信しん仰こうを強つよめることによっても力ちからづけることができます。兄きょう弟だい姉し妹まいの中なかには,エホバの証しょう人にんではない家か族ぞくや同どう僚りょうやクラスメートからばかにされている人ひとがいます。重おもい病びょう気きや心こころの傷きずと闘たたかっている人ひともいます。また,バプテスマを受うけて以い来らい,この体たい制せいが終おわるのを長なが年ねん待まってきた人ひともいます。こうしたことは,どれも信しん仰こうの試し練れんとなることがあります。1世せい紀きのクリスチャンも同おなじような問もん題だいを経けい験けんしました。では,パウロはそうした兄きょう弟だい姉し妹まいをどのように強つよめたでしょうか。

父親がjw.orgの記事を見ながら,幼い娘と話し合っている。娘はクリスマスカードを持っている。

人ひとを力ちからづけるために,パウロに倣ならってどんなことができるか。(13節せつを参さん照しょう。)b

13. パウロは,信しん仰こうをばかにされていた仲なか間まを助たすけるためにどんなことをしましたか。

13 パウロは聖せい書しょを使つかって兄きょう弟だい姉し妹まいの信しん仰こうを強つよめた。ユダヤ人じんのクリスチャンの中なかには,クリスチャンではない家か族ぞくから,「キリスト教きょうよりもユダヤ教きょうの方ほうが優すぐれている」と言いわれた時ときに,何なんと答こたえたらよいか分わからない人ひとがいたかもしれません。そうした人ひとたちにとって,パウロがヘブライ人じんのクリスチャンに送おくった手て紙がみは大おおいに助たすけになったでしょう。(ヘブ 1:5,6; 2:2,3; 9:24,25)説せっ得とく力りょくのあるパウロの説せつ明めいを使つかって答こたえることができました。私わたしたちも,誰だれかからばかにされている人ひとが自じ分ぶんの信しんじていることをしっかり説せつ明めいするために,出しゅっ版ぱん物ぶつを活かつ用ようするよう助たすけることができます。若わかい人ひとたちが創そう造ぞうを信しんじていることでばかにされている場ば合あいはどうでしょうか。「生せい命めい ― どこから?」や「生せい命めいの起き源げん ― 5つの大たい切せつな質しつ問もん」の冊さっ子しから,創そう造ぞうを信しんじている理り由ゆうについて説せつ明めいするのに役やく立だつ情じょう報ほうを得えられるよう助たすけることができます。

1組の夫婦が,大火事に遭った母親と幼い娘を助けている。

人ひとを力ちからづけるために,パウロに倣ならってどんなことができるか。(14節せつを参さん照しょう。)c

14. パウロは伝でん道どうや教おしえることに忙いそがしくしていましたが,どんなことも行おこないましたか。

14 パウロは,「立りっ派ぱな行おこない」によって愛あいを示しめすよう兄きょう弟だい姉し妹まいを励はげました。(ヘブ 10:24)パウロは,言こと葉ばだけでなく行こう動どうによっても兄きょう弟だい姉し妹まいを助たすけました。例たとえば,ユダヤのクリスチャンが飢き饉きんに見み舞まわれた時とき,パウロは救きゅう援えん物ぶっ資しを届とどけました。(使し徒と 11:27-30)伝でん道どうや教おしえることに忙いそがしくしていましたが,「困こん窮きゅうしている人ひとたちをどうすれば助たすけられるだろうか」といつも考かんがえていたのです。(ガラ 2:10)そのようにしてパウロは,エホバが必かならず世せ話わしてくださるということを確かく信しんできるよう,仲なか間まを助たすけました。現げん代だいでも,自じ分ぶんの時じ間かんや体たい力りょくや能のう力りょくなどを用もちいて災さい害がい救きゅう援えんを行おこなうなら,兄きょう弟だい姉し妹まいの信しん仰こうを強つよめることができます。世せ界かい的てきな活かつ動どうのために定てい期き的てきに寄き付ふすることによっても助たすけになれます。こうしたことを行おこなうなら,エホバに見み捨すてられることは決けっしてないという確かく信しんを持もつよう,兄きょう弟だい姉し妹まいを助たすけることができるのです。

人ひとを力ちからづけるために,パウロに倣ならってどんなことができるか。(15-16節せつを参さん照しょう。)d

15-16. 信しん仰こうが弱よわくなっている人ひとを助たすけるために,どんなことができますか。

15 パウロは信しん仰こうが弱よわくなっていた人ひとたちを励はげまし続つづけた。パウロは,そうした人ひとたちに思おもいやりを示しめし,温あたたかく前まえ向むきな言こと葉ばで語かたり掛かけました。(ヘブ 6:9; 10:39)「ヘブライ人じんのクリスチャンへの手て紙がみ」の中なかで,「私わたしたち」という言こと葉ばを何なん度ども使つかっています。このことから,自じ分ぶんが教おしえたことを自じ分ぶんでも当あてはめなければいけない,と理り解かいしていたことが分わかります。(ヘブ 2:1,3)私わたしたちもパウロに倣ならって,信しん仰こうが弱よわくなっている人ひとを励はげまし続つづけましょう。心こころからの関かん心しんを示しめして力ちからづけることができます。そのようにして,兄きょう弟だい姉し妹まいが私わたしたちの愛あいを感かんじられるようにしましょう。温あたたかく優やさしい口く調ちょうで話はなすなら,私わたしたちの言こと葉ばは兄きょう弟だい姉し妹まいをいっそう力ちからづけるものとなるでしょう。

16 パウロは,エホバがご自じ分ぶんに仕つかえる者ものたちの良よい働はたらきに目めを留とめている,ということを兄きょう弟だい姉し妹まいが確かく信しんできるように助たすけました。(ヘブ 10:32-34)私わたしたちも同おなじようにして,信しん仰こうが弱よわくなっている仲なか間まを助たすけることができます。真しん理りを知しったいきさつについて話はなしてもらったり,エホバに助たすけてもらった時ときのことを思おもい出だすよう励はげましたりできるかもしれません。このようにして,エホバが私わたしたちの愛あいを忘わすれたりはされないことや,これからも決けっして見み捨すてないということを確かく信しんできるよう助たすけることができます。(ヘブ 6:10; 13:5,6)そうすれば,その人ひとはエホバに仕つかえ続つづけたいという気き持もちを強つよめることができるでしょう。

「これからも励はげまし……合あってください」

17. 私わたしたちはどんな点てんで成せい長ちょうしていくことができますか。

17 建けん設せつを行おこなう人ひとが技ぎ術じゅつを磨みがいていくのと同おなじように,私わたしたちも互たがいに力ちからづけ合あう点てんで成せい長ちょうしていくことができます。試し練れんに遭あっている仲なか間まを力ちからづけるために,昔むかしの人ひとたちの手て本ほんについて話はなし合あうことができます。また,仲なか間まの良よい点てんを語かたることによって会かい衆しゅうをいっそう平へい和わなところにし,平へい和わが脅おびやかされた時ときにはそれを守まもるために行こう動どうし,意い見けんが合あわない時ときにも平へい和わな関かん係けいを取とり戻もどすようにすることができます。そして,兄きょう弟だい姉し妹まいの信しん仰こうを強つよめるために,聖せい書しょの大たい切せつな教おしえを伝つたえ,生いきていくのに必ひつ要ような物ものを得えられるようにし,エホバとの絆きずなを強つよめるよう助たすけることができます。

18. どんなことを行おこなっていきたいと思おもいますか。

18 建けん設せつ奉ほう仕しに参さん加かすると,喜よろこびと達たっ成せい感かんを味あじわうことができます。同おなじように,兄きょう弟だい姉し妹まいを力ちからづけることからも喜よろこびと達たっ成せい感かんを味あじわえます。建たて物ものはやがて傷いたんでだめになりますが,私わたしたちが仲なか間まを強つよめるために払はらう努ど力りょくは決けっして無む駄だになりません。ですから,「これからも励はげまし合あい,力ちからづけ合あって」いきましょう。(テサ一いち 5:11)

どんなことができますか

  • 試し練れんに立たち向むかうよう仲なか間まを助たすけるために

  • 会かい衆しゅうをいっそう平へい和わなところとするために

  • 信しん仰こうが弱よわくなっている仲なか間まを強つよめるために

100番ばんの歌うた 人ひとをもてなす

a この体たい制せいで生せい活かつしていくのは大たい変へんなことです。兄きょう弟だい姉し妹まいはさまざまな問もん題だいと闘たたかっています。そうした人ひとたちを励はげますことができるなら,私わたしたちは大おおきな助たすけになれます。この点てんに関かんして,使し徒とパウロの手て本ほんについて考かんがえることは役やく立だちます。

b 写しゃ真しんや挿さし絵え: 父ちち親おやがクリスマスに誘さそわれた娘むすめと一いっ緒しょに,出しゅっ版ぱん物ぶつの提てい案あんを基もとにどのように説せつ明めいできるかを考かんがえている。

c 写しゃ真しんや挿さし絵え: 1組くみの夫ふう婦ふが,国こく内ないの被ひ災さいした地ち域いきに行いって救きゅう援えん活かつ動どうを行おこなっている。

d 写しゃ真しんや挿さし絵え: 1人ひとりの長ちょう老ろうが,信しん仰こうが弱よわくなっている兄きょう弟だいを訪ほう問もんし,何なん年ねんか前まえに一いっ緒しょに出しゅっ席せきした開かい拓たく奉ほう仕し学がっ校こうの時ときの写しゃ真しんを見みせている。その兄きょう弟だいは写しゃ真しんを見みて,楽たのしかった時ときのことを思おもい出だし,エホバに仕つかえる喜よろこびをまた味あじわいたいと思おもうようになっている。やがて,この兄きょう弟だいは会かい衆しゅうに戻もどってくる。

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