レッスン11

聖せい書しょから十じゅう分ぶんに学まなぶには？

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少すこし努ど力りょくが要いることをしてみようと思おもったことがありますか。ハードルを下さげるために，できることを少すこしずつやることにしたかもしれません。聖せい書しょを読よむ場ば合あいにも同おなじようにできます。「どこから手てを付つけたらいいんだろう」と思おもいますか。このレッスンでは，聖せい書しょを楽たのしく読よんで学まなぶためにできる簡かん単たんなことを幾いくつか取とり上あげます。

1. 聖せい書しょを毎まい日にち読よむとよいのはどうして？

「エホバの律りっ法ぽう」と言いわれている聖せい書しょを毎まい日にち読よむ人ひとは，幸しあわせになり，成せい功こうします。（詩し編へん 1:1-3を読よむ。）手て始はじめに，毎まい日にち数すう分ふんずつ読よんでみてください。聖せい書しょの言こと葉ばになじんでくると，読よむのが楽たのしくなっていきます。

2. 聖せい書しょを読よんで役やく立だてるにはどうしたらいい？

聖せい書しょを読よむだけではなくて役やく立だてるには，読よんだことについて考かんがえるのが大たい切せつです。読よんで「思おもい巡めぐら」しましょう。（ヨシュア 1:8，脚きゃく注ちゅう）読よみながら時とき々どき止とまって，こんなふうに考かんがえてみます。「ここからエホバ神かみについてどんなことが分わかるだろう。このことを生せい活かつにどう生いかせるだろう。これは身み近ぢかな人ひとたちにどう役やく立だつだろう」。

3. いつ聖せい書しょを読よんだらいい？

なかなか聖せい書しょを読よむ時じ間かんがないと感かんじますか。忙いそがしい生せい活かつの中なかで，「時じ間かんを有ゆう効こうに使つか」いましょう。（エフェソス 5:16）一いち日にちの中なかでいつ聖せい書しょを読よむかを決きめて，守まもるようにします。早そう朝ちょうに聖せい書しょを読よむことにしている人ひともいれば，お昼ひる休やすみなどに読よんでいる人ひともいます。夜よる寝ねる前まえに読よんでいる人ひともいます。あなたにとって都つ合ごうがいいのはいつですか。

もっと調しらべよう

どうすれば聖せい書しょを読よむのがもっと楽たのしくなるでしょうか。聖せい書しょレッスンで十じゅう分ぶんに学まなぶには，どのように予よ習しゅうしたらいいでしょうか。

男の子が成長するにつれて苦手な食べ物を食べられるようになっていく。1. 男の子が嫌そうに食べ物を見ている。2. 少し成長した男の子がその食べ物を食べている。3. さらに成長した男の子がおいしそうに食べている。 — 最さい初しょは苦にが手てだった食たべ物ものがだんだん好すきになるように，聖せい書しょを読よむことも楽たのしめるようになる。

4. 聖せい書しょを読よむことを楽たのしむ

最さい初しょの頃ころは，聖せい書しょを読よむのは大たい変へんだと思おもうかもしれません。でも，聖せい書しょを「強つよく求もとめる気き持もちを育はぐく」むことができます。それは，苦にが手てだった食たべ物ものがだんだん好すきになるのに似にています。ペテロ第だい一いち 2章しょう2節せつを読よんで，次つぎのことを考かんがえましょう。

聖せい書しょを毎まい日にち読よむようにすると，だんだん楽たのしくなり，読よむのが楽たのしみになると思おもいますか。

ある人ひとたちはどのようにして聖せい書しょを楽たのしく読よめるようになったでしょうか。動どう画がを見みて，次つぎのことを考かんがえましょう。

動どう画が: 「聖せい書しょを読よむのが大だい好すきになった若わかい人ひとたち」（5:33）

動どう画がに出でてきた若わかい人ひとたちはどんなことを克こく服ふくしましたか。
聖せい書しょを読よみ続つづけるためにどんなことが役やくに立たちましたか。
聖せい書しょを楽たのしく読よめるようにどんな工く夫ふうをしましたか。

楽たのしく読よむためのヒント:

正せい確かくで分わかりやすい聖せい書しょを選えらぶ。「新しん世せ界かい訳やく聖せい書しょ」を読よんでみてください。
一いち番ばん面おも白しろそうな部ぶ分ぶんから読よんでみる。「聖せい書しょを読よんでみよう」という表ひょうを見みて，どこを読よむか決きめましょう。
どこを読よんだか記き録ろくしておく。この本ほんにある「聖せい書しょのどこを読よみましたか」という表ひょうを使つかいましょう。
JW Libraryアプリを使つかう。スマホやタブレットなどでこのアプリを使つかうと，いつでも聖せい書しょを読よんだり，聖せい書しょの朗ろう読どくを聞きいたりできます。
「新しん世せ界かい訳やく聖せい書しょ」の付ふ録ろくを見みる。地ち図ずや表ひょうや用よう語ご集しゅうを見みながら聖せい書しょを読よむと，もっと楽たのしめます。

5. 聖せい書しょレッスンの予よ習しゅうをする

詩し編へん 119編へん34節せつを読よんで，次つぎのことを考かんがえましょう。

聖せい書しょを読よんだり，聖せい書しょレッスンの予よ習しゅうをしたりする前まえに，祈いのるとよいのはどうしてですか。

聖せい書しょレッスンで十じゅう分ぶんに学まなぶにはどうしたらいいでしょうか。以い下かの方ほう法ほうで予よ習しゅうしてみてください。

各かくレッスンの最さい初しょの部ぶ分ぶんを読よむ。
聖せい書しょの言こと葉ばを開ひらいて読よみ，学まなんでいる内ない容ようとどう関かん係けいがあるか考かんがえる。
それぞれの質しつ問もんの答こたえを考かんがえ，大たい切せつだと思おもう箇か所しょに線せんを引ひく。そうすると，聖せい書しょレッスンをしてくれている人ひとと話はなし合あう時ときに役やく立だつ。

女性が聖書レッスンの予習をしている。A. レッスンの最初のページを読んでいる。B. 聖書を開いて，レッスンに出てきた聖書の言葉を読んでいる。C. 大切だと思う箇所に線を引いている。

参さん考こう情じょう報ほう

エホバの証しょう人にんはこれまでいろいろな聖せい書しょを使つかってきましたが，主おもに使つかっているのは「新しん世せ界かい訳やく聖せい書しょ」です。正せい確かくで，分わかりやすく，神かみの名な前まえを使つかっているからです。jw.orgにある「エホバの証しょう人にんは独どく自じの聖せい書しょを使つかっていますか」という記き事じをご覧らんください。