世せ界かいの食しょく糧りょう危き機き 戦せん争そうと気き候こう変へん動どうで悪あっ化か 聖せい書しょから分わかること

ウクライナ戦せん争そうと気き候こう変へん動どうの影えい響きょうで世せ界かいの食しょく糧りょう供きょう給きゅうが大おおきな打だ撃げきを受うけています。食たべ物ものを十じゅう分ぶんに得えることが難むずかしい開かい発はつ途と上じょう国こくでは特とくに深しん刻こくです。

• 「紛ふん争そう，気き候こう変へん動どう，エネルギー価か格かくの高こう騰とうなどによって，食しょく糧りょうの生せい産さんと安あん定てい供きょう給きゅうが妨さまたげられています」。国こく連れん事じ務む総そう長ちょうアントニオ･グテーレス，2023年ねん7月がつ17日にち

• 「ロシアが穀こく物もつ輸ゆ出しゅつに関かんする合ごう意いから離り脱だつしたことで，世せ界かいの食しょく料りょう安あん全ぜん保ほ障しょうが脅おびやかされ，特とくに北きたアフリカや中ちゅう東とうの低てい所しょ得とく国こくで食しょく糧りょう価か格かくが高こう騰とうすることを，専せん門もん家かは懸け念ねんしている」。Atalayar.com，2023年ねん7月がつ23日にち

聖せい書しょは食しょく糧りょう危き機きについて何なんと言いっているでしょうか。

• イエスはこう予よ告こくしていました。「国こく民みんは国こく民みんに，王おう国こくは王おう国こくに敵てき対たいして立たち上あがり，……食しょく糧りょう不ぶ足そく……があります」。（マタイ 24:7）

• 聖せい書しょの「啓けい示じ」の書しょには4人にんの騎き手しゅの幻まぼろしが出でてきます。騎き手しゅの1人ひとりは戦せん争そうを表あらわしています。それに続つづいて，食しょく糧りょう不ぶ足そくを表あらわす騎き手しゅが登とう場じょうします。これは，食しょく糧りょうが不ふ足そくして法ほう外がいな値ね段だんで売うられるほどの飢き饉きんのことです。こう書かかれています。「見みていると，黒くろい馬うまが現あらわれた。それに乗のっている者ものは，はかりを持もっていた。そして私わたしは，4つの生いき物ものの真まん中なかから出でたような声こえがこう言いうのを聞きいた。『小こ麦むぎ1リットルは1デナリ[1日にち分ぶんの賃ちん金ぎん]，大おお麦むぎ3リットルは1デナリ』」。（啓けい示じ 6:5，6）

食しょく糧りょう危き機きについてのこうした預よ言げんは，聖せい書しょで「終おわりの時じ代だい」と呼よばれている今いま，まさに実じつ現げんしています。（テモテ第だい二に 3:1）「終おわりの時じ代だい」や4人にんの騎き手しゅの幻まぼろしについて詳くわしく知しりたい方かたは，「1914年ねんから世せ界かいは変かわった」という動どう画がや「黙もく示し録ろくの四し騎き士し その正しょう体たい」という記き事じをご覧らんください。

• 聖せい書しょには，役やく立だついろいろなアドバイスが書かかれています。食しょく品ひんの値ね上あがりや食しょく糧りょう不ぶ足そくなど，難むずかしい状じょう況きょうに当あてはまるアドバイスもあります。「上じょう手ずに節せつ約やくするには」という記き事じをご覧らんください。

• 聖せい書しょには，状じょう況きょうが良よくなるという希き望ぼうも書かかれています。聖せい書しょによると，将しょう来らい「地ち上じょうには穀こく物もつが豊ゆたかに実みのり」，全すべての人ひとに十じゅう分ぶんな食しょく糧りょうが行いき渡わたります。（詩し編へん 72:16）将しょう来らいどんな時じ代だいが来くるか，なぜそれを信しんじられるかについて詳くわしく知しりたい方かたは，「あしたはもっと明あかるい日ひになる？」という記き事じをご覧らんください。