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態度を変えたケベック市ものみの塔 1964 | 5月15日
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大会とエホバの証者の活動について報道した新聞紙面の総計は1000インチを越えます。これが,一般の人々の態度を変えさせ,神の国の福音に対する心を変えさせるのに貢献したことは間違いありません。
大会中エホバの証者のために宿舎を提供した,ケベック州トロワ・リビエール市民の一人は,大会後,次のような電話をかけてきました。「大会出席者のある方をお泊めできた事は実にうれしく,ぜひお礼を申し上げたいとさえ思っております。これまでにも多数の人々に宿舎を提供しましたが,みなさんほど親切で,気持の良い人々は初めてです。みなさんはきっと宗教を押しつけるのだろうと思っていました。しかし,それは考えちがいでした。私たちの方から多くの質問をたずね,多くの事を学びました」。
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読者よりの質問ものみの塔 1964 | 7月15日
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読者よりの質問
● 反逆したのちのアダムは,どんな方法で,神が「見よ,人はわれわれのひとりのようになり,善悪を知るものとなった。彼は手を伸べ,命の木からも取って食べ,永久に生きるかも知れない」(創世 3:22)と言われたことを知りましたか。―アメリカの一読者より
この聖句は,エホバ神が,アダムに聞こえぬよう,この言葉を自分ご自身に語ったとは述べていません。むしろ,アダムがこれを聞き,なぜ喜びの楽園から放逐されるのかを知るよう,声を出して言われたものと思われます。この言葉を告げたエホバ神は,アダムもその妻エバもそれまで知らなかった事柄を語って,アダムの心を驚かせました。すなわち,園の中央に「命の木」があり,特権を得てその木の実を食べる者は,楽園における永遠の命にふさわしい者に成るということでした。
これに先行する記述の中に,アダムかエバのいずれかが,エデンの園の中央にある「命の木」について知っていたことを示すものはありません。エバは,ヘビと話した時,園にある木について語りましたが,自分と夫に禁じられていた「善悪を知る木」をのぞいては,他のすべてを同等に扱い,『園の中央の命の木』についてはなにも言いませんでした。この木のことは創世記 2章9節に出ています。
神は,この木の実を食べることをすみやかに妨げるため,二人を園から放逐されました。「エホバ神彼をエデンの園よりいだしその取て造られたるところの土を耕さしめたまへりかく神その人をおひいだし」。(創世 3:23,24,文語)神は,二人をおい出されるにあたり,言葉をもってなんらかの事を語り,それによって「出よ」との命令を与えられたに違いありません。それゆえ,アダムが「命の木」について学び,「人はわれわれのひとりのようになり,善悪を知るものとなった」という神の言葉を知ったのは,アダム自身が直接にその神の言葉を耳で聞いたことによるのであり,エホバ自身が心の中で言われた事が,あとから霊感によってアダムに啓示されたのではないと考えられます。こうしてアダムは,自分の記した第2の文書の中で,「園の中央にある命の木」について説明することができました。
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1964年の地域大会ものみの塔 1964 | 6月15日
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1964年の地域大会
エホバの証者,その他,神の言葉に関心をもつ人すべての便宜をはかり,今年の夏,7月末から8月にかけて,日本の各地と沖縄で一連の大会を開催する準備が進んでいます。日本では4ヵ所で行なわれますから,お近くの開催都市を選び,出席の計画を立てて下さい。
いずれの大会も開催期間は4日で,木曜日の午後から日曜の夕刻5時まで,有益なプログラムが予定されています。プログラムのすべてにご出席下さい。浸礼式はどの大会でも行なわれますが,開催施設の都合により,金曜に行なわれる所と土曜に行なわれる所があります。開催都市と各都市の宿舎係の住所は左の通りです。出席場所を決め,開会5週間前に宿泊を申し込んで下さい。
函館市(北海道)7月30日–8月2日
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