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聖書 Q&A
イ聖 記事82
天体,雪の結晶,木の葉。科学者たちの研究対象になっている自然界のもの

聖せい書しょは科か学がくと矛む盾じゅんしていますか

聖せい書しょの答こたえ

いいえ,矛む盾じゅんしていません。聖せい書しょは科か学がくの教きょう科か書しょではありませんが,科か学がくに関かん係けいする内ない容ようは正せい確かくです。聖せい書しょが書かかれた時じ代だいに多おおくの人ひとが信しんじていたことは事じ実じつと懸かけ離はなれていましたが,聖せい書しょに書かかれたことは科か学がくと一いっ致ちしています。幾いくつか例れいを考かんがえてみましょう。

  • 宇う宙ちゅうは神かみ々がみの気きまぐれによって動うごいているのではなく,自し然ぜんの法ほう則そくによって制せい御ぎょされています。(ヨブ 38:33。エレミヤ 33:25)世せ界かい各かく地ちの神しん話わは,人にん間げんは神かみ々がみの予よ測そく不ふ能のうで無む慈じ悲ひな所しょ業ぎょうに翻ほん弄ろうされるものだと教おしえています。

  • 地ち球きゅうは何なにもない空くう間かんに浮うかんでいます。(ヨブ 26:7)古こ代だいの多おおくの人ひとは,世せ界かいは円えん盤ばん状じょうで,巨きょ人じんあるいは水すい牛ぎゅうや亀かめといった動どう物ぶつに支ささえられている,と考かんがえていました。

  • 海うみなどから蒸じょう発はつした水みずは,雨あめや雪ゆきやひょうとして地ち表ひょうに戻もどり,川かわや泉いずみの源みなもとになります。(ヨブ 36:27,28。伝でん道どうの書しょ 1:7。イザヤ 55:10。アモス 9:6)古こ代だいギリシャ人じんは,川かわの水みずは地ち下かの海うみから来きていると考かんがえていました。この説せつは18世せい紀きまで信しんじられていました。

  • 山やまは隆りゅう起きしたり沈ちん降こうしたりします。現げん在ざいの山やま々やまはかつて海かい面めん下かにありました。(詩し編へん 104:6,8)さまざまな神しん話わでは,山やまは神かみ々がみによって今いまの形かたちに造つくられたとされています。

  • 衛えい生せいに気きを配くばるなら健けん康こうが守まもられます。イスラエル国こく民みんに与あたえられた律りっ法ぽうには,死し体たいに触ふれた後あとは衣い服ふくや体からだを洗あらう,感かん染せん症しょうにかかった人ひとを隔かく離りする,排はいせつ物ぶつをきちんと処しょ理りするなどの規き定ていがありました。(レビ記き 11:28; 13:1-5。申しん命めい記き 23:13)対たい照しょう的てきに,同どう時じ代だいのエジプトには,ふん便べんなどを混まぜ合あわせたものを傷きず口ぐちに塗ぬるという治ち療りょう法ほうがありました。

聖せい書しょには科か学がく的てきに間ま違ちがったことが書かかれていますか

聖せい書しょをよく調しらべれば,間ま違ちがった内ない容ようはないということが分わかります。聖せい書しょは科か学がく的てきに不ふ正せい確かくだと誤ご解かいされることが多おおい点てんを幾いくつか考かんがえましょう。

誤ご解かい: 聖せい書しょは,宇う宙ちゅうが24時じ間かんを1日にちとする6日か間かんで創そう造ぞうされたと言いっている。

事じ実じつ: 聖せい書しょによれば,神かみが宇う宙ちゅうを創そう造ぞうしたのは遠とおい昔むかしのことで,厳げん密みつにいつかは分わかりません。(創そう世せい記き 1:1)また,創そう世せい記き 1章しょうに記き録ろくされている創そう造ぞうの「日ひ」の長ながさを特とく定ていすることはできません。地ち球きゅうと天てんが造つくられた期き間かん全ぜん体たいも「日ひ」と呼よばれています。(創そう世せい記き 2:4)

誤ご解かい: 聖せい書しょは,光こう合ごう成せいに必ひつ要ような太たい陽ようが存そん在ざいする前まえに植しょく物ぶつが創そう造ぞうされたとしている。(創そう世せい記き 1:11,16)

事じ実じつ: 聖せい書しょによると,「天てん」の星ほしの1つである太たい陽ようは,植しょく物ぶつよりも先さきに創そう造ぞうされました。(創そう世せい記き 1:1)創そう造ぞうの最さい初しょの「日ひ」と呼よばれる期き間かんには,太たい陽よう光こうが拡かく散さんして地ち表ひょうに達たっしていました。「3日か目め」までには大たい気きが澄すんできて,太たい陽よう光こうがより多おおく届とどくようになり,光こう合ごう成せいが可か能のうになりました。(創そう世せい記き 1:3-5,12,13)その後ごようやく,地ち表ひょうから太たい陽ようがはっきり見みえるようになりました。(創そう世せい記き 1:16)

誤ご解かい: 聖せい書しょは,太たい陽ようが地ち球きゅうの周まわりを回まわっていると言いっている。

事じ実じつ: 伝でん道どうの書しょ 1章しょう5節せつには,「日ひは昇のぼり,やがて沈しずむ。そして元もとの所ところに急いそいで戻もどり,また昇のぼる」とあります。しかし,これは地ち球きゅうから見みた太たい陽ようの動うごきを描びょう写しゃしているにすぎません。地ち球きゅうが太たい陽ようの周まわりを回まわっていることがよく知しられている今いまでも,「日ひが昇のぼる」とか「日ひが沈しずむ」という表ひょう現げんが一いっ般ぱんに使つかわれています。

誤ご解かい: 聖せい書しょは,地ち球きゅうが平たいらだと言いっている。

事じ実じつ: 聖せい書しょに出でてくる「地ちの果はて」という表ひょう現げんは,「地ち上じょうの最もっとも遠とおい所ところ」という意い味みで使つかわれています。地ち球きゅうが平たいらであるとか,端はしがあるという意い味みではありません。(使し徒と 1:8,脚きゃく注ちゅう)「地ちの四よ隅すみ」という表ひょう現げんも,地ち表ひょう全ぜん体たいを指さす比ひ喩ゆです。現げん代だいでも同どう様ようの比ひ喩ゆとして,「(東ひがし,西にし,南みなみ,北きた)の果はて」といった表ひょう現げんが使つかわれています。(啓けい示じ 7:1。ルカ 13:29)

誤ご解かい: 聖せい書しょは円えん周しゅうが直ちょっ径けいのぴったり3倍ばいであるとしているが,円えん周しゅう率りつは正せい確かくに言いうとπ(パイ)つまり約やく3.1416である。

事じ実じつ: 列れつ王おう第だい一いち 7章しょう23節せつと歴れき代だい第だい二に 4章しょう2節せつには,「鋳い物ものの『海うみ』」の直ちょっ径けいが4.5メートルで,「周しゅう囲いは測はかり綱づなで測はかると13.5メートルだった」と書かかれています。この寸すん法ぽうは概がい数すうだったようです。また,水すい盤ばんの外がい径けいが4.5メートルで,内ない周しゅうが13.5メートルだった可か能のう性せいもあります。

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