-
「大群衆」は今や,神の組織に通ずる「街道」を進む「平和の君」のもとで得られる世界的な安全
-
-
5 このことはイザヤ 35章の次のような言葉の中で予告されていました。「その時,盲人の目は開かれ,耳の聞こえない者の耳も開けられる。その時,足のなえた者は雄鹿のように登って行き,口のきけない者の舌はうれしさの余り叫びを上げる。荒野に水が,砂漠平原に奔流が噴き出るからである。そして,熱で渇き切った地は葦の茂る池となり,渇いた地は水の泉となるからである。ジャッカルの住まい,その休み場には,葦やパピルスの植物と共に青草があるであろう」― イザヤ 35:5-7。
-
-
「大群衆」は今や,神の組織に通ずる「街道」を進む「平和の君」のもとで得られる世界的な安全
-
-
7 1914年以前には,残りの者はどんな事柄をその理解の目で決して見たことがありませんでしたか。しかし,その『盲目の』目は開かれましたか。
7 1914年に起ころうとしていた世の苦難が残りの者がなおこの地上にいるうちに終わることを異邦人の時の終わり以前に悟るよう,霊的なイスラエル人の理解の目が開かれたことは一度もありませんでした。また,残りの者は,自分たちと「ほかの羊」の「大群衆」が,神のメシアによる王国が樹立されたことを全世界で証しする特権に恵まれることも知りませんでした。ですから,残りの者の霊的に盲目だった目は,1919年に開かれたのです。その開かれた目は,自分たちの直前の将来にかかわる何という幻を見たのでしょう。
8 オハイオ州シーダー・ポイントで開かれた二度の大会は,回復された残りの者の霊的な耳と舌にどんな影響を与えましたか。
8 残りの者は1919年ならびに1922年に米国オハイオ州シーダー・ポイントで開かれた大会で,前途に控えている業に関するある程度の示唆を得ました。彼らは自分たちの前にあった仕事に飛びつきました。その霊的な耳は開けられ,神の王国の感動的な音信を聞き,それを宣伝する必要性を悟りました。そして,長年祈り求めてきたあの王国のために証しをする者として,まさに雄鹿のように,小躍りして奉仕しました。それまで黙していたその舌は,天で支配を始めたメシアによる王国について,喜びにあふれて叫びました。―啓示 14:1-6。
-