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エホバの清い崇拝 ついに回復される!
清 第11章 121–128ページ
見張りがエルサレムの城壁の上に立ち,角笛を吹いている。

第11章

「私わたしはあなたを……見み張はりに任にん命めいした」

エゼキエル 33:7

ポイント: エホバは見み張はりを任にん命めいし,何なにを行おこなうべきかを知しらせる

1. エホバから任にん命めいされた見み張はりである預よ言げん者しゃたちは何なにをしてきましたか。どんなことが起おきましたか。

夕ゆう暮ぐれ時どき,見み張はりがエルサレムの城じょう壁へきの上うえに立たち,額ひたいに手てをかざして,太たい陽ようが沈しずんでいく地ち平へい線せんの方ほうをじっと見みつめています。突とつ然ぜん,角つの笛ぶえを持もち上あげ,大おおきく息いきを吸すい込こみ,警けい報ほうを吹ふき鳴ならします。バビロニア軍ぐんが攻せめてきました! しかし,住じゅう民みんは無む関かん心しんで,行こう動どうを起おこすにはもう手て遅おくれです。長ながい間あいだ,エホバから任にん命めいされた見み張はりつまり預よ言げん者しゃたちはこの日ひが来くることを警けい告こくしてきましたが,人ひと々びとは聞きこうとしませんでした。エルサレムはバビロニア軍ぐんに取とり囲かこまれてしまいます。包ほう囲いが1年ねん以い上じょうも続つづいた後あと,兵へい士したちが城じょう壁へきを破やぶってなだれ込こみ,神しん殿でんを破は壊かいし,偶ぐう像ぞう崇すう拝はいを行おこなっていた不ふ忠ちゅう実じつな住じゅう民みんを殺ころすか捕とらえるかします。

2,3. (ア)現げん在ざい,地ち上じょうにいる人ひと々びとはどんな状じょう況きょうに置おかれていますか。(イ)これからどんな疑ぎ問もんについて考かんがえますか。

2 現げん在ざい,エホバの刑けい執しっ行こう隊たいは,地ち上じょうにいる信しん仰こうのない人ひと々びとと対たい決けつするための用よう意いを進すすめています。(啓けい 17:12-14)その戦たたかいは,人じん類るい史し上じょう最さい大だいの患かん難なんの最さい高こう潮ちょうとなります。(マタ 24:21)とはいえ,エホバから任にん命めいされた人ひとたちが見み張はりの務つとめを果はたして警けい報ほうを鳴ならしており,人ひと々びとがその警けい告こくに応おうじる時じ間かんはまだ残のこっています。

3 エホバはなぜ見み張はりを任にん命めいすることにしたのでしょうか。見み張はりはどんなメッセージを伝つたえますか。誰だれがその役やく割わりを果はたしてきましたか。私わたしたちはどう関かん係けいしているでしょうか。これらの疑ぎ問もんの答こたえを考かんがえましょう。

「私わたしからの警けい告こくを彼かれらに伝つたえなければならない」

4. エホバが見み張はりを任にん命めいしたのはなぜですか。(冒ぼう頭とうの挿さし絵えを参さん照しょう。)

4 エゼキエル 33:7を読よむ。聖せい書しょ時じ代だいの見み張はりはたいてい都と市しの城じょう壁へきの上うえに立たち,住じゅう民みんの安あん全ぜんを見み守まもりました。見み張はりがいることは,都と市しの支し配はい者しゃが住じゅう民みんを気き遣づかっていることの証しょう拠こでした。見み張はりが角つの笛ぶえを吹ふき鳴ならすと,寝ねている人ひと々びとはびっくりしたかもしれませんが,警けい告こくに応おうじた人ひとは命いのちを救すくわれたことでしょう。エホバが見み張はりを任にん命めいしたのも,破は滅めつについて知しらせてイスラエル人じんをおびえさせたかったからではなく,ご自じ分ぶんの民たみを気き遣づかっていて,命いのちを救すくいたかったからです。

5,6. エホバが公こう正せいであることはどんなことから明あきらかですか。

5 エホバはエゼキエルを見み張はりに任にん命めいした時とき,ご自じ分ぶんについて幾いくつかの面めんを明あきらかにしました。それらについて学まなぶと心こころ強づよく感かんじます。ここでは2つの面めんを取とり上あげます。

6 公こう正せい: エホバが公こう正せいであることは,私わたしたち一人ひとり一人ひとりを公こう平へいに扱あつかってくださることから明あきらかです。例たとえば,エゼキエルが伝つたえたメッセージを聞きいた群ぐん衆しゅうはそれを退しりぞけましたが,エホバはイスラエル人じん全ぜん員いんを反はん逆ぎゃく的てきな集しゅう団だんと見みなすことはしませんでした。個こ人じん個こ人じんがどう応おうじるかを知しりたかったのです。何なん度ども,個こ々この「悪わるい人ひと」や「正ただしい人ひと」について述のべています。ですから,エホバは一人ひとり一人ひとりがメッセージにどう応おうじるかに基もとづいて裁さばきを下くだします。(エゼ 33:8,18-20)

7. エホバは人ひとを裁さばく際さいに何なにに注ちゅう目もくしますか。

7 エホバが公こう正せいであることは,人ひと々びとをどのように裁さばくかにも表あらわれています。人ひとは皆みな,過か去この行おこないについてではなく,与あたえられた警けい告こくに今いまどう応おうじるかについて責せき任にんを問とわれます。エホバはエゼキエルにこう告つげました。「私わたしが悪わるい人ひとに,『あなたは必かならず死しぬ』と言いうとする。もしその人ひとが罪つみから離はなれて公こう正せいで正ただしいことを行おこな[う]なら,その人ひとは必かならず生いき続つづける」。それから,驚おどろくべきことに,こう付つけ加くわえました。「その人ひとは,犯おかしたどの罪つみについても責せめられることはない」。(エゼ 33:14-16)一いっ方ぽう,正ただしいことを行おこなっていた人ひとは,過か去こに従じゅう順じゅんだったから今いま反はん逆ぎゃくしても許ゆるされる,と考かんがえるべきではありません。エホバが述のべた通とおり,もし人ひとが「自じ分ぶんの正ただしさに慢まん心しんして間ま違ちがったことを行おこなうなら,その人ひとの正ただしい行おこないは何なに一ひとつ思おもい出だされず,その人ひとは間ま違ちがったことを行おこなったために死しぬ」のです。(エゼ 33:13)

8. エホバの公こう正せいさはどんなことからも分わかりますか。

8 エホバの公こう正せいさは,何なにかを行おこなう前まえに十じゅう分ぶん前まえもって警けい告こくを与あたえることからも分わかります。エゼキエルが働はたらき始はじめたのは,バビロニア軍ぐんがエルサレムを滅ほろぼす約やく6年ねん前まえのことでした。しかし,悪わるい行おこないの責せき任にんを問とわれることについて神かみの民たみに警けい告こくしたのは,エゼキエルが最さい初しょではありません。エルサレムが滅ほろびる100年ねん以い上じょうも前まえから,エホバはホセア,イザヤ,ミカ,オデド,エレミヤといった預よ言げん者しゃたちを遣つかわし,見み張はりの務つとめを行おこなわせました。エホバはエレミヤを通とおしてイスラエル人じんに次つぎのことを思おもい起おこさせました。「私わたしが任にん命めいした見み張はりたちは言いった。『角つの笛ぶえの音おとに注ちゅう意いを払はらえ!』と」。(エレ 6:17)バビロニアがついにエホバによる刑けいを執しっ行こうした時ときに多おおくの命いのちが失うしなわれたことについて,エホバにも見み張はりたちにも責せき任にんはありません。

9. エホバは揺ゆるぎない愛あいをどのように示しめしましたか。

9 愛あい: エホバは見み張はりを遣つかわし,正ただしい人ひとだけでなく悪わるい人ひとにも警けい告こくを与あたえることにより,揺ゆるぎない愛あいを示しめしました。ご自じ分ぶんを悲ひ嘆たんさせ,ご自じ分ぶんの名めい誉よを傷きずつけた人ひとたちにも警けい告こくを与あたえたのです。考かんがえてみてください。イスラエル人じんはエホバの民たみとして知しられていましたが,繰くり返かえしエホバに背せを向むけ,偽にせの神かみ々がみのもとに走はしりました。エホバはイスラエル国こく民みんを「姦かん淫いんをする妻つま」になぞらえることにより,その裏うら切ぎりにどれほど深ふかく傷きずついたかを示しめしました。(エゼ 16:32)それでも,彼かれらをすぐに見み捨すてたりはしませんでした。復ふく讐しゅうするのではなく,和わ解かいしようとしました。処しょ罰ばつの剣つるぎを振ふるったのはあくまでも最さい後ごの手しゅ段だんとしてであり,即そく座ざにそうしたわけではありません。なぜでしょうか。エゼキエルにこう告つげています。「私わたしは悪わるい人ひとの死しを喜よろこばず,かえって,悪わるい人ひとが生いき方かたを変かえて生いき続つづけることを喜よろこぶ」。(エゼ 33:11)エホバの気き持もちは当とう時じも今いまも変かわっていません。(マラ 3:6)

10,11. エホバがご自じ分ぶんの民たみを公こう正せいに愛あい情じょう深ぶかく扱あつかったことから何なにを学まなべますか。

10 エホバがイスラエル人じんを公こう正せいに愛あい情じょう深ぶかく扱あつかったことから何なにを学まなべるでしょうか。1つには,伝でん道どうする際さいに人ひと々びとをひとまとめに見みるのではなく,個こ人じん個こ人じんに注ちゅう目もくする必ひつ要ようがあるということです。相あい手ての過か去この行おこない,人じん種しゅや民みん族ぞくや言げん語ご,経けい済ざい状じょう態たいなどから先せん入にゅう観かんを持もち,良よい知しらせを伝つたえるに値あたいしない人ひとだと決きめ付つけてしまうとすれば,それは大たい変へんな間ま違ちがいです。使し徒とペテロがエホバから学まなんだ次つぎの教きょう訓くんは,今いまでも生いきています。「神かみが不ふ公こう平へいではないことがよく分わかりました。神かみを畏おそれて正ただしいことを行おこなう人ひとはどの国くにの人ひとでも神かみに受うけ入いれられるのです」。(使し徒と 10:34,35)

兄弟が刑務所で受刑者の男性と聖書レッスンをしている。

人ひと々びとに対たいしてエホバと同おなじ見み方かたをしていますか。(10節せつを参さん照しょう)

11 学まなべる別べつの重じゅう要ような点てんとして,私わたしたちは自じ分ぶん自じ身しんを注ちゅう意い深ぶかく見み守まもる必ひつ要ようがあります。過か去こに正ただしいことを行おこなっていたからといって,今いま間ま違ちがったことをしても許ゆるされるわけではありません。私わたしたちも伝でん道どうする相あい手てと同おなじように罪つみ深ぶかい傾けい向こうを持もっている,ということを忘わすれないようにしましょう。使し徒とパウロがコリント会かい衆しゅうに与あたえた次つぎの助じょ言げんは,私わたしたちにも当あてはまります。「立たっていると思おもう人ひとは,倒たおれることがないように気きを付つけてください。皆みなさんが受うけてきた誘ゆう惑わくは,多おおくの人ひとが同おなじように経けい験けんしてきた誘ゆう惑わくです」。(コリ一いち 10:12,13)「自じ分ぶんの正ただしさに慢まん心しんして」,良よいことを行おこなっているから間ま違ちがったことをしても罰ばっせられないなどと考かんがえるべきではありません。(エゼ 33:13)どれほど長ながくエホバに仕つかえてきたとしても,謙けん遜そんかつ従じゅう順じゅんであり続つづけることは非ひ常じょうに大たい切せつです。

12. 過か去こに重じゅう大だいな罪つみを犯おかした場ば合あい,どんなことを覚おぼえておくとよいですか。

12 では,過か去こに重じゅう大だいな罪つみを犯おかしたものの,深ふかく後こう悔かいしている場ば合あいはどうでしょうか。エゼキエルのメッセージから,エホバが処しょ罰ばつするのは悪あくを行おこなって悔くい改あらためない人ひとだということが分わかります。そして,エホバが基き本ほん的てきには愛あいの神かみであって,復ふく讐しゅうの神かみではないことも分わかります。(ヨハ一いち 4:8)もし私わたしたちが悔くい改あらためていることを行こう動どうによって証しょう明めいするなら,神かみは必かならず憐あわれみを示しめして罪つみを許ゆるしてくださいます。(ヤコ 5:14,15)エホバは,偽にせの神かみ々がみといわば姦かん淫いんをしたイスラエル人じんを許ゆるしたいと思おもったように,私わたしたちのことも許ゆるしたいと思おもっているのです。(詩し 86:5)

「同どう胞ほうたちに話はなし……なさい」

13,14. (ア)見み張はりはどんなメッセージを伝つたえることになっていましたか。(イ)イザヤはどんなことを伝つたえましたか。

13 エゼキエル 33:2,3を読よむ。エホバが遣つかわす見み張はりは,どんなメッセージを伝つたえることになっていたでしょうか。主おもな仕し事ごとは警けい告こくを与あたえることでしたが,良よい知しらせも伝つたえました。幾いくつかの例れいを見みてみましょう。

14 紀き元げん前ぜん778年ねんごろから732年ねんごろまで奉ほう仕ししたイザヤは,バビロニアがエルサレムを攻せめ取とり,住じゅう民みんを捕とらえて連つれていくことになる,と警けい告こくしました。(イザ 39:5-7)しかし,神かみの聖せいなる力ちからに導みちびかれて次つぎのことも記しるしました。「聞きけ! あなたの見み張はりたちは声こえを上あげる。彼かれらは一いっ斉せいに歓かん声せいを上あげる。エホバがシオンを連つれ戻もどす時とき,彼かれらははっきり見みるのである」。(イザ 52:8)イザヤは正ただしい崇すう拝はいが回かい復ふくされるという最さい高こうの知しらせを伝つたえたのです。

15. エレミヤはどんなことを伝つたえましたか。

15 紀き元げん前ぜん647年ねんから580年ねんまで奉ほう仕ししたエレミヤは,「災わざわいばかり予よ言げんする人ひと」というレッテルをよく貼はられますが,それは不ふ当とうなことです。確たしかにエレミヤは,エホバがもたらす災わざわいについて邪じゃ悪あくなイスラエル人じんに警けい告こくする点てんで際きわ立だった働はたらきをしました。a しかし,良よい知しらせも伝つたえました。神かみの民たみが故こ国こくに帰き還かんし,そこで清きよい崇すう拝はいが回かい復ふくされることを予よ告こくしています。(エレ 29:10-14; 33:10,11)

16. エゼキエルが伝つたえたメッセージは,バビロンで捕とらわれていた人ひとたちにとってどのように助たすけになりましたか。

16 エゼキエルは紀き元げん前ぜん613年ねんに見み張はりに任にん命めいされ,少すくなくとも紀き元げん前ぜん591年ねんまで奉ほう仕ししました。この本ほんの第だい5章しょうと第だい6章しょうで取とり上あげたように,エゼキエルはやがて来くる滅ほろびについてイスラエルの人ひと々びとに熱ねっ心しんに警けい告こくしたので,後のちに失うしなわれる命いのちについて流りゅう血けつの罪つみを負おうことはありませんでした。バビロンで捕ほ囚しゅうにされていた人ひと々びとに,エルサレムの背はい教きょう者しゃたちがエホバから処しょ罰ばつされることになると警けい告こくしましたが,それだけではありません。エホバとの強つよい関かん係けいを保たもって将しょう来らいの仕し事ごとに備そなえるよう,人ひと々びとを助たすけたのです。70年ねんの捕ほ囚しゅう期き間かんが終おわると,エホバはイスラエルの土と地ちを回かい復ふくさせ,残のこっているユダヤ人じんたちをそこに連つれ戻もどします。(エゼ 36:7-11)その人ひとたちの大たい半はんは,エゼキエルの言こと葉ばに注ちゅう意いを払はらった人ひとたちの子こや孫まごたちです。この本ほんのセクション3の他たの章しょうで強きょう調ちょうされているように,エゼキエルは多おおくの良よい知しらせを伝つたえ,清きよい崇すう拝はいがエルサレムで回かい復ふくされることをはっきり示しめしました。

17. エホバはどんな時ときに見み張はりを任にん命めいしてきましたか。

17 エホバが見み張はりとして用もちいたのは,紀き元げん前ぜん607年ねんのエルサレムの滅ほろびの前ぜん後ごに神かみの民たみに対たいして語かたった,これらの預よ言げん者しゃたちだけでしたか。そうではありません。エホバはご自じ分ぶんの目もく的てきを成なし遂とげる上うえで重じゅう要ような時ときにはいつも見み張はりを任にん命めいしてきました。悪わるい人ひと々びとに警けい告こくを与あたえるため,また良よい知しらせを伝つたえるためです。

1世せい紀きの見み張はりたち

18. バプテストのヨハネは何なにを行おこないましたか。

18 西せい暦れき1世せい紀きには,バプテストのヨハネが見み張はりの務つとめを果はたしました。生せい来らいのイスラエル国こく民みんに対たいし,あなた方がたは間まもなく退しりぞけられることになる,と警けい告こくしました。(マタ 3:1,2,9-11)しかし,それだけではありません。イエスによれば,ヨハネは予よ告こくされていた「使し者しゃ」で,メシアのために道みちを整ととのえました。(マラ 3:1。マタ 11:7-10)その務つとめには,良よい知しらせを伝つたえることが含ふくまれていました。「神かみの子こ羊ひつじ」であるイエスがすでに来きており,「人じん類るいの罪つみ」を取とり去さる,という良よい知しらせです。(ヨハ 1:29,30)

19,20. イエスと弟で子したちは見み張はりの務つとめをどのように果はたしましたか。

19 見み張はりの中なかでも最もっとも際きわ立だっていたのはイエスです。イエスはエゼキエルのように,エホバから「イスラエル国こく民みん」のもとに遣つかわされました。(エゼ 3:17。マタ 15:24)そして,生せい来らいのイスラエル国こく民みんは間まもなく退しりぞけられ,エルサレムは滅ほろぼされる,と警けい告こくしました。(マタ 23:37,38; 24:1,2。ルカ 21:20-24)とはいえ,イエスが主おもに行おこなったのは,良よい知しらせを伝つたえることでした。(ルカ 4:17-21)

20 イエスは地ち上じょうにいる間あいだ,弟で子したちに「ずっと見み張はっていなさい」と命めいじました。(マタ 24:42)弟で子したちはその命めい令れいに従したがって見み張はりの務つとめを果はたし,人ひと々びとへの警けい告こくとして,エホバが生せい来らいのイスラエル国こく民みんや地ち上じょうのエルサレムを退しりぞけたことを知しらせました。(ロマ 9:6-8。ガラ 4:25,26)さらに,それまでの見み張はりと同どう様よう,良よい知しらせも伝つたえました。弟で子したちが伝つたえたメッセージには,聖せいなる力ちからによって選えらばれた「神かみのイスラエル」に異い邦ほう人じんが含ふくまれるようになり,地ち上じょうに清きよい崇すう拝はいを回かい復ふくさせるキリストを手て伝つだうことになる,という驚おどろくような知しらせも含ふくまれていました。(ガラ 6:15,16。使し徒と 15:14。啓けい 5:9,10)

21. パウロはどんな手て本ほんを示しめしましたか。

21 1世せい紀きの見み張はりの中なかで,使し徒とパウロはとりわけ優すぐれた手て本ほんを示しめしました。パウロは自じ分ぶんの責せき任にんを真しん剣けんに受うけ止とめていました。務つとめを果はたさないなら流りゅう血けつの罪つみを負おうということを,エゼキエルと同おなじように理り解かいしていました。(使し徒と 20:26,27)他たの見み張はりたちと同どう様よう,パウロも警けい告こくを与あたえただけでなく,良よい知しらせを伝つたえました。(使し徒と 15:35。ロマ 1:1-4)聖せいなる力ちからに導みちびかれたパウロは,「山やま々やまを越こえて良よい知しらせを持もってくる者もの……の足あしは,何なんと美うつくしいのだろう」というイザヤの預よ言げんを引いん用ようし,神かみの王おう国こくについて伝でん道どうするキリストの弟で子したちの働はたらきに当あてはめました。(イザ 52:7,8。ロマ 10:13-15)

22. 使し徒とたちの死し後ごにどんなことがありましたか。

22 使し徒とたちの死し後ご,予よ告こくされていた背はい教きょうがクリスチャン会かい衆しゅうをのみ込こみました。(使し徒と 20:29,30。テサ二に 2:3-8)長ながい年ねん月げつの間あいだに,雑ざっ草そうのような偽にせのクリスチャンが増ふえていき,小こ麦むぎのような忠ちゅう実じつなクリスチャンの数かずを大おおきく上うわ回まわりました。神かみの王おう国こくに関かんする明めい快かいなメッセージは,間ま違ちがった教おしえによって曇くもらされてしまいました。(マタ 13:36-43)しかしエホバは,人にん間げんの物もの事ごとに介かい入にゅうすべき時ときが来くると,再ふたたび愛あいと公こう正せいを示しめして見み張はりを任にん命めいしました。そして,はっきりとした警けい告こくを与あたえさせ,良よい知しらせを伝つたえさせました。その見み張はりとは誰だれのことでしょうか。

エホバは再ふたたび見み張はりを任にん命めいし,悪わるい人ひとたちに警けい告こくする

23. C・T・ラッセルと仲なか間またちはどんなことを行おこないましたか。

23 1914年ねんまでのしばらくの間あいだ,チャールズ・テイズ・ラッセルと仲なか間またちが「使し者しゃ」の役やく割わりを果はたし,メシアの王おう国こくが設せつ立りつされる前まえに「道みちを整ととのえ」ました。b(マラ 3:1)その人ひとたちは見み張はりの務つとめも行おこない,「シオンのものみの塔とうおよびキリストの臨りん在ざいの告こく知ち者しゃ」誌し(英えい語ご)を使つかって,神かみの裁さばきについて警けい告こくし,神かみの王おう国こくに関かんする良よい知しらせを広ひろめました。

見張りが角笛を吹いている。

囲かこみ 11A: 手て本ほんとなる見み張はりたち

24. (ア)忠ちゅう実じつな奴ど隷れいはどのように見み張はりの務つとめを行おこなってきましたか。(イ)過か去この見み張はりたちの手て本ほんから何なにを学まなべましたか。(「手て本ほんとなる見み張はりたち」という表ひょうを参さん照しょう。)

24 王おう国こくが設せつ立りつされた後あと,イエスは少しょう人にん数ずうの男だん性せいから成なる一いち団だんを忠ちゅう実じつな奴ど隷れいとして任にん命めいしました。(マタ 24:45-47)それ以い来らい,忠ちゅう実じつな奴ど隷れいは見み張はりの務つとめを行おこなってきました。現げん在ざいでは統とう治ち体たいとして知しられており,「復ふく讐しゅうの日ひ」について警けい告こくするだけでなく,「エホバの恵めぐみの年とし」について知しらせる面めんでも中ちゅう心しん的てきな役やく割わりを果はたしています。(イザ 61:2。コリント第だい二に 6:1,2も参さん照しょう。)

25,26. (ア)キリストの弟で子したち全すべてはどんな務つとめを行おこなわなければなりませんか。どのように行おこないますか。(イ)次つぎの章しょうではどんなことを考かんがえますか。

25 見み張はりとして主おもに働はたらいているのは忠ちゅう実じつな奴ど隷れいですが,イエスは弟で子したち「全すべて」に「ずっと見み張はっていなさい」と命めいじました。(マル 13:33-37)私わたしたちは,クリスチャンとして目め覚ざめた状じょう態たいを保たもち,現げん代だいの見み張はりを忠ちゅう実じつに支し援えんすることによって,その命めい令れいに従したがいます。伝でん道どうする責せき任にんを果はたすことにより,自じ分ぶんたちが目め覚ざめていることを示しめします。(テモ二に 4:2)私わたしたちの願ねがいは,1つには人ひと々びとの命いのちを救すくうことです。(テモ一いち 4:16)現げん代だいの見み張はりの警けい告こくを無む視しする大おお勢ぜいの人ひとが,間まもなく命いのちを失うしなうことになるからです。(エゼ 3:19)とはいえ,私わたしたちの一いち番ばんの願ねがいは,清きよい崇すう拝はいが回かい復ふくされたという最さい高こうの知しらせを伝つたえることです。「エホバの恵めぐみの年とし」である今いま,公こう正せいで愛あい情じょう深ぶかい神かみエホバの崇すう拝はいにさらに大おお勢ぜいが加くわわるための扉とびらが開ひらかれています。近ちかい将しょう来らい,この邪じゃ悪あくな体たい制せいの終おわりを生いき残のこる人ひとは皆みな,地ち上じょうで神かみの子こキリスト・イエスの憐あわれみ深ぶかい統とう治ちの恩おん恵けいを受うけることになります。そのような良よい知しらせを伝つたえる面めんで,現げん代だいの見み張はりを手て伝つだわずにはいられません。(マタ 24:14)

エホバの証人の夫婦が公共エリア伝道でカートのそばに立っている。出版物を取っていく人もいれば,無関心な人もいる。

良よい知しらせを伝つたえることにより,私わたしたちは現げん代だいの見み張はりを喜よろこんで手て伝つだう。(25節せつを参さん照しょう)

26 この邪じゃ悪あくな体たい制せいが終おわる前まえから,エホバは奇き跡せき的てきにご自じ分ぶんの民たみを一ひとつにしてきました。次つぎの章しょうでは,そのいきさつを示しめす,2本ほんの棒ぼうに関かんする預よ言げんを取とり上あげます。

a 「災わざわい」という言こと葉ばはエレミヤ書しょに80回かい以い上じょう出でてきます。

b この預よ言げんの実じつ現げんについて詳くわしくは,「神かみの王おう国こくは支し配はいしている!」の本ほんの第だい2章しょう「王おう国こくは天てんで誕たん生じょうする」を参さん照しょう。

清きよい崇すう拝はいとあなた

  1. エホバが見み張はりを任にん命めいしてきたのはなぜですか。

  2. 見み張はりが伝つたえるメッセージにはどんな2つの面めんがありますか。

  3. 清きよい崇すう拝はいを行おこなう上うえで,あなたにはどんな務つとめがありますか。

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