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  • 塔研20 04月号 2–7ページ
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔(研究用)2020
塔研20 04月号 2–7ページ

研究記事14

北きたからの攻こう撃げき

「国こく民みんが,私わたしの土と地ちに来きた」。ヨエル 1:6

95番ばんの歌うた 光ひかりは明あかるさを増ます

何なにを学まなぶかa

1. ラッセル兄きょう弟だいと仲なか間またちはどんな方ほう法ほうで聖せい書しょを研けん究きゅうしましたか。これが良よい方ほう法ほうだといえるのはなぜですか。

今いまから100年ねん以い上じょう前まえ,C・T・ラッセル兄きょう弟だいと仲なか間またちから成なる少しょう人にん数ずうの聖せい書しょ研けん究きゅう者しゃたちが会かい合ごうを開ひらくようになりました。エホバ神かみ,イエス・キリスト,死し者しゃの状じょう態たい,贖あがないについての聖せい書しょの本ほん当とうの教おしえを知しりたいと思おもったのです。研けん究きゅう方ほう法ほうはシンプルなものでした。誰だれかが疑ぎ問もん点てんを挙あげ,そのテーマに関かん係けいのある聖せい句く全すべてをみんなで調しらべていく,という方ほう法ほうです。最さい後ごに結けつ論ろんを記き録ろくします。エホバの祝しゅく福ふくにより,誠せい実じつな聖せい書しょ研けん究きゅう者しゃたちは聖せい書しょの多おおくの基き本ほん的てきな教おしえを確かく認にんできました。それらの教おしえを今いまの私わたしたちも大たい切せつに思おもっています。

2. 聖せい書しょの預よ言げんを理り解かいしようとする時ときに,どんなことで間ま違ちがいが入はいり込こむことがありますか。

2 聖せい書しょ研けん究きゅう者しゃたちはやがて,ある教きょう理りに関かんする聖せい書しょの教おしえを理り解かいするよりも,聖せい書しょの預よ言げんの意い味みを正せい確かくに見み分わける方ほうが難むずかしいことに気き付づきました。なぜ難むずかしいのでしょうか。1つとして,預よ言げんは多おおくの場ば合あい,実じつ現げんの途と上じょうにあるか,実じつ現げんした後あとでなければ十じゅう分ぶんに理り解かいできないからです。もう1つの点てんとして,預よ言げんを正せい確かくに理り解かいするには文ぶん脈みゃくを考かんがえなければなりません。預よ言げんの一いち面めんに注ちゅう目もくしてほかの面めんを考かんがえないなら,間ま違ちがって解かい釈しゃくしてしまうかもしれません。今こん回かい,この点てんを踏ふまえてヨエル書しょの預よ言げんが再さい考こうされました。その預よ言げんを振ふり返かえり,これまでの理り解かいをなぜ調ちょう整せいする必ひつ要ようがあるかを考かんがえましょう。

3-4. 私わたしたちはこれまでヨエル 2章しょう7-9節せつの預よ言げんをどのように理り解かいしていましたか。

3 ヨエル 2:7-9を読よむ。ヨエルはバッタの大だい発はっ生せいによってイスラエルの土と地ちが荒あらされることを予よ告こくしました。ライオンのような歯はや顎あごを持もつバッタは,あらゆる草くさ木きを食くい尽つくします。(ヨエ 1:4,6)多た年ねんにわたり,この預よ言げんはエホバの民たみによる伝でん道どう活かつ動どうの様よう子すを預よ言げん的てきに表あらわすものと考かんがえられてきました。バッタの大たい群ぐんが進すすむのと同おなじような勢いきおいで行おこなわれる伝でん道どう活かつ動どうです。宗しゅう教きょう指し導どう者しゃたちの手しゅ中ちゅうにある「土と地ち」,つまり人ひと々びとがその活かつ動どうによって壊かい滅めつ的てきな打だ撃げきを受うける,と理り解かいしていました。b

4 ヨエル 2章しょう7-9節せつだけを読よむなら,この説せつ明めいはもっともに思おもえるかもしれません。しかし,この預よ言げんの文ぶん脈みゃくも考かんがえると異ことなった理り解かいに至いたります。理り解かいが調ちょう整せいされた4つの理り由ゆうを確たしかめましょう。

4つの理り由ゆう

5-6. (ア)ヨエル 2章しょう20節せつからどんな疑ぎ問もんが生しょうじますか。(イ)ヨエル 2章しょう25節せつからどんな疑ぎ問もんが生しょうじますか。

5 第だい一いちに,大だい発はっ生せいしたバッタについてエホバが何なんと述のべているかに注ちゅう目もくしてください。「私わたしは北きたから来くる者ものたち[バッタ]をあなたたちから遠とおざけ[る]」。(ヨエ 2:20)バッタが,イエスの命めい令れい通どおりに伝でん道どうし人ひと々びとを弟で子しとするエホバの証しょう人にんを表あらわすのであれば,なぜエホバによって遠とおざけられるのでしょうか。(エゼ 33:7-9。マタ 28:19,20)エホバが遠とおざけるのは,エホバに忠ちゅう実じつに仕つかえる人ひと々びとではなく,エホバの民たみに敵てき対たいするものであるに違ちがいありません。

6 第だい二にに,ヨエル 2章しょう25節せつを考かんがえましょう。エホバがこう言いっています。「群むらがるバッタ,羽はねのないバッタ,食くい荒あらすバッタ,食くらい付つくバッタ,あなたたちの所ところに私わたしが送おくり込こんだ大たい軍ぐんが食くい尽つくした年ねん月げつを,私わたしは埋うめ合あわせる」。バッタの被ひ害がいをエホバが「埋うめ合あわせる」のです。バッタが王おう国こくについて伝でん道どうする人ひと々びとを表あらわすのであれば,王おう国こくについてのメッセージは被ひ害がいをもたらすことになってしまいます。でも,そのメッセージは命いのちを救すくいます。心こころを動うごかされて悔くい改あらためる悪あく人にんもいます。(エゼ 33:8,19)伝でん道どうは人ひと々びとのためになるのです。

7. ヨエル 2章しょう28,29節せつの「その後ご」という表ひょう現げんに注ちゅう目もくする必ひつ要ようがあるのはなぜですか。

7 ヨエル 2:28,29を読よむ。第だい三さんに,預よ言げんされている出で来き事ごとの順じゅん序じょを考かんがえましょう。エホバは「その後ご,私わたしは聖せいなる力ちからを……注そそぐ」と言いっています。バッタが任にん務むを終おえた後あとです。バッタが王おう国こくについて伝でん道どうする人ひと々びとだとしたら,伝でん道どうが完かん了りょうした後あとに聖せいなる力ちからが注そそがれることになってしまいます。でも実じっ際さいには,強きょう力りょくな聖せいなる力ちからが注そそがれていたので,反はん対たいや禁きん令れいの中なかで何なん十じゅう年ねんも伝でん道どうを続つづけることができました。

初期の伝道活動の様子。1. 本が詰まった車輪付きスーツケース「移動式黎明」を持つ姉妹。2. プラカードやポスターを持って歩く兄弟姉妹。3. サウンドカー。4. 雑誌を掲げる兄弟。5. 大会で話をするジョセフ・F・ラザフォード兄弟。6. 家の人に蓄音機を聞かせる兄弟。

J・F・ラザフォード兄きょう弟だいをはじめ天てんに行いく希き望ぼうを持もつ人ひとたちは,今いまの邪じゃ悪あくな体たい制せいを神かみが滅ほろぼすというメッセージを大だい胆たんに伝つたえた。(8節せつを参さん照しょう。)

8. 啓けい示じ 9章しょう1-11節せつのバッタは誰だれを表あらわしていますか。(表ひょう紙しの写しゃ真しんを参さん照しょう。)

8 啓けい示じ 9:1-11を読よむ。第だい四よんの理り由ゆうです。以い前ぜん私わたしたちは,ヨエルが預よ言げんしたバッタの災さい厄やくを伝でん道どう活かつ動どうと結むすび付つけていました。「ヨハネへの啓けい示じ」の預よ言げんに似にているからです。啓けい示じの預よ言げんに出でてくるバッタの群むれは,人にん間げんの顔かおを持もち,頭あたまに「金きんの冠かんむりのような物もの」をかぶっています。(啓けい 9:7)この描びょう写しゃは,天てんに行いく希き望ぼうを持もつ人ひと々びとに当あてはまるものと思おもわれます。バッタは,「額ひたいに神かみの証しょう印いんがない人ひと々びと」つまり神かみの敵てきたちを5カ月げつ間かん苦くるしめます。5カ月げつはバッタの平へい均きん的てきな寿じゅ命みょうです。(啓けい 9:4,5)今いまの邪じゃ悪あくな体たい制せいを神かみが滅ほろぼすというメッセージを大だい胆たんに伝つたえるので,今いまの体たい制せいを支し持じする人ひと々びとはとても嫌いやがり,苦くるしめられていると感かんじます。

9. ヨエルが見みたバッタとヨハネが見みたバッタには,どんな大おおきな違ちがいがありますか。

9 「ヨハネへの啓けい示じ」の預よ言げんとヨエル書しょの預よ言げんには確たしかに似にている所ところがあります。でも,大おおきな違ちがいもあります。ヨエルの預よ言げんでは,バッタは草くさ木きを食くい荒あらします。(ヨエ 1:4,6,7)ヨハネが見みた幻まぼろしでは,バッタは「地ち上じょうの植しょく物ぶつを……損そこなってはならない」と告つげられています。(啓けい 9:4)ヨエルが見みたバッタは北きたから来きました。(ヨエ 2:20)ヨハネが見みたバッタは底そこ知しれぬ深ふかみから出でてきました。(啓けい 9:2,3)ヨエルが見みたバッタは遠とおざけられます。一いっ方ぽう,ヨハネが見みたバッタは遠とおざけられず,務つとめを完かん了りょうします。エホバに嫌きらわれてはいません。(「バッタについての預よ言げん 似にているが異ことなる」という囲かこみを参さん照しょう。)

バッタについての預よ言げん 似にているが異ことなる

ヨエル 1:4; 2:7-9,20

  • バビロニアの兵士たちが剣ややりを持っている。後ろにはバッタの大群が見える。

    北きたから来くる。

  • 草くさ木きを食くい荒あらす。

  • 遠とおざけられる。

  • 紀き元げん前ぜん607年ねんにエルサレムに攻せめ込こんだバビロニア軍ぐんを表あらわしている。

啓けい示じ 9:1-11

  • 兄弟姉妹がプラカードやポスターを持って伝道している。下にはバッタの大群が見える。

    底そこ知しれぬ深ふかみから出でてくる。

  • 植しょく物ぶつを損そこなうことが許ゆるされていない。

  • 務つとめを完かん了りょうする。

  • 天てんに行いく希き望ぼうを持もち,エホバによる処しょ罰ばつについて大だい胆たんに伝つたえる人ひとたちを表あらわしている。

10. ある象しょう徴ちょう表ひょう現げんが文ぶん脈みゃくによって異ことなる意い味みを持もつことを示しめす,どんな例れいがありますか。

10 2つの預よ言げんには大おおきな違ちがいがあります。ですから,この2つの預よ言げんは無む関かん係けいです。従したがって,ヨエルが見みた「バッタ」とヨハネが見みた「バッタ」は別べつのものを指さしています。聖せい書しょでは,ある象しょう徴ちょう表ひょう現げんが文ぶん脈みゃくによって異ことなる意い味みを持もつことがあります。例たとえば,啓けい示じ 5章しょう5節せつではイエスが「ユダ族ぞくの者ものであるライオン」と呼よばれ,ペテロ第だい一いち 5章しょう8節せつでは悪あく魔まが「ほえるライオン」と呼よばれています。こうした事こと柄がらを考かんがえ合あわせ,ヨエルの預よ言げんの意い味みが再さい考こうされました。どんな意い味みがあるのでしょうか。

どんな意い味みがあるか

11. バッタは何なにを表あらわしていますか。ヨエル 1章しょう6節せつ,2章しょう1,8,11節せつからどんなヒントが得えられますか。

11 ヨエルの預よ言げんの文ぶん脈みゃくを調しらべると,軍ぐん隊たいによる攻こう撃げきが予よ告こくされていたことが分わかります。(ヨエ 1:6; 2:1,8,11)エホバは,「大たい軍ぐん」であるバビロニアの兵へい士したちを用もちいて不ふ従じゅう順じゅんなイスラエル人じんを処しょ罰ばつする,と言いいました。(ヨエ 2:25)バビロニアの軍ぐん隊たいが「北きたから来くる者ものたち」と呼よばれているのは適てき切せつです。北ほっ方ぽうからイスラエルに攻せめてきたからです。(ヨエ 2:20)バビロニアの軍ぐん隊たいは,襲しゅう来らいするバッタの大たい群ぐんのようです。ヨエルはこう描びょう写しゃしています。「それぞれ[兵へい士したち]が自じ分ぶんの進しん路ろを行いく。……町まちの中なかへ突つき進すすみ,城じょう壁へきの上うえを走はしる。家いえ々いえに上のぼり,泥どろ棒ぼうのように窓まどから入はいり込こむ」。(ヨエ 2:8,9)様よう子すを思おもい描えがくことができますか。あちこちに兵へい士しがいて,どこにも隠かくれることができません。剣つるぎを持もつバビロニアの軍ぐん隊たいから誰だれも逃にげることができないのです。

12. バッタについてのヨエルの預よ言げんはどのように実じつ現げんしましたか。

12 バビロニア人じん(カルデア人じん)は紀き元げん前ぜん607年ねんにエルサレムに攻せめ込こみました。聖せい書しょはこう伝つたえています。「[カルデア人じんの]王おうは……若わか者ものたちを剣つるぎで殺ころし,若わかい男だん女じょにも老ろう人じんにも病びょう弱じゃくな人ひとにも同どう情じょうしなかった。神かみは全すべてを王おうの手てに渡わたしたのである。真しんの神かみの家いえを焼やき払はらい,エルサレムの城じょう壁へきを破は壊かいし,防ぼう備びされた塔とうを全すべて焼やき,貴き重ちょうな物ものを全ぜん部ぶ壊こわした」。(代だい二に 36:17,19)バビロニア人じんがエルサレムを壊かい滅めつさせると,人ひと々びとは,「ここは人ひとも動どう物ぶつもいない荒あれ地ちで,カルデア人じんの手てに渡わたされた」と言いいます。(エレ 32:43)

13. エレミヤ 16章しょう16,18節せつはどんなことを述のべていますか。

13 ヨエルが預よ言げんしてから約やく200年ねん後ご,エホバはエレミヤに,エルサレムへの攻こう撃げきの詳しょう細さいを予よ告こくさせました。悪あくを行おこなうイスラエル人じんが徹てっ底てい的てきに捜さがされ,捕とらえられるという予よ告こくです。「エホバはこう宣せん言げんする。『私わたしは多おおくの漁りょう師しを呼よび集あつめ,彼かれらは人ひと々びとを捕とらえる。その後ご,私わたしは多おおくの狩人かりゅうどを呼よび集あつめ,彼かれらは人ひと々びとを狩かり出だす。全すべての山やまや丘おかで,また大おお岩いわの裂さけ目めから。私わたしは……彼かれらの過あやまちと罪つみに対たいして十じゅう分ぶんに返へん報ぽうする』」。バビロニア人じんが攻せめてくる時とき,悔くい改あらためないイスラエル人じんが隠かくれることのできる場ば所しょは,海うみにも森もりにもありません。(エレ 16:16,18)

復ふっ興こう

14. ヨエル 2章しょう28,29節せつはいつ実じつ現げんしましたか。

14 ヨエルは次つぎに,明あかるいメッセージを伝つたえています。土と地ちが復ふっ興こうし,作さく物もつを実みのらせるのです。(ヨエ 2:23-26)その後ご,ある時じ点てんで,神かみからの知ち識しきが豊ゆたかに与あたえられます。エホバは言いいました。「私わたしは聖せいなる力ちからをあらゆる人ひとに注そそぐ。あなたたちの息子むすこや娘むすめは預よ言げん[する]。……私わたしは聖せいなる力ちからを私わたしの男おとこ奴ど隷れいと女おんな奴ど隷れいにも注そそぐ」。(ヨエ 2:28,29)この言こと葉ばの通とおりにエホバの聖せいなる力ちからが注そそがれたのは,イスラエル人じんがバビロンから故こ国こくに戻もどったすぐ後のちのことではありません。何なん百びゃく年ねんも後のちである西せい暦れき33年ねんのペンテコステの日ひのことです。なぜそういえますか。

15. ペテロは使し徒と 2章しょう16,17節せつでヨエル 2章しょう28節せつを引いん用ようした時とき,どの表ひょう現げんを変かえましたか。そのことにはどんな意い味みがありますか。

15 使し徒とペテロは神かみに導みちびかれ,ヨエル 2章しょう28,29節せつを西せい暦れき33年ねんのペンテコステの日ひに起おきた驚おどろくべき出で来き事ごとに結むすび付つけました。午ご前ぜん9時じごろ,聖せいなる力ちからが注そそがれるという奇き跡せきが起おき,聖せいなる力ちからが注そそがれた人ひとは「神かみの偉い大だいな働はたらきについて」話はなし始はじめました。(使し徒と 2:11)神かみに導みちびかれていたペテロは,ヨエルの預よ言げんを引いん用ようした時とき,少すこし異ことなる表ひょう現げんを用もちいました。どの表ひょう現げんを変かえたのでしょうか。(使し徒と 2:16,17を読よむ。)「その後ご」という前まえ置おきの代かわりに,「終おわりの時じ代だいに」という表ひょう現げんを使つかいました。この文ぶん脈みゃくでは,ユダヤ人じんの体たい制せいの終おわりの時じ代だいを指さしています。その時じ代だいに,神かみの聖せいなる力ちからが「あらゆる人ひとに」注そそがれました。従したがって,ヨエルのこの預よ言げんが実じつ現げんするまでに,かなりの年ねん月げつが経けい過かしたことになります。

16. 神かみの聖せいなる力ちからが働はたらいて,1世せい紀きに伝でん道どうはどれほどの規き模ぼで行おこなわれましたか。今いまの時じ代だいはどうですか。

16 1世せい紀きに神かみの聖せいなる力ちからが注そそがれてから,伝でん道どうは目めを見み張はる規き模ぼで行おこなわれるようになりました。使し徒とパウロがコロサイのクリスチャンに手て紙がみを書かいた西せい暦れき61年ねんごろには,良よい知しらせが「天てんの下したの至いたる所ところで伝つたえられ」ている,と語かたることができました。(コロ 1:23)パウロの時じ代だいに知しられていた世せ界かいの「至いたる所ところ」にまで伝つたえられたのです。今いまの時じ代だいはどうですか。エホバの強きょう力りょくな聖せいなる力ちからが働はたらいてきたため,伝でん道どうはもっと広ひろい範はん囲いで,「地ちの果はてにまで」行おこなわれています。(使し徒と 13:47。「私わたしは聖せいなる力ちからを……注そそぐ」という囲かこみを参さん照しょう。)

「私わたしは聖せいなる力ちからを……注そそぐ」

西せい暦れき33年ねんのペンテコステの日ひ,約やく3000人にんがバプテスマを受うけてイエス・キリストの弟で子しになりました。その人ひとたちは直ただちにイエスについての真しん理りを伝つたえ始はじめました。エホバが熱ねっ心しんな伝でん道どう活かつ動どうを祝しゅく福ふくしたことは明あきらかです。「何なん万まん人にんもの信しん者じゃ」がキリストの弟で子しになりました。(使し徒と 2:41; 21:20)

合あわせて何なん人にんが信しん者じゃになったのでしょうか。聖せい書しょは何なにも述のべていません。1世せい紀きの終おわりの時じ点てんでも,信しん者じゃの数かずは14万まん4000人にんにはとても届とどかなかったでしょう。エホバはその頃ころ,天てんの王おう国こくを授さずけられる人ひとたちを選えらんでいました。1世せい紀きに信しん者じゃが大おおきく増ふえたのは,エホバが初しょ期きのクリスチャンに聖せいなる力ちからを注そそいでいた証しょう拠こです。(使し徒と 2:16-18)しかし,天てんに行いく人ひとたちの大だい多た数すうが選えらばれたのは今いまの時じ代だいのことです。

今いまの時じ代だいにエホバは,ご自じ分ぶんに仕つかえる人ひとたちに聖せいなる力ちからを注そそいでいるでしょうか。確たしかに注そそいでいます。次つぎの事じ実じつを考かんがえてください。記き録ろくによれば,1919年ねんの全ぜん世せ界かいの伝でん道どう者しゃ数すうは6000人にん以い下かでした。エホバはその人ひとたちの活かつ動どうを祝しゅく福ふくしました。1983年ねん以い降こう,毎まい年とし14万まん4000人にんをはるかに上うわ回まわる人ひとたちがバプテスマを受うけ,エホバの証しょう人にんになっているからです。エホバはご自じ分ぶんに仕つかえる人ひとたちに,「私わたしは聖せいなる力ちからを……注そそぐ」と約やく束そくしていました。その約やく束そくは果はたされています。(ヨエ 2:28,29)

何なにが変かわったか

17. バッタに関かんするヨエルの預よ言げんは,何なにについて予よ告こくしていましたか。

17 今こん回かい,何なにが変かわりましたか。ヨエル 2章しょう7-9節せつの預よ言げんを正せい確かくに理り解かいできるようになりました。この聖せい句くは,エホバの民たみによる熱ねっ心しんな伝でん道どう活かつ動どうに関かんする予よ告こくではありません。紀き元げん前ぜん607年ねんにエルサレムに攻せめ込こんだバビロニア軍ぐんの行こう動どうについて予よ告こくしていたのです。

18. 何なには変かわっていませんか。

18 何なには変かわっていませんか。エホバの民たみがどこででも,いろいろな方ほう法ほうを使つかって良よい知しらせを伝つたえていく,という点てんです。(マタ 24:14)政せい府ふが制せい限げんを課かしても,私わたしたちは伝でん道どうする任にん務むを果はたします。エホバが祝しゅく福ふくしてくださっているので,これまで以い上じょうに熱ねっ心しんに,勇ゆう気きを奮ふるって,王おう国こくについての良よい知しらせを伝つたえます。私わたしたちは謙けん虚きょな気き持もちで,聖せい書しょの預よ言げんを正ただしく理り解かいするための導みちびきをエホバに求もとめます。エホバはふさわしい時ときに,「真しん理りを十じゅう分ぶんに理り解かいできるように導みちびいて」くださいます。(ヨハ 16:13)

説せつ明めいできますか

  • 聖せい書しょ預よ言げんの理り解かいを調ちょう整せいしなければならない場ば合あいがあるのはなぜですか。

  • ヨエル 2章しょう7-9節せつは,何なにに関かんする預よ言げんですか。

  • 今こん回かいの調ちょう整せいによって信しん仰こうが強つよめられるのはなぜですか。

97番ばんの歌うた 神かみの言こと葉ばによって生いきる

a 私わたしたちは多た年ねんにわたり,ヨエル 1章しょうと2章しょうの預よ言げんは現げん代だいの伝でん道どう活かつ動どうを予よ告こくするものだと考かんがえてきました。しかし,ヨエルの預よ言げんのこの部ぶ分ぶんについて理り解かいを調ちょう整せいする必ひつ要ようがあることが分わかりました。4つの理り由ゆうがあります。どんな理り由ゆうでしょうか。

b 「ものみの塔とう」2009年ねん4月がつ15日にち号ごう「創そう造ぞう物ぶつに見みられるエホバの知ち恵え」という記き事じの14-16節せつを参さん照しょう。

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