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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔(研究用)2021
塔研21 11月号 20–25ページ

研究記事47

信しん仰こうをさらに強つよくしましょう

「動どう揺ようしてはなりません。……信しん仰こうを抱いだきなさい」。ヨハネ 14:1

119番ばんの歌うた 信しん仰こうを持もとう

何なにを学まなぶかa

1. 私わたしたちは将しょう来らいについてどんなことを考かんがえるかもしれませんか。

間ま違ちがった宗しゅう教きょうの滅ほろびや,マゴグのゴグの攻こう撃げきや,ハルマゲドンの戦たたかいといった,これから先さきに起おきることについて考かんがえて,不ふ安あんになることがありますか。「自じ分ぶんは忠ちゅう実じつを保たもってそうした恐おそろしい出で来き事ごとを生いき残のこれるだろうか」と思おもうかもしれません。もしそうなら,この記き事じの主しゅ題だい聖せい句くになっているイエスの言こと葉ばについて考かんがえることは役やく立だちます。イエスは弟で子したちにこう言いいました。「動どう揺ようしてはなりません。……信しん仰こうを抱いだきなさい」。(ヨハ 14:1)強つよい信しん仰こうがあるなら,将しょう来らいにどんな問もん題だいが生しょうじるとしても,勇ゆう気きを持もって立たち向むかうことができます。

2. どうすれば信しん仰こうを強つよめることができますか。この記き事じではどんなことを考かんがえますか。

2 将しょう来らいの試し練れんに備そなえて信しん仰こうを強つよめるためには,今いま経けい験けんしている試し練れんにどのように向むき合あっているかについて考かんがえる必ひつ要ようがあります。そうすれば,信しん仰こうのどの面めんを強つよめる必ひつ要ようがあるかが分わかります。今いまの試し練れんを乗のり越こえるたびに,信しん仰こうが強つよくなり,将しょう来らいの試し練れんに耐たえることができるようになります。この記き事じでは,イエスの弟で子したちにさらに信しん仰こうが必ひつ要ようであることを明あきらかにした状じょう況きょうのうち,4つを取とり上あげます。また,私わたしたちが弟で子したちと似にたどのような状じょう況きょうに直ちょく面めんするか,そして,それを乗のり越こえることによってどのように将しょう来らいに備そなえることができるかについても考かんがえます。

神かみが必ひつ要ようなものを与あたえてくださるという信しん仰こう

経済的に厳しい状況にある家族。1. わずかばかりの食事を取る前に祈っている。2. 同じ日に,家から家の伝道に参加している。

経けい済ざい的てきに厳きびしい状じょう況きょうに直ちょく面めんするとしても,信しん仰こうはエホバに仕つかえることを第だい一いちにする助たすけになる。(3-6節せつを参さん照しょう。)

3. マタイ 6章しょう30,33節せつによると,イエスは信しん仰こうについてどんなことを教おしえましたか。

3 家か族ぞくの頭かしらは,妻つまや子こ供どもたちが食たべる物ものや着きる物ものや住すむ場ば所しょをきちんと得えられるようにしたいと思おもっています。でも,この時じ代だいにそうするのは,簡かん単たんなことではありません。兄きょう弟だい姉し妹まいの中なかには,失しつ業ぎょうして次つぎの仕し事ごとがなかなか見みつからないという人ひともいるかもしれません。また,クリスチャンにふさわしくない仕し事ごとを断ことわらなければならない人ひともいるでしょう。そうするには,エホバが必ひつ要ようなものを与あたえてくださるという強つよい信しん仰こうが必ひつ要ようです。イエスはこの点てんを山さん上じょうの垂すい訓くんの中なかで弟で子したちにはっきり教おしえました。(マタイ 6:30,33を読よむ。)エホバが私わたしたちを見み捨すてることはない,という強つよい確かく信しんがあれば,エホバに仕つかえることを第だい一いちにすることができます。そして,エホバが必ひつ要ようなものを得える面めんで私わたしたちを助たすけてくださることを実じっ感かんすればするほど,エホバが身み近ぢかな存そん在ざいになり,信しん仰こうはいっそう強つよくなるでしょう。

4-5. ある家か族ぞくが生せい活かつに必ひつ要ようなものについての不ふ安あんに対たい処しょする上うえで,何なにが役やく立だちましたか。

4 ベネズエラのある家か族ぞくは,生せい活かつしていくのに必ひつ要ようなものについて心しん配ぱいしていた時ときに,エホバからの助たすけを経けい験けんしました。カストロ家けは,自じ分ぶんたちの農のう場じょうを持もっていて,生せい活かつしていくのに必ひつ要ようなお金かねを稼かせぐことができていました。しかしある時とき,武ぶ装そうした集しゅう団だんに土と地ちを奪うばわれ,出でていかなければならなくなりました。父ちち親おやのミゲル兄きょう弟だいはこう言いいます。「今いまでは,借かりている小ちいさな土と地ちで取とれる作さく物もつで何なんとかやっていく必ひつ要ようがあります。毎まい朝あさ,『今日きょう必ひつ要ようなものを与あたえてください』とエホバに祈いのっています」。この家か族ぞくは,大たい変へんな生せい活かつを送おくっていますが,愛あい情じょう深ぶかいお父とうさんエホバが必ひつ要ようなものを与あたえてくださることを心こころから信しんじて,集しゅう会かいや伝でん道どうを定てい期き的てきに行おこなっています。エホバに仕つかえることを第だい一いちにしているので,エホバはこの家か族ぞくが必ひつ要ようなものを得えられるように助たすけています。

5 こうした大たい変へんな経けい験けんをしてきましたが,ミゲル兄きょう弟だいと妻つまのユライ姉し妹まいは,エホバからの助たすけにいつも思おもいを向むけています。エホバは,この家か族ぞくが仲なか間まの兄きょう弟だいたちを通とおして生せい活かつに必ひつ要ようなものを得えられるようにしたり,ミゲル兄きょう弟だいが仕し事ごとを見みつけられるようにも助たすけたりしました。そして,支し部ぶの救きゅう援えんを通とおして生せい活かつに必ひつ要ようなものを得えられるようにもしました。エホバは,カストロ家けを見み捨すてることは決けっしてしませんでした。こうしたことの結けっ果か,家か族ぞくみんなの信しん仰こうが一いっ層そう強つよまりました。長ちょう女じょのホセリン姉し妹まいはエホバから助たすけてもらった具ぐ体たい的てきな例れいを語かたった後あと,こう言いっています。「エホバからの助たすけを実じっ感かんして,とても感かん動どうしています。エホバのことをいつでも頼たよれる友とも達だちのように感かんじています。私わたしたち家か族ぞくは大たい変へんな経けい験けんをしましたが,そのおかげで将しょう来らいのもっと大おおきな試し練れんに立たち向むかう準じゅん備びができていると思おもいます」。

6. 経けい済ざい的てきに厳きびしい状じょう況きょうに直ちょく面めんする時とき,どうすれば信しん仰こうを強つよめることができますか。

6 もし経けい済ざい的てきに厳きびしい状じょう況きょうに直ちょく面めんしているなら,きっと大たい変へんな思おもいをしていることでしょう。でも,状じょう況きょうがどうであっても,そうした時ときを活かつ用ようしてエホバへの信しん仰こうを強つよめることができます。エホバに祈いのり,マタイ 6章しょう25-34節せつにあるイエスの言こと葉ばを読よみ,その内ない容ようをじっくり考かんがえましょう。エホバがご自じ分ぶんに熱ねっ心しんに仕つかえる人ひとたちに必ひつ要ようなものを与あたえていることを示しめす現げん代だいの経けい験けんについて考かんがえることもできます。(コリ一いち 15:58)そのようにすると,自じ分ぶんと同おなじような状じょう況きょうにある人ひとを天てんのお父とうさんエホバが助たすけたなら,自じ分ぶんのことも助たすけてくださるという確かく信しんが強つよまるでしょう。エホバは,あなたが何なにを必ひつ要ようとしていて,どのようにそれを与あたえたらよいかをご存ぞんじです。エホバの助たすけを実じっ感かんすればするほど信しん仰こうは強つよくなり,将しょう来らいのさらに大おおきな試し練れんにも立たち向むかえるようになるでしょう。(ハバ 3:17,18)

「大おお嵐あらし」に耐たえるための信しん仰こう

1. 1組の夫婦が,大嵐の後,被害の状況を見てぼうぜんとしている。2. その後,家を建て直してくれている兄弟たちと楽しそうに話している。

強つよい信しん仰こうがあるなら,文も字じ通どおりのものであれ,比ひ喩ゆ的てきなものであれ,どんな大おお嵐あらしにも耐たえる力ちからが得えられる。(7-11節せつを参さん照しょう。)

7. マタイ 8章しょう23-26節せつによると,弟で子したちの信しん仰こうは「大おお嵐あらし」によってどのように試ためされましたか。

7 イエスは弟で子したちと一いっ緒しょに湖みずうみで大おお嵐あらしに遭あった時とき,その機き会かいを活かつ用ようして信しん仰こうをさらに強つよめる必ひつ要ようがあることを弟で子したちに教おしえました。(マタイ 8:23-26を読よむ。)嵐あらしがひどくなって,水みずが船ふねの中なかに入はいってきた時とき,イエスはぐっすり眠ねむっていました。恐おそろしくなった弟で子したちが助たすけを求もとめてイエスを起おこすと,イエスは弟で子したちを優やさしく戒いましめてこう言いいました。「なぜそんなに怖こわがっているのですか。信しん仰こうの少すくない人ひとたち」。弟で子したちは,エホバがイエスやイエスと共ともにいる人ひとたちを守まもれることを理り解かいしているべきでした。どんなことを学まなべますか。強つよい信しん仰こうがあるなら,文も字じ通どおりのものであれ,比ひ喩ゆ的てきなものであれ,どんな「大おお嵐あらし」にも耐たえることができるということです。

8-9. アネル姉し妹まいの信しん仰こうはどのように試ためされましたか。何なにが助たすけになりましたか。

8 プエルトリコに住すむ独どく身しんのアネル姉し妹まいが,難むずかしい状じょう況きょうを乗のり越こえることによってどのように信しん仰こうを強つよめられたか,考かんがえてみましょう。姉し妹まいは文も字じ通どおりの大おお嵐あらしを経けい験けんしました。2017年ねん,ハリケーン・マリアによって姉し妹まいの家いえは破は壊かいされてしまいました。仕し事ごとも失うしなってしまいました。姉し妹まいはこう言いいます。「その難むずかしい時じ期き,私わたしは不ふ安あんを感かんじました。でも,祈いのりによってエホバに頼たよることや,恐おそれのせいで何なにもできなくなってしまってはいけない,ということを学まなびました」。

9 アネル姉し妹まいによると,難むずかしい状じょう況きょうを乗のり越こえる上うえでほかにも役やく立だったことがあります。それは従じゅう順じゅんです。姉し妹まいはこう言いいます。「組そ織しきからの指し示じに従したがったので,冷れい静せいでいることができました。エホバは兄きょう弟だい姉し妹まいを通とおして私わたしを助たすけてくれました。兄きょう弟だい姉し妹まいは私わたしを励はげまし,必ひつ要ようなものを与あたえてくれたんです。エホバは,私わたしが願ねがった以い上じょうの助たすけを与あたえてくれました。結けっ果かとして,信しん仰こうがすごく強つよまりました」。

10. 「大おお嵐あらし」に遭あう時ときには何なにができますか。

10 あなたは今いま,「大おお嵐あらし」を経けい験けんしていますか。もしかすると,文も字じ通どおり自し然ぜん災さい害がいを経けい験けんして大たい変へんな思おもいをしているかもしれません。あるいは,重おもい病びょう気きといった比ひ喩ゆ的てきな嵐あらしに遭あって,ひどく落おち込こみ,どうしたらよいか分わからないこともあるかもしれません。そのような経けい験けんをして不ふ安あんになるとしても,エホバに頼たよることをやめてしまってはいけません。心こころからの祈いのりを捧ささげてエホバに近ちかづきましょう。これまでエホバが助たすけてくださった時ときのことをじっくり考かんがえて,信しん仰こうを強つよめてください。(詩し 77:11,12)エホバは今いまもこれからも,あなたを見み捨すてることは決けっしてないのです。

11. 教おしえ導みちびいている人ひとたちに従したがうことを決けつ意いすべきなのはなぜですか。

11 試し練れんに立たち向むかう上うえで,ほかにも何なにが役やくに立たつでしょうか。アネル姉し妹まいが言いっていた通とおり,従じゅう順じゅんであることです。エホバとイエスが信しん頼らいしている人ひとたちを私わたしたちも信しん頼らいするようにしましょう。教おしえ導みちびいている人ひとたちから出だされる指し示じの中なかには,理り解かいできないようなものもあるかもしれません。それでも,エホバは従じゅう順じゅんな人ひとたちを祝しゅく福ふくしてくださいます。聖せい書しょの記き述じゅつや忠ちゅう実じつな兄きょう弟だい姉し妹まいの経けい験けんを見みると,従じゅう順じゅんであるなら命いのちが救すくわれるということが分わかります。(出しゅつ 14:1-4。代だい二に 20:17)そうした例れいについてじっくり考かんがえましょう。そうするなら,組そ織しきからの指し示じにこれからも進すすんで従したがおうという決けつ意いが強つよまるでしょう。(ヘブ 13:17)間まもなく来こようとしている大だい患かん難なんという嵐あらしを恐おそれる必ひつ要ようはないのです。(格かく 3:25)

不ふ公こう正せいに耐たえるための信しん仰こう

1. 1人の姉妹が,病院で夫の病状について医師から説明を受け,不安に襲われている。2. 同じ日に,病院のベッドに寝ている夫の横で静かに祈っている。

粘ねばり強づよく祈いのるなら信しん仰こうが強つよまる。(12節せつを参さん照しょう。)

12. ルカ 18章しょう1-8節せつによると,信しん仰こうを持もつことと不ふ公こう正せいに耐たえることにはどんな関かん係けいがありますか。

12 イエスは,不ふ公こう正せいが弟で子したちにとって信しん仰こうの試こころみとなることを知しっていました。それで,弟で子したちを助たすけるために1つの例たとえ話ばなしをしました。それはルカの福ふく音いん書しょの中なかに記き録ろくされています。正ただしくない裁さい判ばん官かんに公こう正せいを求もとめ続つづけたやもめの話はなしです。このやもめは,粘ねばり強づよく求もとめ続つづけるなら必かならず助たすけてもらえる,という確かく信しんがありました。やがてこの裁さい判ばん官かんは,やもめの願ねがいを聞きき入いれました。何なにを学まなべるでしょうか。エホバは不ふ公こう正せいな方かたではありません。それでイエスはこう言いいました。「神かみは,昼ひるも夜よるもご自じ分ぶんに向むかって叫さけぶ選えらばれた者ものたちのために必かならず公こう正せいをもたらしてくださらないでしょうか」。(ルカ 18:1-8を読よむ。)さらにこう言いいました。「人ひとの子こは来くる時とき,このような信しん仰こうを地ち上じょうで本ほん当とうに見みつけるでしょうか」。私わたしたちは不ふ公こう正せいを経けい験けんする時とき,辛しん抱ぼうや粘ねばり強づよさを示しめし,例たとえ話ばなしに出でてきたやもめと同おなじような強つよい信しん仰こうを示しめす必ひつ要ようがあります。そうした信しん仰こうがあれば,エホバがいずれ私わたしたちのために行こう動どうしてくださるという確かく信しんを持もてます。また,祈いのりには大おおきな力ちからがあるということも忘わすれてはいけません。祈いのりは思おもいも寄よらない結けっ果かをもたらすことがあるのです。

13. 祈いのりは,不ふ公こう正せいな扱あつかいを受うけたある家か族ぞくにどんな結けっ果かをもたらしましたか。

13 コンゴ民みん主しゅ共きょう和わ国こくに住すむベロ姉し妹まいの経けい験けんを考かんがえてみましょう。姉し妹まいとエホバの証しょう人にんではない夫おっとと15歳さいの娘むすめは,住すんでいる村むらが兵へい士したちの一いち団だんに襲しゅう撃げきされたので,そこから逃にげなければならなくなりました。3人にんは逃にげる途と中ちゅうで兵へい士したちに止とめられ,殺ころしてやると脅おどされました。ベロ姉し妹まいが泣なき出だしてしまったため,娘むすめは母はは親おやを落おち着つかせようとして声こえに出だして祈いのり,その祈いのりの中なかでエホバの名な前まえを何なん度ども使つかいました。祈いのりが終おわると,司し令れい官かんは娘むすめにこう言いいました。「誰だれに祈いのりを教おそわったんだ」。娘むすめはこう答こたえました。「母ははです。マタイ 6章しょう9-13節せつを使つかって教おしえてくれました」。それを聞きいて,司し令れい官かんは娘むすめに言いいました。「親おやと一いっ緒しょに安あん心しんして行いきなさい。あなたの神かみエホバが守まもってくれるように」。

14. どんなことが信しん仰こうの試こころみとなるかもしれませんか。耐たえるために何なにが助たすけになりますか。

14 こうした経けい験けんから,祈いのりの力ちからを過か小しょう評ひょう価かしてはいけないということが分わかります。しかし,祈いのりがなかなか聞きかれなかったり,劇げき的てきな仕し方かたで答こたえが与あたえられなかったりする場ば合あいはどうでしょうか。イエスの例たとえに出でてきたやもめに倣ならい,エホバに祈いのり続つづけましょう。エホバから見み捨すてられることはないことや,エホバがふさわしい時ときにふさわしい仕し方かたで答こたえてくださることへの確かく信しんを保たもってください。聖せいなる力ちからを求もとめてエホバに祈いのり続つづけましょう。(フィリ 4:13)もう少すこしすれば,エホバは私わたしたちに豊ゆたかな祝しゅく福ふくを与あたえてくださいます。これまでのつらい経けい験けんを思おもい出だすことはもはやなくなるのです。エホバの助たすけを得えて試し練れんに耐たえ,忠ちゅう実じつを保たもつなら,将しょう来らいの試し練れんに立たち向むかうための力ちからを得えられるでしょう。(ペテ一いち 1:6,7)

問もん題だいを乗のり越こえるための信しん仰こう

15. マタイ 17章しょう19,20節せつによると,イエスの弟で子したちはどんな問もん題だいにぶつかりましたか。

15 イエスは弟で子したちに対たいして,強つよい信しん仰こうがあれば問もん題だいを乗のり越こえることができる,と教おしえました。(マタイ 17:19,20を読よむ。)ある時とき,弟で子したちは邪じゃ悪あくな天てん使しを追おい出だせませんでした。以い前ぜんにはそうできたのに,今こん回かいはできなかったのです。何なにが問もん題だいだったのでしょうか。イエスは,さらに信しん仰こうが必ひつ要ようだと教おしえました。そして,十じゅう分ぶんな信しん仰こうがあれば山やまのような問もん題だいも乗のり越こえることができる,と述のべました。現げん代だいの私わたしたちも,山やまのように思おもえる問もん題だいにぶつかることがあります。

1. 1人の姉妹が,亡くなった夫のネクタイを手にして,涙を流している。2. 同じ日に,集会に出席し,コメントするために手を挙げている。

大おおきな悲かなしみを味あじわうことがあるとしても,信しん仰こうはエホバへの奉ほう仕しに忙いそがしくする助たすけになる。(16節せつを参さん照しょう。)

16. ゲイディー姉し妹まいが夫おっとを亡なくした悲かなしみに耐たえる上うえで,信しん仰こうはどのように助たすけになっていますか。

16 グアテマラのゲイディー姉し妹まいの例れいを考かんがえてみましょう。姉し妹まいの夫おっとのエディー兄きょう弟だいは,集しゅう会かいから家いえに帰かえる途と中ちゅうに殺ころされてしまいました。姉し妹まいがこの大おおきな悲かなしみに耐たえる上うえで,信しん仰こうはどのように助たすけになっているでしょうか。姉し妹まいはこう言いいます。「エホバに祈いのって重おも荷にを委ゆだねると,心こころが穏おだやかになります。エホバが家か族ぞくや会かい衆しゅうの友とも達だちを通とおして気き遣づかってくれていることが分わかります。エホバへの奉ほう仕しに忙いそがしくしていると,心こころの痛いたみが和やわらぎますし,次つぎの日ひのことを心しん配ぱいせずに1日にち1日にちやっていくことができます。この経けい験けんを通とおして,エホバやイエスや組そ織しきの助たすけがあれば,将しょう来らいどんな試し練れんが降ふり掛かかるとしても,耐たえていけるということが分わかりました」。

17. 山やまのような問もん題だいにぶつかる時とき,何なにができますか。

17 あなたは,愛あいする人ひとを亡なくして大おおきな悲かなしみを味あじわっていますか。もしそうなら,時じ間かんを取とって死し者しゃが生いき返かえったことについての聖せい書しょの記き録ろくを調しらべ,復ふっ活かつの希き望ぼうに対たいする信しん仰こうを強つよめてください。家か族ぞくの誰だれかが排はい斥せきされてつらい思おもいをしていますか。もしそうなら,聖せい書しょや出しゅっ版ぱん物ぶつを調しらべ,エホバがいつも最さい善ぜんの方ほう法ほうで矯きょう正せいを与あたえる,という確かく信しんを強つよめてください。今いまどんな問もん題だいにぶつかっているとしても,それを信しん仰こうを強つよめる機き会かいとしましょう。エホバに自じ分ぶんの気き持もちを全すべて打うち明あけてください。自じ分ぶんを孤こ立りつさせるのではなく,仲なか間まの兄きょう弟だい姉し妹まいと一いっ緒しょに時じ間かんを過すごすようにしましょう。(格かく 18:1)たとえ涙なみだを流ながしながら行おこなうことになるとしても,問もん題だいに耐たえる力ちからをもらえる活かつ動どうに加くわわってください。(詩し 126:5,6)集しゅう会かいや伝でん道どうや聖せい書しょ通つう読どくの良よい習しゅう慣かんを守まもりましょう。エホバが約やく束そくしてくださっている素す晴ばらしい祝しゅく福ふくについて,いつも考かんがえてください。エホバが助たすけてくださっていることを感かんじれば感かんじるほど,エホバへの信しん仰こうはいっそう強つよくなるでしょう。

「さらに信しん仰こうを与あたえてください」

18. 自じ分ぶんの信しん仰こうに弱よわいところがあることに気き付づいたなら,何なにができますか。

18 試し練れんにぶつかって,自じ分ぶんの信しん仰こうに弱よわいところがあることに気き付づいても,がっかりしないでください。信しん仰こうをさらに強つよめる機き会かいと考かんがえましょう。イエスの弟で子したちと同おなじように,「さらに信しん仰こうを与あたえてください」とお願ねがいすることができます。(ルカ 17:5)この記き事じに出でてきた経けい験けんについても考かんがえましょう。ミゲル兄きょう弟だいやユライ姉し妹まいのように,エホバに助たすけていただいた時ときのことについて,いつも考かんがえてください。ベロ姉し妹まいの娘むすめやアネル姉し妹まいのように,エホバに心こころからの祈いのりを捧ささげましょう。大おおきな問もん題だいにぶつかった時ときには特とくにそうしてください。ゲイディー姉し妹まいのように,エホバが家か族ぞくや友とも達だちを通とおして助たすけを与あたえてくださることを忘わすれないようにしましょう。今いまの試し練れんに耐たえられるようにエホバに助たすけていただくなら,将しょう来らいどんな試し練れんが降ふり掛かかるとしても,耐たえられるようにエホバが助たすけてくださる,という確かく信しんを深ふかめることができます。

19. イエスはどんなことを確かく信しんしていましたか。私わたしたちはどんなことを確かく信しんできますか。

19 イエスは,弟で子したちにさらに強つよい信しん仰こうが必ひつ要ようであることを指し摘てきしました。それでも,エホバの助たすけがあれば弟で子したちが将しょう来らいの試し練れんを乗のり越こえられることは全まったく疑うたがっていませんでした。(ヨハ 14:1; 16:33)イエスは,強つよい信しん仰こうがあれば大だい群ぐん衆しゅうも大だい患かん難なんを生いき残のこることができると確かく信しんしています。(啓けい 7:9,14)あなたはその1人ひとりになるでしょうか。今いまあらゆる機き会かいを捉とらえて信しん仰こうを強つよめるなら,エホバの惜おしみない親しん切せつによってそうなることができるでしょう。(ヘブ 10:39)

どのように答こたえますか

  • どうすれば将しょう来らいの信しん仰こうの試こころみに備そなえることができますか。

  • 私わたしたちにとって試し練れんとなるかもしれないどんな4つの状じょう況きょうがありますか。そうした状じょう況きょうをどのように活かつ用ようできますか。

  • 私わたしたちが忠ちゅう実じつを保たもてると確かく信しんできるのはなぜですか。

118番ばんの歌うた 「さらに信しん仰こうを与あたえてください」

a 私わたしたちはこの体たい制せいが終おわるのを楽たのしみにしています。それでも時とき々どき,自じ分ぶんの信しん仰こうはその終おわりを生いき残のこれるほど強つよいだろうか,と考かんがえるかもしれません。この記き事じでは,信しん仰こうを強つよめるのに役やく立だつ経けい験けんや,そこから引ひき出だせる教きょう訓くんについて考かんがえます。

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