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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔(研究用)2021
塔研21 09月号 20–25ページ

研究記事38

エホバと仲なか間まへの愛あいを深ふかめましょう

「私わたしは,私わたしの父ちちであなたたちの父ちちである方かた……のもとへ上のぼる」。ヨハネ 20:17

3番ばんの歌うた 私わたしたちの力ちから,希き望ぼう,確かく信しん

何なにを学まなぶかa

1. 私わたしたちはエホバを何なんと呼よぶことができますか。

エホバを崇すう拝はいする者ものたちの家か族ぞくには,「全ぜん創そう造ぞう物ぶつの中なかの初はつ子ご」であるイエスと,大おお勢ぜいの天てん使したちが含ふくまれています。(コロ 1:15。詩し 103:20)イエスは地ち上じょうにいた時とき,忠ちゅう実じつな人にん間げんもエホバをお父とうさんと呼よべることを教おしえました。弟で子したちに対たいして,エホバのことを「私わたしの父ちちであなたたちの父ちちである方かた」と述のべました。(ヨハ 20:17)そして私わたしたちは,エホバに献けん身しんしてバプテスマを受うける時とき,兄きょう弟だい姉し妹まいから成なる愛あい情じょう深ぶかい家か族ぞくの一いち員いんとなることができます。(マル 10:29,30)

2. この記き事じではどんなことを考かんがえますか。

2 しかし中なかには,エホバを愛あい情じょう深ぶかいお父とうさんと考かんがえるのが難むずかしいと感かんじる人ひともいます。また,仲なか間まの兄きょう弟だい姉し妹まいに対たいしてどのように愛あいを示しめしたらよいか分わからないという人ひともいるでしょう。では,エホバが愛あい情じょう深ぶかいお父とうさんで,私わたしたちが親したしくなれる方かたであるということを理り解かいできるよう,イエスはどのように助たすけてくれていますか。私わたしたちは仲なか間まの兄きょう弟だい姉し妹まいに接せっする際さい,エホバにどのように倣ならえるでしょうか。この記き事じではこうした点てんを考かんがえます。

エホバは私わたしたちと親したしくなりたいと思おもっている

3. イエスが教おしえた祈いのりについて考かんがえると,エホバに一いっ層そう親したしみを感かんじることができます。なぜそう言いえますか。

3 エホバは愛あい情じょう深ぶかいお父とうさんです。イエスにとってエホバは,温あたたかくて愛あい情じょう深ぶかく近ちかづきやすいお父とうさんであり,冷れい淡たんに権けん威いを振ふりかざす存そん在ざいではありません。イエスは,私わたしたちにも同おなじように考かんがえてほしいと思おもっています。だからこそ,弟で子したちに祈いのり方かたを教おしえた時とき,模も範はんとなる祈いのりの初はじめに「私わたしたちの父ちち」という言こと葉ばを使つかったのです。(マタ 6:9)イエスはエホバのことを「全ぜん能のう者しゃ」や「創そう造ぞう者しゃ」や「永えい遠えんの王おう」と呼よぶよう教おしえることもできました。こうした称しょう号ごうはどれも聖せい書しょの中なかで用もちいられている適てき切せつなものだからです。(創そう 49:25。イザ 45:18。テモ一いち 1:17)それでもイエスは,エホバのことを親したしみを込こめて「父ちち」と呼よぶよう弟で子したちに教おしえました。

4. エホバは私わたしたちと親したしくなりたいと思おもっています。なぜそう言いえますか。

4 あなたにとって,エホバを愛あい情じょう深ぶかいお父とうさんと考かんがえるのは難むずかしいことですか。確たしかにそう感かんじる人ひともいます。大たい変へんな家か庭てい環かん境きょうで育そだったために,愛あい情じょう深ぶかいお父とうさんというイメージを持もちにくい人ひともいるでしょう。しかし,エホバが私わたしたちの気き持もちをよく分わかってくれていることを知しると,本ほん当とうに慰なぐさめられます。エホバは私わたしたちと親したしくなりたいと思おもっています。それで,聖せい書しょはこう勧すすめています。「神かみに近ちかづいてください。そうすれば,神かみは近ちかづいてくださいます」。(ヤコ 4:8)エホバは,私わたしたちを愛あいし,私わたしたちの最さい高こうの父ちち親おやになると言いってくれています。

5. ルカ 10章しょう22節せつによると,イエスは私わたしたちがエホバと一いっ層そう親したしくなれるよう,どのように助たすけてくれますか。

5 イエスは,私わたしたちがエホバと一いっ層そう親したしくなれるよう助たすけてくれます。エホバのことをよく知しっていて,エホバの性せい質しつに完かん全ぜんに倣ならっているので,こう言いうことができました。「私わたしを見みた人ひとは,父ちちをも見みたのです」。(ヨハ 14:9)イエスは私わたしたちのお兄にいさんのようです。お父とうさんエホバに対たいする敬けい意いや従じゅう順じゅんをどうすれば示しめせるか,また,エホバが喜よろこぶことを行おこない,悲かなしむことを避さけるにはどうしたらよいかを教おしえてくれています。そして,イエスの地ち上じょうでの生しょう涯がいを調しらべるなら,エホバがいかに親しん切せつで愛あい情じょう深ぶかい方かたであるかがよく分わかります。(ルカ 10:22を読よむ。)幾いくつかの例れいを考かんがえてみましょう。

愛あい情じょう深ぶかいお父とうさんであるエホバは,天てん使しを遣つかわして独ひとり子ごイエスを力ちからづけた。(6節せつを参さん照しょう。)c

6. エホバはどのようにしてイエスの声こえに耳みみを傾かたむけましたか。

6 エホバはご自じ分ぶんの子こ供どもたちの声こえに耳みみを傾かたむける。エホバは,初はつ子ごであるイエスに対たいしてそうしました。どのようにでしょうか。エホバは,イエスが地ち上じょうにいた時ときに捧ささげた数かず多おおくの祈いのりを確たしかに聞きいていました。(ルカ 5:16)例たとえば,12使し徒とを選えらんだ時ときに捧ささげた祈いのりのような,重じゅう要ような決けっ定ていに関かんする祈いのりを聞きいていました。(ルカ 6:12,13)また,つらい時ときに捧ささげた祈いのりも聞きいていました。イエスは裏うら切ぎられる直ちょく前ぜんに,これから経けい験けんする試し練れんについてお父とうさんエホバに熱ねつ烈れつに祈いのりました。エホバはその祈いのりを聞きいただけでなく,天てん使しを遣つかわして愛あいするわが子こを力ちからづけることもしました。(ルカ 22:41-44)

7. エホバが私わたしたちの祈いのりに耳みみを傾かたむけてくれることを知しると,どんな気き持もちになりますか。

7 現げん代だいにおいても,エホバはご自じ分ぶんに仕つかえる人ひとたちの祈いのりに耳みみを傾かたむけています。そして,一いち番ばん良よい時ときに一いち番ばん良よい方ほう法ほうで答こたえてくれます。(詩し 116:1,2)インドに住すむある姉し妹まいは,まさにこのことを経けい験けんしました。姉し妹まいは感かん情じょう的てきな問もん題だいと闘たたかって,つらい思おもいをしていました。そして,そのことについてエホバに真しん剣けんに祈いのりました。こう書かいています。「JW Broadcastingの2019年ねん5月がつのマンスリープログラムでは,不ふ安あんや心しん配ぱいにどのように対たい処しょできるかが扱あつかわれていました。私わたしにぴったりの内ない容ようでした。祈いのりに対たいする答こたえだと思おもいました」。

8. エホバは,イエスを愛あいしていることをどのように示しめしましたか。

8 エホバは,私わたしたちのことを愛あいし,気き遣づかってくれています。地ち上じょうで大たい変へんな務つとめを果はたしていたイエスを愛あいし,気き遣づかったのと同おなじようにです。(ヨハ 5:20)エホバは,イエスが強つよい信しん仰こうを保たもてるように助たすけ,つらく感かんじている時ときには励はげまし,生いきていくのに必ひつ要ようなものをきちんと得えられるようにしました。そして,イエスのことを愛あいし,喜よろこんでいることを,ためらうことなく伝つたえました。(マタ 3:16,17)イエスは愛あい情じょう深ぶかい天てんのお父とうさんエホバにいつでも頼たよることができたので,独ひとりぼっちだと感かんじることは決けっしてありませんでした。(ヨハ 8:16)

9. エホバが私わたしたちを愛あいしてくださっていることは,どんなことから分わかりますか。

9 イエスと同おなじように,私わたしたち全すべてもいろいろな形かたちでエホバの愛あいを経けい験けんしてきました。例たとえば,エホバは私わたしたちを引ひき寄よせてくださり,私わたしたちに愛あいと信しん仰こうで結むすばれた家か族ぞくを与あたえてくださいました。そのおかげで,私わたしたちは幸しあわせを味あじわい,つらい時ときにも励はげましてもらうことができます。(ヨハ 6:44)またエホバは,強つよい信しん仰こうを保たもつのに必ひつ要ようなものをいつも与あたえてくださっています。生いきていくのに必ひつ要ようなものを得えられるようにも助たすけてくださいます。(マタ 6:31,32)エホバが愛あいを示しめしてくださっていることを考かんがえると,エホバへの愛あいはますます強つよくなります。

兄きょう弟だい姉し妹まいに対たいするエホバの接せっし方かたに倣ならう

10. 兄きょう弟だい姉し妹まいに愛あいを示しめす点てんでエホバに倣ならうなら,どんなことができますか。

10 エホバは兄きょう弟だい姉し妹まいを愛あいしています。しかし私わたしたちは,仲なか間まの兄きょう弟だい姉し妹まいに対たいして愛あいを感かんじたり示しめしたりするのを難むずかしく感かんじることがあるかもしれません。文ぶん化かや育そだった環かん境きょうはそれぞれ違ちがいますし,間ま違ちがいをして相あい手てをいらいらさせたりがっかりさせたりすることは誰だれにでもあるからです。それでも,仲なか間まの間あいだに見みられる愛あいの絆きずなを強つよめるためにできることはあります。兄きょう弟だい姉し妹まいに愛あいを示しめす点てんで,お父とうさんエホバに倣ならうことによってです。(エフェ 5:1,2。ヨハ一いち 4:19)エホバの手て本ほんから学まなべる点てんを考かんがえてみましょう。

11. イエスは,エホバの「温あたたかい思おもいやり」にどのように倣ならいましたか。

11 エホバは「温あたたかい思おもいやり」を示しめしてくださる。(ルカ 1:78)思おもいやり深ぶかい人ひとは,誰だれかが苦くるしんでいるのを知しると心こころを痛いため,助たすけたり慰なぐさめたりできないかと考かんがえます。イエスは人ひと々びとに接せっする際さい,エホバの愛あいに倣ならいました。(ヨハ 5:19)ある時ときイエスは,群ぐん衆しゅうを見みて「かわいそうに思おも」いました。「羊ひつじ飼かいのいない羊ひつじのように痛いためつけられ,放ほうり出だされていたからで」す。(マタ 9:36)イエスは,愛あいを感かんじただけでなく,人ひと々びとを助たすけるために行こう動どうしました。病びょう気きの人ひとを治なおし,「疲つかれていて,荷にを負おい切きれない人ひと」を爽さわやかにしました。(マタ 11:28-30; 14:14)

1. 兄弟姉妹が,食料品貯蔵室で箱に食料品を詰めている。2. 1人の兄弟がその箱をある家族に届けている。

仲なか間まの兄きょう弟だい姉し妹まいに思おもいやりを示しめし,惜おしみなく与あたえるなら,エホバに倣ならえる。(12-14節せつを参さん照しょう。)d

12. どんな方ほう法ほうで思おもいやりを示しめすことができますか。

12 思おもいやりを示しめすためには,兄きょう弟だい姉し妹まいがどんな問もん題だいと闘たたかっているかについて考かんがえる必ひつ要ようがあります。例たとえば,重おもい病びょう気きを患わずらっている姉し妹まいがいるとしましょう。姉し妹まいは不ふ平へいや不ふ満まんを言いったりはしませんが,助たすけになってくれる人ひとがいるなら,きっと喜よろこぶはずです。家か族ぞくの世せ話わはどのようにしているのでしょうか。食しょく事じの準じゅん備びや掃そう除じを手て伝つだうなら,喜よろこんでもらえるのではないでしょうか。失しつ業ぎょうした兄きょう弟だいがいる場ば合あいはどうですか。例たとえば,少しょう額がくのお金かねを匿とく名めいでプレゼントするなら,次つぎの仕し事ごとが見みつかるまで何なんとかやっていく助たすけになるかもしれません。

13-14. どうすれば,エホバのように惜おしみなく与あたえることができますか。

13 エホバは惜おしみなく与あたえてくださる。(マタ 5:45)兄きょう弟だい姉し妹まいから助たすけを求もとめられてようやく思おもいやりを示しめすようであってはいけません。エホバのように自じ分ぶんから行こう動どうしましょう。エホバは,私わたしたちから頼たのまれなくても,毎まい日にち太たい陽ようを昇のぼらせています。そして,感かん謝しゃしない人ひとたちを含ふくめ,全すべての人ひとがその恩おん恵けいを受うけています。エホバは私わたしたちに必ひつ要ようなものを与あたえることによって,私わたしたちに対たいする愛あいを表あらわしているのです。私わたしたちは,親しん切せつで惜おしみなく与あたえるエホバのことを心こころから愛あいしています。

14 大おお勢ぜいの兄きょう弟だい姉し妹まいが,天てんのお父とうさんエホバに倣ならって,進すすんで惜おしみなく与あたえています。例たとえば,2013年ねんにスーパー台たい風ふうハイエンがフィリピンに壊かい滅めつ的てきな被ひ害がいをもたらした時とき,大おお勢ぜいの兄きょう弟だい姉し妹まいが家いえや持もち物ものを失うしないました。世せ界かい中じゅうの仲なか間まが協きょう力りょくして救きゅう援えんを行おこないました。多おおくの寄き付ふが寄よせられ,大おお勢ぜいの人ひとが建けん設せつ作さ業ぎょうに加くわわりました。その結けっ果か,1年ねん以い内ないに750軒けんほどの家いえの修しゅう理りや再さい建けんを終おえることができました。また,新しん型がたコロナウイルスが世せ界かい的てきに流りゅう行こうする中なか,エホバの証しょう人にんは兄きょう弟だい姉し妹まいを一いっ生しょう懸けん命めいに助たすけてきました。すぐに助たすけの手てを差さし伸のべるなら,仲なか間まを愛あいしていることを示しめせるのです。

15-16. ルカ 6章しょう36節せつによると,どんな大たい切せつな面めんで天てんのお父とうさんエホバに倣ならうことができますか。

15 エホバは憐あわれみ深ぶかく,快こころよく許ゆるしてくださる。(ルカ 6:36を読よむ。)私わたしたちは,天てんのお父とうさんエホバの憐あわれみを毎まい日にち経けい験けんしています。(詩し 103:10-14)イエスは,不ふ完かん全ぜんな弟で子したちに憐あわれみを示しめし,快こころよく許ゆるしました。自じ分ぶんの命いのちをさえ進すすんで犠ぎ牲せいにして,私わたしたちの罪つみが許ゆるされるようにしました。(ヨハ一いち 2:1,2)エホバとイエスが憐あわれみ深ぶかく快こころよく許ゆるしてくださることについて考かんがえると,エホバとイエスにいっそう引ひき付つけられるのではないでしょうか。

16 私わたしたちは「寛かん大だいに許ゆる」すことによって,仲なか間まの兄きょう弟だい姉し妹まいとの愛あいの絆きずなを強つよめることができます。(エフェ 4:32)とはいえ,人ひとを許ゆるすのはとても難むずかしいことがあるので,努ど力りょくが必ひつ要ようです。1人ひとりの姉し妹まいは,「ものみの塔とう」の「互たがいに惜おしみなく許ゆるし合あいなさい」という記き事じが助たすけになったと感かんじています。b こう書かいています。「この記き事じのおかげで見み方かたが変かわりました。人ひとを許ゆるすことに対たいして,以い前ぜんよりも前まえ向むきに考かんがえられるようになりました。その記き事じによれば,進すすんで許ゆるすとは,間ま違ちがった行こう為いを容よう認にんするとか,その被ひ害がいを過か小しょう評ひょう価かするということではありません。そうした行こう為いに対たいする憤いきどおりを捨すて,平へい安あんを保たもつということです」。仲なか間まを寛かん大だいに許ゆるすなら,仲なか間まを愛あいし,お父とうさんエホバに倣ならっていることを示しめせるのです。

エホバの家か族ぞくの一いち員いんであることを感かん謝しゃする

1. 1人の母親が,娘が刑務所の兄弟を励ますために絵を描くのを助けている。2. 刑務所にいる兄弟が,受け取った絵と手紙を見てほほ笑んでいる。

若わかい人ひとも年ねん長ちょうの人ひとも,仲なか間まの兄きょう弟だい姉し妹まいに愛あいを示しめしてきた。(17節せつを参さん照しょう。)e

17. マタイ 5章しょう16節せつからすると,私わたしたちはどのように天てんのお父とうさんエホバをたたえることができますか。

17 愛あいにあふれた国こく際さい的てきな家か族ぞくの一いち員いんでいられるのは,本ほん当とうに素す晴ばらしいことです。私わたしたちは,一人ひとりでも多おおくの人ひとが私わたしたちと共ともにエホバを崇すう拝はいするようになることを願ねがっています。ですから,エホバに仕つかえる人ひとたちや天てんのお父とうさんエホバの評ひょう判ばんを傷きずつけるようなことは決けっしてしないように注ちゅう意いするべきです。人ひと々びとが良よい知しらせを学まなんでみたいという気き持もちになるような,立りっ派ぱな行こう動どうをするよう努ど力りょくしましょう。(マタイ 5:16を読よむ。)

18. 恐おそれることなく伝でん道どうする上うえで,どんなことが役やくに立たちますか。

18 時ときには,天てんのお父とうさんエホバに従したがっているという理り由ゆうでばかにされることがあります。迫はく害がいされることさえあるかもしれません。自じ分ぶんが信しんじていることについてほかの人ひとに話はなすことに恐おそれを感かんじる場ば合あいはどうでしょうか。エホバとイエスが助たすけてくださることを確かく信しんできます。イエスは弟で子したちに対たいして,何なにをどう話はなそうかと心しん配ぱいする必ひつ要ようはない,と言いいました。その理り由ゆうについて,こう述のべています。「話はなすべきことはその時ときに与あたえられるからです。単たんにあなたたちが話はなすのではなく,天てんの父ちちの聖せいなる力ちからがあなたたちによって話はなすのです」。(マタ 10:19,20)

19. 大だい胆たんに語かたったどんな例れいがありますか。

19 ロバート兄きょう弟だいの例れいを考かんがえてみましょう。聖せい書しょを学まなび始はじめたばかりで聖せい書しょの知ち識しきがあまりなかった頃ころ,兄きょう弟だいは南みなみアフリカの裁さい判ばん所しょで兵へい役えきに就つかない理り由ゆうを説せつ明めいする必ひつ要ようがありました。それで,仲なか間まの兄きょう弟だいたちを愛あいしているので中ちゅう立りつを保たもちたいと思おもっていることを大だい胆たんに語かたりました。エホバの家か族ぞくの一いち員いんであることを感かん謝しゃしていたのです。すると突とつ然ぜん,裁さい判ばん官かんから「あなたの兄きょう弟だいたちとは誰だれのことですか」と尋たずねられました。ロバート兄きょう弟だいはそんなことを聞きかれるとは思おもってもいませんでしたが,すぐにその日ひの聖せい句くであるマタイ 12章しょう50節せつを思おもい出だしました。そこにはこうあります。「天てんにいる父ちちの望のぞむことを行おこなう人ひとが,私わたしの兄きょう弟だい,姉し妹まい,母ははなのです」。ロバート兄きょう弟だいは聖せい書しょを学まなび始はじめたばかりでしたが,エホバの聖せいなる力ちからの助たすけがあったので,この質しつ問もんにもその他たの予よ期きしていなかった質しつ問もんにも答こたえることができました。エホバはロバート兄きょう弟だいのことを誇ほこらしく思おもったに違ちがいありません。私わたしたちが難むずかしい状じょう況きょうでもエホバに頼たよって大だい胆たんに語かたるなら,エホバは私わたしたちのことも誇ほこらしく思おもってくださいます。

20. 私わたしたちはどんなことを決けつ意いするべきですか。(ヨハネ 17:11,15)

20 エホバの愛あい情じょう深ぶかい家か族ぞくの一いち員いんでいられることをこれからも感かん謝しゃしていきましょう。私わたしたちには,最さい高こうのお父とうさんと愛あいにあふれた大おお勢ぜいの兄きょう弟だい姉し妹まいがいます。それを当あたり前まえのことと考かんがえてはなりません。サタンとサタンに従したがう者ものたちは私わたしたちに敵てき意いを抱いだき,天てんのお父とうさんの愛あいに疑うたがいを持もたせ,私わたしたちの一いっ致ちを壊こわそうとしています。しかし,イエスは私わたしたちのために祈いのり,エホバの家か族ぞくが一いっ致ちを保たもてるよう,お父とうさんエホバにお願ねがいしました。(ヨハネ 17:11,15を読よむ。)エホバは,この祈いのりに答こたえてくださっています。私わたしたちもイエスに倣ならい,お父とうさんエホバの愛あいと支ささえを決けっして疑うたがわないようにしましょう。そして,エホバと仲なか間まへの愛あいを一いっ層そう深ふかめていくことを決けつ意いしましょう。

どのように答こたえますか

  • エホバが愛あい情じょう深ぶかいお父とうさんであることは,どんなことから分わかりますか。

  • 仲なか間まの兄きょう弟だい姉し妹まいを愛あいしていることをどのように表あらわせますか。

  • エホバの家か族ぞくの一いち員いんであることに対たいする感かん謝しゃをどのように示しめせますか。

99番ばんの歌うた 数かぞえ尽つくせない仲なか間またち

a 兄きょう弟だい姉し妹まいから成なる愛あい情じょう深ぶかい家か族ぞくの中なかにいられるのは,本ほん当とうに素す晴ばらしいことです。私わたしたち全すべては,互たがいに対たいして抱いだいている愛あいをさらに深ふかめたいと思おもっています。どうすればそうできるでしょうか。お父とうさんエホバが私わたしたちに示しめしてくださる愛あいや,イエスや仲なか間まの兄きょう弟だい姉し妹まいの手て本ほんに倣ならうことによってです。

b 「ものみの塔とう」2012年ねん11月がつ15日にち号ごう26-30ページを参さん照しょう。

c 写しゃ真しんや挿さし絵え: エホバは天てん使しを遣つかわしてゲッセマネの園そのにいたイエスを力ちからづけた。

d 写しゃ真しんや挿さし絵え: 新しん型がたコロナウイルスが世せ界かい的てきに流りゅう行こうする中なか,多おおくの人ひとたちが仲なか間まを助たすけるために食しょく材ざいを準じゅん備びして届とどけた。

e 写しゃ真しんや挿さし絵え: 1人ひとりの母はは親おやが,娘むすめが刑けい務む所しょの兄きょう弟だいに励はげましの手て紙がみを書かくのを助たすけている。

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