イエスが地上で語ったことや行ったことについて知れば知るほど,私たちはイエスとお父さんエホバに心を引かれます。イエスのどんなところが魅力的でしょうか。どうすればイエスに見習えるでしょうか。
1. イエスは父エホバとどんなところが似ている?
イエスは天にいた時,愛情深い父エホバと非常に長い時間を過ごし,エホバから学びました。そのため,エホバと同じように考え,感じ,行動します。(ヨハネ 5:19を読む。)イエスはエホバと性格がそっくりなので,「私を見た人は,父をも見たのです」と言うことができました。(ヨハネ 14:9)イエスがどんな方かを知ると,エホバについてよりよく知ることができます。例えば,イエスが人を思いやったことから,エホバが私たちを深く気遣ってくれていることが分かります。
2. イエスがエホバを愛していることはどうして分かる?
イエスは,「私が父を愛していることを世の人々が知るために,父が命じた通りにしています」と言いました。(ヨハネ 14:31)地上で大変な目に遭っても父エホバに従うことによって,エホバを深く愛していることを示しました。また,喜んでエホバについて話し,人がエホバと親しくなれるように助けました。(ヨハネ 14:23)
3. イエスが人を愛していることはどうして分かる?
聖書によると,イエスは「人間に深い愛情を抱」きました。(格言 8:31)人を力づけ,無私の気持ちで助けることによって,愛を示しました。イエスが行った奇跡は,力だけでなく思いやりも示すものでした。(マルコ 1:40-42)イエスはみんなに親切で公平でした。イエスの話を聞いた誠実な人たちは慰められ,希望を持つことができました。イエスは全人類を愛しているので,みんなのために進んで苦しみを受け,自分の命を差し出しました。イエスが特に愛しているのは,自分の教えに従う人たちです。(ヨハネ 15:13,14を読む。)
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イエスがどんな方かさらに学びましょう。どうすればイエスのように愛を示し,惜しみなく与えることができるでしょうか。
5. イエスは人のことを深く気遣っている
イエスはいつも自分よりも他の人のためになることを考えました。疲れていても,時間や労力を惜しまずに人を助けました。マルコ 6章30-44節を読んで,次のことを考えましょう。
イエスはどのように人を気遣いましたか。(31,34,41,42節)
イエスが皆を助けたいと思ったのはどうしてですか。(34節)
イエスはエホバと性格がそっくりなので,こうした例からエホバについてどんなことが分かりますか。
イエスに見習ってどのように人を気遣えますか。
6. イエスは惜しみなく与える
イエスはお金や物をあまり持っていませんでしたが,人に惜しみなく与えました。私たちにも,惜しみなく与えるよう勧めています。使徒 20章35節を読んで,次のことを考えましょう。
動画を見て,次のことを考えましょう。
参考情報
聖書は,イエスの名によってエホバに祈るようにと教えています。(ヨハネ 16:23,24を読む。)イエスの名によって祈ることにより,私たちがエホバと友達になれるようにイエスがしてくれたことへの感謝を表せます。
こう言う人もいる: 「神は人が苦しんでいることなんて気にしていない」。
まとめ
イエスはエホバを愛していて,人も愛している。イエスは父エホバにそっくりなので,イエスについて知れば知るほどエホバのこともよく分かる。
復習
どうすればイエスのようにエホバを愛していることを示せますか。
どうすればイエスのように人を愛していることを示せますか。
イエスのどんなところが一番魅力的だと思いますか。