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永続する命の真の泉ものみの塔 1968 | 1月1日
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すべての病気をいやす
14 そのとき地の諸国民に完全な健康が与えられることは,さらにどのように保証されていますか。
14 彼らは実を結ぶだけでなく,諸国民をいやす力のある葉を産出します。植物の葉は昔からいやすために用いられてきました。これは諸国民が生命をささえる水と食物を得るだけでなく,いやしを受けて完全な健康になることの保証です。いやしを受けるのは,聖都新しいエルサレムの光によって歩む諸国民です。―黙示 21:23,24。
15 どんな状態が実際にそれに伴うことが,この幻によって示されていますか。
15 地上の人類にとってもこの木に関連して現実的な見込みのあることが幻によって明らかにされており,幸福な期待を増し加えています。なぜなら全地は楽園となり,木々が茂り,清らな水が豊かに流れて,エデンの園に神が備えられたと同じくすべてが食べるによいものとなるからです。川や流れの水は清く,もはや汚されません。完全な健康を維持し,生命を享受するのに必要なものに事欠くことはありません。身体的な面での喜びを得,またもっと大切なことに心が新たにされて神と全く調和する時,地に住む人々は平和,健康,幸福,愛を享受します。
16 (イ)何を求めることがなくなりますか。どんな助けはもはや必要ありませんか。(ロ)人間はどれだけ生きますか。なぜそれは単調な生活ではありませんか。
16 そのとき若さの泉をさがし求めることも,病気をなおすために医者や精神療法医にかかることも,寿命を数年延ばす食事療法の研究も必要ではなくなります。このように一時的な手だては必要ありません。ハルマゲドンに生き残る地上の人,また死から復活してこれらのすばらしい備えに従順にあずかる人は,どれだけ生きますか。70年? 1000年? 100万年? 人は永遠の生命を得ます。しかもそれは単調な生活ではなく,愛された都,新しいエルサレムをとおしてエホバ神から次第に多くそそがれる祝福に心もからだも常にみたされた生活となることでしょう。
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読者からの質問ものみの塔 1968 | 1月15日
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読者からの質問
● ルカの福音書 20章34節から36節にあるイエスのことばは,地上の復活にあてはまるのですか,それとも14万4000人の天的な復活にあてはまるのですか。―オーストラリアの一読者より。
この聖句に関してはしばしば質問が寄せられます。まず問題の聖句は次のように述べています。「この世の子らは,めとったり,とついだりするが,かの世にはいって死人からの復活にあずかるにふさわしい者たちは,めとったり,とついだりすることはない。彼らは天使に等しいものであり,また復活にあずかるゆえに,神の子でもあるので,もう死ぬことはあり得ないからである」。
人間の最も強い情緒は多くの場合,配偶者同志を結びつけている感情です。ゆえにクリスチャンが復活の時の結婚の見込みに関心を持つのはもっともな事と言えます。地上で永遠に生きることを望む忠実な神のしもべの中には配偶者に死なれた人が大ぜいいます。そのような人は復活の時にはふたたび夫婦として結ばれたいという願いに根拠があればよいと望んでいます。その誠実な願いに決して冷淡なわけではありませんが,イエスのことばが地上での復活にあてはまること,またそのことばから見て,復活した人々は結婚せず,以前の配偶者とふたたび結ばれることもないということを認めないわけにはいきません。
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