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    聖書に対する洞察,第2巻
    • ネリ

      (Neri)[ヘブライ語のネリヤの短縮形に由来]

      ナタンを通してダビデ王の子孫となった人で,イエスに至る王の家系に属していました。ルカによると,シャルテルはネリの子でしたが,マタイはエコニヤがシャルテルの父であったと述べています。(マタ 1:12; ルカ 3:27)恐らくシャルテルはネリの娘と結婚し,その婿となったのでしょう。ヘブライ人の系図では,婿のことを子と言うのは珍しいことではありませんでした。それで,この記述は両方とも正確です。

  • シャルテル
    聖書に対する洞察,第1巻
    • シャルテルの父について: シャルテルは流刑中にエホヤキンに生まれた子らの筆頭に挙げられています。(代一 3:17; マタ 1:12)ルカはネリを通してイエスの系図をたどっていますが,シャルテルが名前を挙げられていないネリの娘と結婚したとすれば,ルカはシャルテルをネリの義理の息子であったという意味で「ネリの」子と呼んでいるのかもしれません。これは,後のほうの箇所で,マリア(ヘリの娘と思われる)をめとったヨセフを「ヘリの」子と呼んだのと同じです。―ルカ 3:23,27。

  • 息子,子
    聖書に対する洞察,第2巻
    • ヘブライ語のベーンという言葉とギリシャ語のヒュイオスという言葉は,いずれも「息子」を意味し,人の直系の男の子を意味するだけでなく,より広い意味で用いられることがよくあります。「息子」もしくは「子」は,養子(出 2:10; ヨハ 1:45),孫やひ孫のような子孫(出 1:7; 代二 35:14; エレ 35:16; マタ 12:23),婿を意味することもあります。―代一 3:17およびルカ 3:27(シャルテルはエコニヤの子で,ネリの婿だったと思われる),またルカ 3:23の,婿のことと思われる「ヨセフはヘリの子」という句(ギリシャ語本文では,この句に「子」を意味するヒュイオスは出ていないが,そのように解されている)と比較。

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