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  • ベタニヤのシモンの家で食事をする
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イエス 道,真理,命
イ道 101章 236ページ–237ページ 2節
食卓に着いているイエスの頭にマリアが香油を注いでいるところ

101章

ベタニヤのシモンの家いえで食しょく事じをする

マタイ 26:6-13 マルコ 14:3-9 ヨハネ 11:55–12:11

  • イエスはエルサレム近ちかくのベタニヤに戻もどる

  • マリアはイエスに香こう油ゆを注そそぐ

イエスはエリコを出でてベタニヤに向むかいます。途と中ちゅう,険けわしい山やま道みちを20㌔も歩あるいて登のぼらなければなりません。エリコは海かい面めんより250㍍ほど低ひくい所ところ,ベタニヤは海かい面めんより600㍍以い上じょう高たかい所ところにあります。ラザロは2人ふたりの姉し妹まいたちとベタニヤの小ちいさな村むらで暮くらしています。エルサレムから約やく3㌔離はなれた,オリーブ山やまの東ひがし斜しゃ面めんにある村むらです。

過すぎ越こしを祝いわうため,多おおくのユダヤ人じんがすでにエルサレムに到とう着ちゃくしています。死し体たいに触さわったりすると汚けがれてしまうので,「儀ぎ式しき上じょうの清きよめをするために」早はやく来くるのです。(ヨハネ 11:55。民みん数すう記き 9:6-10)早はやく着ついて神しん殿でんに集あつまっている人ひとたちは,イエスが過すぎ越こしの祭まつりに来くるかどうか予よ想そうし合あっています。(ヨハネ 11:56)

いろいろな意い見けんが飛とび交かいます。宗しゅう教きょう指し導どう者しゃの中なかには,イエスを捕つかまえて殺ころしたいと思おもっている人ひともいます。実じっ際さい彼かれらは,イエスの居い場ば所しょが分わかったなら通つう報ほうするよう命めい令れいしていました。「イエスを捕つかまえるため」です。(ヨハネ 11:57)彼かれらは以い前ぜんにも,ラザロを復ふっ活かつさせた後のちにイエスを殺ころそうとしたことがあります。(ヨハネ 11:49-53)それで,そもそもイエスが人ひとの大おお勢ぜいいる所ところに現あらわれるかどうか分わからない,と考かんがえる人ひともいます。

イエスは「過すぎ越こしの6日か前まえ」の金きん曜よう日びに,ベタニヤに到とう着ちゃくします。(ヨハネ 12:1)日にち没ぼつと同どう時じに新あたらしい日ひ(ニサン8日か,安あん息そく日び)が始はじまるので,イエスは金きん曜ようの夕ゆう方がたまでにこの旅たびを終おえていました。金きん曜ようの日にち没ぼつから土ど曜ようの日にち没ぼつまでは安あん息そく日びであり,安あん息そく日びの旅りょ行こうはユダヤ人じんの律りっ法ぽうで禁きんじられていました。ですから,イエスがその間あいだにエリコからベタニヤまで旅たびをしたとは考かんがえられません。ベタニヤでは,以い前ぜんと同おなじようにラザロの家いえに行いったものと思おもわれます。

ベタニヤに住すむシモンがイエスと友ゆう人じんたちを土ど曜ようの夕ゆう食しょくに招しょう待たいします。ラザロも招まねかれています。シモンは「重おもい皮ひ膚ふ病びょうだった」とされています。きっとイエスに癒いやしてもらったのでしょう。働はたらき者もののマルタは,彼かの女じょらしく客きゃくたちにこまやかな心こころ配くばりをしています。マリアはというと,イエスに特とく別べつの気き遣づかいを示しめします。しかし,今こん回かいはそれがきっかけで,ある議ぎ論ろんを引ひき起おこします。

マリアは,「香こう油ゆ,純じゅん粋すいのナルド[が]1ポンド」入はいっている雪せっ花か石せっこうの容よう器き,つまり小ちいさなつぼのふたを開あけます。(ヨハネ 12:3)この香こう油ゆは大たい変へん高こう価かなもので,値ね段だんは1年ねん分ぶんの給きゅう料りょう(300デナリ)に相そう当とうします。その香こう油ゆをマリアはイエスの頭あたまと足あしに注そそぎ,髪かみの毛けで拭ふきます。すると家いえ中じゅうに良よい香かおりが広ひろがります。

ところが弟で子したちは腹はらを立たてて,「この香こう油ゆをどうして無む駄だ遣づかいするのか」と言いいます。(マルコ 14:4)ユダ・イスカリオテも,「どうしてこの香こう油ゆを300デナリで売うって,貧まずしい人ひとたちに施ほどこしをしなかったのか」と批ひ判はんします。(ヨハネ 12:5)ユダがそう言いったのは,貧まずしい人ひとたちのことを本ほん当とうに気きに掛かけていたからではなく,自じ分ぶんが管かん理りしていた弟で子したちの金かね箱ばこからお金かねを盗ぬすんでいたからです。

イエスはマリアをかばい,こう言いいます。「なぜこの女じょ性せいを困こまらせようとするのですか。私わたしに立りっ派ぱなことをしてくれたのです。貧まずしい人ひとたちはずっといますが,私わたしはずっといるわけではありません。この女じょ性せいがこの香こう油ゆを私わたしの体からだに付つけたのは,私わたしが葬ほうむられる時ときのための準じゅん備びです。はっきり言いいますが,世せ界かい中じゅうどこでもこの良よい知しらせが伝つたえられる所ところでは,この女じょ性せいがしたことも語かたられ,思おもい起おこされます」。(マタイ 26:10-13)

イエスはベタニヤに1日にち以い上じょう滞たい在ざいしているので,そのことが知しれ渡わたり,大おお勢ぜいの人ひとがイエスや「生いき返かえらされたラザロ」を見みるためにシモンの家いえにやって来きます。(ヨハネ 12:9)それを知しると祭さい司し長ちょうたちは,イエスもラザロも殺ころそうと相そう談だんします。ラザロが生いきていると,たくさんの人ひとがイエスに信しん仰こうを抱いだいてしまうと考かんがえているのです。本ほん当とうに邪じゃ悪あくな人ひとたちです。

  • ユダヤ人じんたちは神しん殿でんで何なにについて話はなしていましたか。

  • イエスがベタニヤに到とう着ちゃくしたのが土ど曜よう日びではなく金きん曜よう日びだと言いえるのはなぜですか。

  • マリアのどんな行こう動どうがきっかけで議ぎ論ろんが起おきましたか。イエスはマリアをどのようにかばいましたか。

  • 祭さい司し長ちょうたちが非ひ常じょうに邪じゃ悪あくだと言いえるのはなぜですか。

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