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「わたしはその者を終わりの日に復活させるでしょう」ものみの塔 1978 | 12月1日
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24 (イ)どうしてイエスは天から下って来た「パン」でしたか。(ロ)父がおられるのでイエスはどのように生きましたか。そしてイエスを食べる人々はどうしてイエスのゆえに生きますか。
24 しかし,イエスは,カペルナウムでのあの集まりにいたユダおよびそのほかのユダヤ人の聴衆に,彼らの父祖が荒野で命を支えるためにマナを食べたことを思い起こさせました。話を結ぶにあたってイエスは,「これは天から下って来たパンです。……このパンを食する者は永久に生きるのです」と言われました。(ヨハネ 6:58)イエスは天では神の「ことば」でしたが,神の定めの時に,『肉体となられました』。(ヨハネ 1:14)したがってイエスは,神の完全な,肉体を持った子でしたから,「天から下って来たパン」,対型的なマナでした。霊的イスラエル人bのための象徴的マナとして役立ったイエスの肉体は,「世の命のため」にも役立ちます。(ヨハネ 6:51)天に父がおられる故に,今日,イエス・キリストは再び天に住んでおられ,不滅です。なぜなら,この「生ける父」がイエスを霊の命に復活させられたからです。同様に,「終わりの日」の来る前に,対型的なマナ(キリストの「肉体」)を「食べる」弟子は,イエスが言われたように,「わたしによって生きるのです」。生きているイエスが,「終わりの日」に彼を復活させるからです。―ヨハネ 6:54,57,58。
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