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イエス 道,真理,命
イ道 68章 162ページ–163ページ 7節
イエスが夜に神殿で教えているところ

68章

神かみの子こは「世よの光ひかり」

ヨハネ 8:12-36

  • イエスは子ことは誰だれかを説せつ明めいする

  • ユダヤ人じんはどんな意い味みで奴ど隷れいか

幕まく屋やの祭まつりの最さい終しゅう日びである7日か目めに,イエスは神しん殿でんの中なかの「寄き付ふ箱ばこ」がある辺あたりで人ひと々びとを教おしえています。(ヨハネ 8:20。ルカ 21:1)それは婦ふ人じんの庭にわにある場ば所しょのようで,人ひと々びとはそこで寄き付ふをします。

祭まつりの期き間かん中ちゅう,日ひが暮くれるとそのエリアでは特とく別べつな明あかりが準じゅん備びされます。4つの巨きょ大だいなランプ台だいで,それぞれには油あぶらを満みたした4つの大おおきな鉢はちが付ついています。この明あかりはとても強きょう力りょくで,周しゅう囲いをかなり遠とおくまで照てらします。次つぎのイエスの言こと葉ばを聞きいた人ひとはその明あかりのことを思おもい浮うかべたかもしれません。「私わたしは世よの光ひかりです。私わたしの後あとに従したがう人ひとは決けっして闇やみの中なかを歩あゆむことがなく,命いのちを与あたえる光ひかりを持もつようになります」。(ヨハネ 8:12)

パリサイ派はの人ひとたちは,「あなたは自じ分ぶんについて証しょう言げんしています。それを信しんじることはできません」と文もん句くを言いいます。イエスはこう答こたえます。「私わたしが自じ分ぶんについて証しょう言げんしていても,その証しょう言げんは真しん実じつです。私わたしは,自じ分ぶんがどこから来きて,どこへ行いくかを知しっているからです。しかしあなた方がたは,私わたしがどこから来きて,どこへ行いくかを知しりません」。そしてさらにこう言いいます。「あなた方がた自じ身しんの律りっ法ぽうにも,『2人ふたりの証しょう言げんがあれば真しん実じつである』と書かいてあります。私わたしについて,私わたし自じ身しんが証しょう言げんし,私わたしを遣つかわした父ちちも証しょう言げんします」。(ヨハネ 8:13-18)

パリサイ派はの人ひとたちはイエスの説せつ明めいに納なっ得とくせず,「あなたの父ちち親おやはどこにいるのですか」と尋たずねます。イエスははっきりこう言いいます。「あなた方がたは私わたしも私わたしの父ちちも知しりません。もし私わたしを知しっているなら,私わたしの父ちちをも知しっているはずです」。(ヨハネ 8:19)パリサイ派はの人ひとたちはイエスを逮たい捕ほしたいと思おもっていますが,誰だれもイエスに手てを出だそうとしません。

イエスは前まえに話はなしたことを繰くり返かえします。「私わたしは去さっていきます。あなた方がたは私わたしを捜さがしますが,それでも罪つみを負おったまま死しにます。私わたしが行いく所ところへあなた方がたは来くることができません」。ユダヤ人じんたちはその意い味みが分わからず,「彼かれは自じ殺さつするつもりではないだろう。でも,『私わたしが行いく所ところへあなた方がたは来くることができない』と言いっている」と言いい合あいます。彼かれらはイエスがどこから来きたのかに気き付づいていないので誤ご解かいしているのです。イエスはこう説せつ明めいします。「あなた方がたは地ち上じょうの領りょう域いきの者ものですが,私わたしは天てんの領りょう域いきの者ものです。あなた方がたは人にん間げん社しゃ会かいに属ぞくしていますが,私わたしはそうではありません」。(ヨハネ 8:21-23)

イエスは,人にん間げんになる前まえに天てんにいたこと,自じ分ぶんが約やく束そくのメシアまたキリストであることについて話はなしています。宗しゅう教きょう指し導どう者しゃたちはイエスがそのような人じん物ぶつであることを認みとめるべきです。しかし,彼かれらはイエスをばかにして,「あなたは誰だれなのですか」と聞ききます。(ヨハネ 8:25)

そうした敵てき対たい的てきな反はん応のうに対たいしイエスは,「一いっ体たい,私わたしは何なんのためにあなた方がたに話はなしているのでしょうか」と言いいます。そして自じ分ぶんの父ちちに注ちゅう意いを向むけ,子この言いうことを聞きくべき理り由ゆうを説せつ明めいします。「私わたしは,真しん実じつを語かたる方かたから世よに遣つかわされ,その方かたから聞きいたことを話はなしているのです」。(ヨハネ 8:25,26)

イエスは,ユダヤ人じんたちが持もっていない,父ちちに対たいする確かく信しんを次つぎのように言いい表あらわします。「あなた方がたは,人ひとの子こを杭くいに掛かけた後あとに,私わたしがその者もので,何なに事ごとも自じ分ぶんの考かんがえで行おこなっていたのではないことを知しります。私わたしは,父ちちが教おしえてくださった通とおりに,これらのことを話はなしています。そして,私わたしを遣つかわした方かたは共ともにいてくださり,私わたしを独ひとりだけにはしませんでした。私わたしは常つねに,その方かたが喜よろこぶことを行おこなうからです」。(ヨハネ 8:28,29)

あるユダヤ人じんたちはイエスに信しん仰こうを持もちます。それでイエスはその人ひとたちにこう話はなします。「私わたしの教おしえを常つねに守まもるなら,あなた方がたは本ほん当とうに私わたしの弟で子しであり,真しん理りを知しり,真しん理りによって自じ由ゆうになります」。(ヨハネ 8:31,32)

この言こと葉ばを聞きいて不ふ思し議ぎに思おもった人ひとたちは,こう反はん論ろんします。「私わたしたちはアブラハムの子し孫そんで,誰だれの奴ど隷れいになったこともありません。どうして『自じ由ゆうになる』と言いうのですか」。ユダヤ人じんは何なん度ども外がい国こくの支し配はいを受うけてきたのに,奴ど隷れいとは呼よばれたくないのです。しかしイエスはこう指し摘てきします。「はっきり言いっておきますが,罪つみを犯おかす人ひとは皆みな,罪つみの奴ど隷れいです」。(ヨハネ 8:33,34)

自じ分ぶんたちが罪つみの奴ど隷れいであることを認みとめようとしないなら,ユダヤ人じんたちは危き険けんな立たち場ばにいることになります。イエスは,「奴ど隷れいは主しゅ人じんの家いえにいつまでもいるわけではありません。子こはいつまでもいます」と説せつ明めいします。(ヨハネ 8:35)奴ど隷れいには相そう続ぞく権けんがないため,いつ解かい雇こされてもおかしくありません。その家いえで生うまれた子こか養よう子しだけが「いつまでも」,つまり生いきている限かぎり家いえにいます。

ですから,子こについての真しん理りは,死しをもたらす罪つみから人ひとを永えい遠えんに自じ由ゆうにする真しん理りなのです。イエスはこう断だん言げんします。「子こである私わたしが自じ由ゆうにするなら,あなた方がたは本ほん当とうに自じ由ゆうになります」。(ヨハネ 8:36)

  • 祭まつりの期き間かん中ちゅうの晩ばんには,どんなことがなされましたか。それは,イエスが教おしえたこととどんな関かん係けいがありますか。

  • イエスは自じ分ぶんがどこから来きたと言いいましたか。その言こと葉ばからイエスについてどんなことが分わかりますか。

  • ユダヤ人じんは何なんの奴ど隷れいでしたか。彼かれらをその奴ど隷れい状じょう態たいから解かい放ほうするのはどんな真しん理りですか。

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