1-3. イエスと使 し 徒 と たちはどのように別 わか れましたか。これからどんなことを考 かんが えますか。
終 お わってほしくない,と使 し 徒 と たちは思 おも います。この数 すう 週 しゅう 間 かん は素 す 晴 ば らしい日 ひ 々 び でした。いっときは落 お ち込 こ んでいましたが,イエスが復 ふっ 活 かつ し,みんな大 おお きな喜 よろこ びに包 つつ まれました。これまでの40日 にち 間 かん ,イエスは何 なん 度 ど も弟 で 子 し たちに会 あ いに行 い き,教 おし え,励 はげ ましてきました。でも,それも今日 きょう で終 お わりです。
2 オリーブ山 やま に集 あつ まった使 し 徒 と たちが,イエスの話 はなし を一 ひと 言 こと も聞 き き逃 のが さないようにと耳 みみ を傾 かたむ けています。もっと聞 き いていたいのですが,話 はなし は終 お わってしまいます。イエスは両 りょう 手 て を上 あ げ,使 し 徒 と たちのために神 かみ からの祝 しゅく 福 ふく を願 ねが います。そして何 なん と,地 じ 面 めん から空 そら へと昇 のぼ っていきます。使 し 徒 と たちが見 み 上 あ げる中 なか ,イエスの姿 すがた はやがて雲 くも に隠 かく れて見 み えなくなります。イエス がいなくなっても,使 し 徒 と たちはまだ空 そら をじっと見 み ています。(ルカ 24:50。 使 し 徒 と 1:9,10 )
3 使 し 徒 と たちの人 じん 生 せい の新 あら たなページが開 ひら かれようとしていました。イエス・キリストが天 てん に昇 のぼ った今 いま ,これからどうしていくとよいでしょうか。前 まえ もってイエスからしっかり教 おし えてもらえたので,大 だい 丈 じょう 夫 ぶ です。イエスはどんなことを伝 つた えてくれたでしょうか。使 し 徒 と たちはそれを聞 き いて,どうしたでしょうか。現 げん 代 だい の私 わたし たちは何 なに を学 まな べるでしょうか。使 し 徒 と 1章 しょう を調 しら べてみましょう。
4. ルカはどのように「使 し 徒 と の活 かつ 動 どう 」を書 か き始 はじ めていますか。
4 ルカはテオフィロへの言 こと 葉 ば で「使 し 徒 と の活 かつ 動 どう 」を書 か き始 はじ めています。ルカは福 ふく 音 いん 書 しょ もテオフィロに宛 あ てて書 か きました。 福 ふく 音 いん 書 しょ の続 つづ きであることが分 わ かるように,ルカはまず福 ふく 音 いん 書 しょ の最 さい 後 ご に書 か いた内 ない 容 よう を振 ふ り返 かえ っています。簡 かん 潔 けつ にまとめつつ,新 あら たな情 じょう 報 ほう を加 くわ えています。
5,6. (ア)ルカは,クリスチャンの信 しん 仰 こう を強 つよ めるのに役 やく 立 だ つどんなものに触 ふ れていますか。(イ)今 いま の私 わたし たちの信 しん 仰 こう も「多 おお くの確 たし かな証 しょう 拠 こ 」に基 もと づいています。どうしてそういえますか。
5 使 し 徒 と 1章 しょう 3節 せつ でルカは,クリスチャンの信 しん 仰 こう を強 つよ めるのに役 やく 立 だ つものに触 ふ れています。こうあります。「イエスは……自 じ 分 ぶん が生 い きていることを多 おお くの確 たし かな証 しょう 拠 こ によって使 し 徒 と たちに示 しめ しました」。ここで「確 たし かな証 しょう 拠 こ 」と訳 やく されている語 ご を聖 せい 書 しょ 中 ちゅう で使 つか っているのは,「医 い 者 しゃ ルカ」だけです。(コロ 4:14 )これは医 い 学 がく 書 しょ で使 つか われた用 よう 語 ご で,明 めい 白 はく で決 けっ 定 てい 的 てき で信 しん 頼 らい できる証 しょう 拠 こ という意 い 味 み があります。イエスが残 のこ したのは,まさにそういう証 しょう 拠 こ でした。弟 で 子 し たちの前 まえ に何 なん 度 ど も現 あらわ れたからです。ある時 とき には1人 ひとり か2人 ふたり に,ある時 とき には使 し 徒 と たち全 ぜん 員 いん に,ある時 とき には500人 にん 以 い 上 じょう の人 ひと たちの前 まえ に姿 すがた を現 あらわ しました。(コリ一 いち 15:3-6 )
6 今 いま の私 わたし たちの信 しん 仰 こう も「多 おお くの確 たし かな証 しょう 拠 こ 」に基 もと づいています。私 わたし たちは,イエスが人 にん 間 げん として生 い きたこと,人 じん 類 るい を救 すく うために死 し んだこと,そして復 ふっ 活 かつ したことを信 しん じていますが,どれにも証 しょう 拠 こ があります。実 じっ 際 さい に目 もく 撃 げき した人 ひと たちからの情 じょう 報 ほう が聖 せい 書 しょ に載 の せられています。神 かみ が導 みちび いてそれを記 き 録 ろく させました。そういう記 き 録 ろく を読 よ み,よく祈 いの って研 けん 究 きゅう すると,信 しん 仰 こう が強 つよ まります。信 しん 仰 こう とはただ信 しん じることではありません。証 しょう 拠 こ があって初 はじ めて信 しん 仰 こう が生 う まれます。楽 らく 園 えん になった地 ち 球 きゅう でいつまでも幸 しあわ せに暮 く らすには,そういう本 ほん 物 もの の信 しん 仰 こう が欠 か かせません。(ヨハ 3:16 )
7. 伝 でん 道 どう のテーマは神 かみ の王 おう 国 こく です。イエスのどんな手 て 本 ほん からそのことが分 わ かりますか。
7 ルカが言 い っているように,復 ふっ 活 かつ したイエスは「神 かみ の王 おう 国 こく について話 はな しました」。例 たと えば,預 よ 言 げん を説 せつ 明 めい し,神 かみ から選 えら ばれた者 もの は苦 くる しみと死 し を経 けい 験 けん することになっていたと言 い いました。(ルカ 24:13-32, 46,47 )イエスは神 かみ から選 えら ばれ,将 しょう 来 らい 王 おう になることになっていたので,神 かみ の王 おう 国 こく について語 かた りました。神 かみ の王 おう 国 こく はイエスの伝 でん 道 どう のテーマでした。クリスチャンも同 おな じテーマを意 い 識 しき して伝 でん 道 どう します。(マタ 24:14。 ルカ 4:43 )
「 地 ち 上 じょう の 最 もっと も 遠 とお い 所 ところ にまで」( 使 し 徒 と 1:6-12 )
8,9. (ア)使 し 徒 と たちはどんな2つの勘 かん 違 ちが いをしていましたか。(イ)イエスはどのように使 し 徒 と たちの勘 かん 違 ちが いを正 ただ しましたか。私 わたし たちもそこからどんなことを学 まな べますか。
8 使 し 徒 と たちがオリーブ山 やま に集 あつ まった時 とき は,天 てん に行 い く前 まえ のイエスと話 はな す最 さい 後 ご のチャンスでした。こう尋 たず ねます。「主 しゅ よ,今 いま イスラエルに王 おう 国 こく を回 かい 復 ふく するのですか」。(使 し 徒 と 1:6 )ここから,使 し 徒 と たちが2つの勘 かん 違 ちが いをしていたことが分 わ かります。まず,神 かみ の王 おう 国 こく は当 とう 時 じ のイスラエルにつくられると思 おも っていました。さらに,神 かみ の王 おう 国 こく は「今 いま 」その時 とき に統 とう 治 ち を始 はじ めると思 おも っていました。イエスは何 なん と答 こた えたでしょうか。
9 1つ目 め の勘 かん 違 ちが いはすぐに正 ただ されることになっていました。イエスはそれを知 し っていたはずです。使 し 徒 と たちはわずか10日 か 後 ご ,イスラエル国 こく 民 みん とは違 ちが う,新 あたら しい国 こく 民 みん の誕 たん 生 じょう を目 め にしました。それは,神 かみ に選 えら ばれた人 ひと たちから成 な る国 こく 民 みん で,イスラエル人 じん ではない人 ひと もたくさん含 ふく まれています。もうイスラエル国 こく 民 みん は神 かみ の特 とく 別 べつ な国 こく 民 みん ではなくなりました。2つ目 め の勘 かん 違 ちが いについては,イエスはこう言 い いました。「天 てん の父 ちち の権 けん 限 げん で定 さだ められた時 とき や時 じ 期 き について,あなたたちが知 し る必 ひつ 要 よう はありません」。(使 し 徒 と 1:7 )以 い 前 ぜん にもイエスは,終 お わりが来 く る「日 ひ と時 じ 刻 こく 」は自 じ 分 ぶん も知 し らず,「父 ちち だけが」知 し っていると言 い いました。エホバは決 き めたタイミングを必 かなら ず守 まも ります。(マタ 24:36 )それで私 わたし たちも,今 いま の体 たい 制 せい が終 お わるタイミングについて考 かんが え過 す ぎるなら,知 し る必 ひつ 要 よう のないことを知 し ろうとしていることになります。
10. 弟 で 子 し たちに倣 なら って,どんな姿 し 勢 せい でいたいと思 おも いますか。どうしてですか。
10 勘 かん 違 ちが いをしたとはいえ,弟 で 子 し たちは信 しん 仰 こう のあつい人 ひと たちでした。イエスに指 し 摘 てき されて,間 ま 違 ちが いを素 す 直 なお に認 みと めました。それに,勘 かん 違 ちが いをしたのは,鋭 するど い関 かん 心 しん があったからこそでした。イエスから何 なん 度 ど も「ずっと見 み 張 は っていなさい」と言 い われていたので,エホバが行 こう 動 どう するタイミングを見 み 逃 のが さないようにしたいと思 おも っていました。(マタ 24:42; 25:13; 26:41 )私 わたし たちも同 おな じような姿 し 勢 せい でいたいと思 おも います。今 いま は「終 お わりの時 じ 代 だい 」なので,特 とく にそういえます。(テモ二 に 3:1-5 )
11,12. (ア)イエスはクリスチャンたちにどんな任 にん 務 む を与 あた えましたか。(イ)イエスが聖 せい なる力 ちから について話 はな したのはどうしてですか。
11 イエスは使 し 徒 と たちに,何 なに に集 しゅう 中 ちゅう すべきかを教 おし えました。こう言 い いました。「聖 せい なる力 ちから があなたたちに働 はたら く時 とき ,あなたたちは力 ちから を受 う け,エルサレムで,ユダヤとサマリアの全 ぜん 土 ど で,また地 ち 上 じょう の最 もっと も遠 とお い所 ところ にまで,私 わたし の証 しょう 人 にん となります」。(使 し 徒 と 1:8 )イエスが復 ふっ 活 かつ したことはまず,イエスが杭 くい に掛 か けられたエルサレムで知 し らされます。そこからユダヤ全 ぜん 域 いき に,そしてサマリアに,さらにはもっと遠 とお くに広 ひろ められていきます。
12 イエスはここで,「聖 せい なる力 ちから があなたたちに働 はたら く」とまず言 い ってから,伝 でん 道 どう する任 にん 務 む に触 ふ れています。ここを含 ふく め,「使 し 徒 と の活 かつ 動 どう 」には「聖 せい なる力 ちから 」という語 ご が60回 かい も出 で てきます。エホバの望 のぞ むことを行 おこな うには,聖 せい なる力 ちから のサポートが絶 ぜっ 対 たい に必 ひつ 要 よう だということが伝 つた わってきます。エホバに祈 いの って,「聖 せい なる力 ちから を下 くだ さい」とお願 ねが いすることは,とても大 たい 切 せつ です。(ルカ 11:13 )今 いま は伝 でん 道 どう に特 とく に聖 せい なる力 ちから が必 ひつ 要 よう です。
13. 今 いま ,「地 ち 上 じょう の最 もっと も遠 とお い所 ところ 」はどこまで広 ひろ がっていますか。一 いっ 生 しょう 懸 けん 命 めい 伝 でん 道 どう することが大 たい 切 せつ なのはどうしてですか。
13 今 いま では,「地 ち 上 じょう の最 もっと も遠 とお い所 ところ 」は世 せ 界 かい 中 じゅう にまで広 ひろ がっています。エホバは,「あらゆる人 ひと 」が良 よ い知 し らせを聞 き いて救 すく われることを願 ねが っています。(テモ一 いち 2:3,4 )前 まえ の章 しょう で見 み たように,エホバの証 しょう 人 にん は一 いっ 生 しょう 懸 けん 命 めい に良 よ い知 し らせを伝 つた えています。あなたはどうですか。これほどやりがいのある仕 し 事 ごと はほかにありません。エホバからのサポートもあります。どうやって伝 でん 道 どう すればよいか,どんな心 こころ 構 がま えが大 たい 切 せつ か,「使 し 徒 と の活 かつ 動 どう 」から学 まな べます。
14,15. (ア)天 てん 使 し たちは,イエスがどのように来 く ると言 い いましたか。それはどういう意 い 味 み ですか。(脚 きゃく 注 ちゅう も参 さん 照 しょう 。)(イ)イエスは天 てん に行 い った時 とき と「同 おな じ仕 し 方 かた で」再 ふたた び来 き た,といえるのはどうしてですか。
14 この章 しょう の初 はじ めで取 と り上 あ げたように,イエスは空 そら へと昇 のぼ っていき,やがて見 み えなくなりました。それでも,11人 にん の弟 で 子 し たちは立 た ったまま,じっと空 そら を見 み つめていました。すると,2人 ふたり の天 てん 使 し が現 あらわ れ,こう言 い って考 かんが えさせます。「ガリラヤの人 ひと たち,なぜ空 そら を眺 なが めて立 た っているのですか。空 そら へ上 あ げられたこのイエスは,空 そら に入 はい っていくのをあなたたちが見 み たのと同 おな じ仕 し 方 かた で来 き ます」。(使 し 徒 と 1:11 )これはイエスが人 にん 間 げん の肉 にく 体 たい を着 つ けて再 ふたた び来 く るという意 い 味 み だ,と教 おし える人 ひと もいます。でも,本 ほん 当 とう はそういう意 い 味 み ではありません。どうしてそういえるでしょうか。
15 天 てん 使 し たちが,「同 おな じ姿 すがた で」ではなく「同 おな じ仕 し 方 かた で」と言 い っていることに注 ちゅう 目 もく してください。 イエスはどんな仕 し 方 かた で天 てん に行 い ったでしょうか。天 てん 使 し たちが現 あらわ れた時 とき ,イエスはすでにいませんでした。限 かぎ られた数 かず の使 し 徒 と たちだけが,天 てん へと旅 たび 立 だ つイエスを見 み て,エホバ のもとに戻 もど っていったのを理 り 解 かい しました。天 てん 使 し たちによれば,イエスは「同 おな じ仕 し 方 かた で」再 ふたた びやって来 き ます。そして,実 じっ 際 さい にそうなりました。現 げん 在 ざい ,聖 せい なる力 ちから に頼 たよ って学 まな ぶ人 ひと たちだけが,イエスがすでに来 き ていて,王 おう になっていることを理 り 解 かい しています。(ルカ 17:20 )イエスが王 おう 位 い についている証 しょう 拠 こ を調 しら べて信 しん 仰 こう を強 つよ め,今 いま がどんな時 じ 代 だい かについて伝 でん 道 どう することはとても大 たい 切 せつ です。
「どちらを 選 えら ばれたかをお 示 しめ しください」( 使 し 徒 と 1:13-26 )
16-18. (ア)使 し 徒 と 1章 しょう 13,14節 せつ から,クリスチャンの集 しゅう 会 かい についてどんなことが分 わ かりますか。(イ)イエスの母 はは 親 おや マリアの手 て 本 ほん から何 なに を学 まな べますか。(ウ)集 しゅう 会 かい がとても大 たい 切 せつ なのはどうしてですか。
16 その後 ご ,使 し 徒 と たちは「大 おお きな喜 よろこ びを抱 いだ いてエルサレムに帰 かえ 」りました。(ルカ 24:52 )イエスに励 はげ ましてもらった彼 かれ らはどうしたでしょうか。使 し 徒 と 1章 しょう 13,14節 せつ によると,「階 かい 上 じょう の部 へ 屋 や 」に集 あつ まりました。当 とう 時 じ ,パレスチナの家 いえ の上 うえ の階 かい にはよく,外 そと 階 かい 段 だん から入 はい れる部 へ 屋 や がありました。この「階 かい 上 じょう の部 へ 屋 や 」は,使 し 徒 と 12章 しょう 12節 せつ に出 で てくるマルコの母 はは 親 おや の家 いえ の部 へ 屋 や だったかもしれません。いずれにしても,そこは集 あつ まりやすい場 ば 所 しょ でした。誰 だれ が集 あつ まり,何 なに をしていたのでしょうか。
17 集 あつ まったのは,使 し 徒 と たちだけでも,男 だん 性 せい たちだけでもありませんでした。「何 なん 人 にん かの女 じょ 性 せい 」もいて,その中 なか にはイエスの母 はは 親 おや マリアもいました。聖 せい 書 しょ 中 ちゅう でマリアが出 で てくるのは,ここが最 さい 後 ご です。マリアは目 め 立 だ とうとしたりせず,ほかの兄 きょう 弟 だい 姉 し 妹 まい たちと一 いっ 緒 しょ に崇 すう 拝 はい のために集 あつ まりました。イエスが生 い きていた頃 ころ は信 しん 者 じゃ でなかった4人 にん の息子 むすこ もその場 ば にいたので,うれしかったはずです。(マタ 13:55。 ヨハ 7:5 )イエスが亡 な くなって復 ふっ 活 かつ した後 あと ,息子 むすこ たちは信 しん 仰 こう を持 も つようになりました。(コリ一 いち 15:7 )
18 みんなが集 あつ まっていたのは,「思 おも いを一 ひと つにしてひたすら祈 いの り続 つづ け」るためでした。(使 し 徒 と 1:14 )このように,クリスチャンが集 あつ まるのは崇 すう 拝 はい のためです。もちろん,仲 なか 間 ま との絆 きずな を強 つよ めたり,大 だい 事 じ なことを学 まな んだりしますが,何 なに よりエホバを崇 すう 拝 はい するために集 あつ まります。エホバに喜 よろこ んでもらうために,心 こころ から祈 いの り,賛 さん 美 び の歌 うた を歌 うた います。神 かみ を畏 おそ れ敬 うやま う気 き 持 も ちで集 あつ まり,みんなで励 はげ まし合 あ える集 しゅう 会 かい は,本 ほん 当 とう に大 たい 切 せつ です。(ヘブ 10:24,25 )
19-21. (ア)ペテロの活 かつ 躍 やく からどんなことを学 まな べますか。(イ)ユダの代 か わりが必 ひつ 要 よう だったのはどうしてですか。その選 えら び方 かた からどんなことを学 まな べますか。
19 さて,使 し 徒 と たちには,検 けん 討 とう しなければいけないことが1つありました。ペテロがみんなをまとめるために発 はつ 言 げん します。(15-26節 せつ )ペテロといえば,数 すう 週 しゅう 間 かん 前 まえ に大 おお きな失 しっ 敗 ぱい をし,イエスのことを知 し らないと3度 ど 言 い ったばかりです。(マル 14:72 )でも今 いま は見 み 事 ごと に立 た ち直 なお り,エホバからも仲 なか 間 ま からも信 しん 頼 らい されています。私 わたし たちは誰 だれ もが間 ま 違 ちが いをしますが,心 こころ から反 はん 省 せい してやり直 なお すなら,エホバは「快 こころよ く許 ゆる してくださいます」。(詩 し 86:5 )
20 ペテロは,イエスを裏 うら 切 ぎ った使 し 徒 と ユダの代 か わりを選 えら ばなければいけないと考 かんが えます。誰 だれ がよいでしょうか。イエスの宣 せん 教 きょう にずっと付 つ いてきていた人 ひと で,復 ふっ 活 かつ したイエスに会 あ った人 ひと です。(使 し 徒 と 1:21,22 )イエスも以 い 前 ぜん ,こう言 い っていました。「私 わたし に 従 したが ってきたあなたたち も12の座 ざ に座 すわ り,イスラエルの12部 ぶ 族 ぞく を裁 さば きます」。(マタ 19:28 )エホバは,イエスの宣 せん 教 きょう に付 つ いていった12使 し 徒 と が新 あたら しいエルサレムの「12の土 ど 台 だい 石 いし 」になる,と考 かんが えていたようです。(啓 けい 21:2,14 )それでペテロに,「監 かん 督 とく の職 しょく にほかの人 ひと が就 つ きますように」という預 よ 言 げん がユダに当 あ てはまることに気 き 付 づ かせました。(詩 し 109:8 )
21 代 か わりの1人 ひとり をどうやって選 えら んだでしょうか。くじを引 ひ きました。昔 むかし ,くじを引 ひ くのは一 いっ 般 ぱん 的 てき なことでした。(格 かく 16:33 )しかし,聖 せい 書 しょ にくじを引 ひ くことが出 で てくるのはここが最 さい 後 ご です。この後 あと ,ペンテコステで聖 せい なる力 ちから が注 そそ がれてからは必 ひつ 要 よう なくなったようです。ここで注 ちゅう 目 もく したいのは,どうして くじを使 つか ったかです。使 し 徒 と たちはこう祈 いの りました。「全 すべ ての人 ひと の心 こころ を知 し っておられるエホバ,この2人 ふたり のうちどちらを選 えら ばれたかをお示 しめ しください」。(使 し 徒 と 1:23,24 )彼 かれ らはエホバが選 えら んだ人 ひと を選 えら びたいと思 おも っていました。結 けっ 果 か ,マッテヤが選 えら ばれました。マッテヤは,イエスが伝 でん 道 どう に遣 つか わした70人 にん の弟 で 子 し の1人 ひとり だったと思 おも われます。こうして,マッテヤが「12人 にん 」の1人 ひとり になりました。 (使 し 徒 と 6:2 )
22,23. 先 せん 頭 とう に立 た ってくれる監 かん 督 とく たちに従 したが い,進 すす んで協 きょう 力 りょく することが大 たい 切 せつ なのは,どうしてですか。
22 この記 き 録 ろく から,クリスチャンの活 かつ 動 どう にはまとめ役 やく がいることが分 わ かります。現 げん 代 だい でも会 かい 衆 しゅう では,責 せき 任 にん を担 にな える兄 きょう 弟 だい たちが選 えら ばれて,監 かん 督 とく として奉 ほう 仕 し します。監 かん 督 とく たちはそういう兄 きょう 弟 だい を選 えら ぶ時 とき ,聖 せい 書 しょ に書 か かれている監 かん 督 とく の資 し 格 かく を慎 しん 重 ちょう に検 けん 討 とう し,聖 せい なる力 ちから に導 みちび いてもらえるよう祈 いの ります。それで,選 えら ばれた兄 きょう 弟 だい たちは聖 せい なる力 ちから によって任 にん 命 めい されたといえます。先 せん 頭 とう に立 た ってくれる監 かん 督 とく たちに従 したが い,進 すす んで協 きょう 力 りょく することが大 たい 切 せつ です。そうすると,会 かい 衆 しゅう みんなが一 ひと つになってエホバに仕 つか えられます。(ヘブ 13:17 )
監 かん 督 とく たちに従 したが い,進 すす んで協 きょう 力 りょく する。
23 使 し 徒 と たちは,復 ふっ 活 かつ したイエスに励 はげ ましてもらい,12使 し 徒 と に新 あら たな人 ひと を迎 むか え,今 こん 後 ご に向 む けて準 じゅん 備 び が整 ととの いました。これからどんな展 てん 開 かい が待 ま っているでしょうか。次 つぎ の章 しょう で学 まな びましょう。