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  • エフェソス人への手紙
    聖書に対する洞察,第1巻
    • 不道徳を排除する エフェソスはまた,放とうやみだらな行ない,つまり甚だしい不道徳で知られた都市でした。したがって,使徒パウロはこの点を古い人格の特徴の一つとして詳しく取り上げて強調し,クリスチャンはそのような古い人格を脱ぎ捨てて「新しい人格」を着ける必要があると述べました。エフェソスの道徳状態は締まりのないものだったので,市民の間では性的不道徳行為に関する事柄がこれを非とするためではなく,楽しむために盛んに話し合われたことでしょう。そこで,クリスチャンはそういう人々のようになって,淫行について話したり卑わいな冗談を言ったりすることに喜びを見いだすべきではない,とパウロは助言しています。―エフェ 4:20-24; 5:3-5。

  • 淫行
    聖書に対する洞察,第1巻
    • 聖書にかなった結婚関係以外の不義の性関係。ヘブライ語動詞ザーナーとそれに関連する幾つかの語形は,淫売,不倫な交わり,淫行,売春などの考えを伝えています。(創 38:24; 出 34:16; ホセ 1:2; レビ 19:29)「淫行」と訳されるギリシャ語はポルネイアです。このポルネイアの意味について,B・F・ウェストコットは自著「エペソ人への聖パウロの書簡」(1906年,76ページ)の中でこう述べています。「これは不法な性交渉すべてを表わす一般的な語である。すなわち,(1)姦淫:ホセ 2:2,4(七十訳); マタ 5:32; 19:9; (2)不法な結婚,コリ一 5:1; (3)淫行,ここ[エフェ 5:3]で用いられるような一般的意味においてである」。バウアーの「新約聖書希英辞典」(F・W・ギングリッチとF・ダンカーによる改定版,1979年,693ページ)は,ポルネイアを「売春,不貞,淫行など,あらゆる種類の不法な性的交わり」と定義しています。ポルネイアは,少なくともひとりの人間の性器が甚だしくみだらに用いられることが関係するものと理解されています。また,そこには同性または異性の二者以上(それに同意した別の人間や,獣も含む)がかかわっているはずです。(ユダ 7)強姦を犯した人のその不法行為は淫行ですが,これは,無理やり強姦された人をも淫行者とするわけでないことは言うまでもありません。

  • 淫行
    聖書に対する洞察,第1巻
    • 使徒パウロは淫行が肉の業の一つで,神の霊の実とは反対のものであることを指摘し,肉の業を習わしにする人は王国を受け継げないと警告しています。(ガラ 5:19-21)また,クリスチャンは『淫行に関して』自分の体を死んだものとすべきであると忠告しています。(コロ 3:5)事実,聖なる者であるべきクリスチャンの間では淫行が会話の話題に上ることさえあってはならない,と警告しています。同様の点として,イスラエル人は異教の神々の名を述べてはなりませんでしたが,それは彼らがこれらの神々について子供たちに警告することもないという意味ではなく,それらの名をいささかも敬意をもっては口にしないという意味でした。―エフェ 5:3; 出 23:13。

  • 貪欲
    聖書に対する洞察,第2巻
    • 使徒パウロは愚かな話や卑わいな冗談を非として,淫行や汚れまた貪欲が『あなた方の間では,口に上ることさえあってはならない』と命じました。これは,そのような行ないがクリスチャンの間に存在してはならないというだけでなく,肉を喜ばせる目的で会話の話題にすることさえあってはならないという意味でしょう。―エフェ 5:3。フィリ 4:8と比較。

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