7. エホバは私たちが今何をすることを望んでいますか。
7 「エホバの日」が始まるまで,わずかな時間しか残っていません。エホバは私たちが活発に伝道することを望んでいます。「主の活動をいつも活発に行って」いる必要があります。(コリ一 15:58)イエスは私たちが何を行うかを予告しました。終わりの時代に起きる重要な出来事を挙げた時,「全ての国の人々の間で,良い知らせがまず伝えられなければなりません」と語りました。(マル 13:4,8,10。マタ 24:14)私たちは,伝道に出るたびにこの聖書預言を実現していることになります。
8. 神の王国についての伝道は,どれほど行われていますか。
8 神の王国についての伝道は,どれほど行われていますか。毎年,多くの人がその知らせを聞いています。終わりの時代に,世界中で伝道者はどれほど増えましたか。1914年には43の国や地域に5155人の伝道者がいましたが,今では240の国や地域に850万人もの伝道者がいます。でも伝道はまだ続けなければなりません。神の王国だけが人々の問題を解決するということを,今後も知らせる必要があります。(詩 145:11-13)
9. 王国についての伝道を続ける必要があるのはなぜですか。
9 王国についての伝道は,エホバがもう行わなくてよいと言う時まで続けられます。人々がエホバ神とイエス・キリストのことを知るための時間は,あとどれほど残っているでしょうか。(ヨハ 17:3)それは分かりません。大患難が始まるまでは,「永遠の命を得るための正しい態度を持つ人」が良い知らせを聞き,エホバに従う機会が開かれています。(使徒 13:48)まだ時間があるうちにそのような人を助けるためにどんなことができますか。
10. 真理を教えるために,エホバはどのように助けてくださっていますか。
10 エホバは組織を通して,真理を教えるために必要なものを与えてくださっています。私たちは週日の集会で訓練され,最初の訪問や再訪問でどのように話したらよいかを教えられています。聖書レッスンを行う方法も学べます。エホバの組織は,宣教ツールボックスも用意しています。宣教ツールボックスの道具は,次の点で役立ちます。
もちろん,道具を持っているだけでなく,使う必要があります。 例えば,関心を示し,良い話ができた人にパンフレットや雑誌を渡すなら,その人はあなたが再び訪ねるまでの間,自分で読めるでしょう。王国についての伝道に毎月活発に参加するのは,一人一人の責任です。
11. オンライン聖書講座はなぜ開設されましたか。
11 エホバはjw.org®のオンライン聖書講座によっても,真理を知るよう人々を助けています。この講座はなぜ開設されましたか。毎月,世界中で非常に多くの人がインターネットで聖書講座を検索しています。そのような人にとって,オンライン聖書講座は聖書の真理を知る上で役立ちます。聖書に関心はあっても,誰かに教えてもらうことをためらう人には,公式ウェブサイトのオンライン聖書講座を紹介するか,リンクを送ることができます。
12. オンライン聖書講座ではどんなことを学べますか。
12 オンライン聖書講座では,「聖書と聖書の著者」,「聖書に登場する人物や存在」,「希望を与える聖書のメッセージ」といったテーマが扱われます。次の点を学べます。
エホバが行う次の事柄も説明されます。
13. オンライン聖書講座は聖書レッスンに取って代わるものですか。
13 オンライン聖書講座は聖書レッスンに取って代わるものではありません。イエスは,人々を教えて弟子とする機会を私たちに与えています。関心を持つ人がオンライン聖書講座を使って自分で学び,良いことを学べると感じ,もっと学びたいと思うなら,それはうれしいことです。そのような人は聖書の個人レッスンを受けたいと思うかもしれません。オンライン聖書講座の各課の結びでは,聖書レッスンを申し込めるようになっています。公式ウェブサイトを通しての聖書レッスンの申し込みは,世界で毎日平均230件余りにもなります。自分で学ぶだけでなく,誰かに教えてもらうことはとても重要です。