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  • 塔研22 06月号 20–25ページ
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔(研究用)2022
塔研22 06月号 20–25ページ

研究記事27

「希き望ぼうを抱いだいてエホバを待まて」

「希き望ぼうを抱いだいてエホバを待まて。勇ゆう気きを出だし,心こころを強つよくせよ」。詩し編へん 27:14

128番ばんの歌うた 終おわりまで耐たえ忍しのぶ

何なにを学まなぶかa

1. (ア)エホバは私わたしたちにどんな希き望ぼうを与あたえてくださっていますか。(イ)「希き望ぼうを抱いだいてエホバを待ま[つ]」とはどういうことですか。(「語ご句くの説せつ明めい」を参さん照しょう。)

エホバは,ご自じ分ぶんを愛あいする全すべての人ひとに素す晴ばらしい希き望ぼうを与あたえてくださっています。間まもなくエホバは,病びょう気きや悲かなしみや死しをなくします。(啓けい 21:3,4)希き望ぼうを抱いだいてご自じ分ぶんを待まつ「温おん厚こうな人ひと」を用もちいて,地ち球きゅうをパラダイスに変かえていきます。(詩し 37:9-11)そして,私わたしたち一人ひとり一人ひとりがご自じ分ぶんと温あたたかい絆きずなを持もてるようにします。この絆きずなは,私わたしたちが今いま得えているものよりはるかに素す晴ばらしいものです。何なんと貴き重ちょうな希き望ぼうなのでしょう。とはいえ,こうしたエホバの約やく束そくが実じつ現げんすると信しんじられるのはどうしてでしょうか。エホバがこれまで約やく束そくを果はたさなかったことは一いち度どもありません。それで,私わたしたちは「希き望ぼうを抱いだいてエホバを待ま」つことができます。b (詩し 27:14)エホバの目もく的てきが実じつ現げんするのを,喜よろこびを保たもちながら辛しん抱ぼう強づよく待まつことができるのです。(イザ 55:10,11)

2. エホバはどんな約やく束そくを守まもってきましたか。

2 エホバはこれまでずっと約やく束そくを守まもってきました。際きわ立だった例れいを1つ考かんがえてみましょう。「啓けい示じ」の書しょには,エホバがこの時じ代だいにあらゆる国くにや民みん族ぞくや言げん語ごの人ひとを清きよい崇すう拝はいのうちに結むすび合あわせるという約やく束そくが書かかれています。今いま,このグループは「大だい群ぐん衆しゅう」と呼よばれています。(啓けい 7:9,10)大だい群ぐん衆しゅうは,人じん種しゅや言げん語ごや生おい立たちなどが異ことなる世せ界かい中じゅうの男だん性せい,女じょ性せい,子こ供どもから成なっているとはいえ,一いっ致ちと平へい和わを楽たのしんでいます。(詩し 133:1。ヨハ 10:16)そして,伝でん道どうも熱ねっ心しんに行おこなっています。関かん心しんを示しめす人ひとがいるなら,いつでも,より良よい世せ界かいの希き望ぼうについて喜よろこんで語かたります。(マタ 28:19,20。啓けい 14:6,7; 22:17)もし,あなたが大だい群ぐん衆しゅうの1人ひとりであるなら,この素す晴ばらしい希き望ぼうを大たい切せつにしていることでしょう。

3. サタンの狙ねらいは何なんですか。

3 悪あく魔まサタンは私わたしたちから希き望ぼうを奪うばおうとしています。サタンの狙ねらいは,私わたしたちに「エホバは自じ分ぶんのことを気きに掛かけてくれていない。約やく束そくも守まもらない」と信しんじ込こませることです。もし,サタンに希き望ぼうを奪うばわれてしまうなら,私わたしたちは勇ゆう気きを失うしない,エホバに仕つかえることもやめてしまうかもしれません。これから考かんがえる通とおり,サタンはまさにこの手てを使つかってヨブを攻こう撃げきしました。

4. この記き事じではどんなことを考かんがえますか。(ヨブ 1:9-12)

4 この記き事じでは次つぎの点てんを考かんがえます。サタンは,ヨブに忠ちゅう誠せい心しんを捨すてさせるためにどんなことを行おこないましたか。(ヨブ 1:9-12を読よむ。)ヨブの手て本ほんからどんなことを学まなべますか。エホバが私わたしたちを愛あいし,約やく束そくを必かならず守まもる方かたである,ということを忘わすれてはいけないのはなぜでしょうか。

サタンはヨブの希き望ぼうを奪うばおうとした

5-6. 短たん期き間かんに,ヨブにどんなことが起おきましたか。

5 ヨブは,とても順じゅん調ちょうな人じん生せいを送おくっていました。エホバとの良よい関かん係けいを持もっていました。たくさんの家か族ぞくと仲なか良よく暮くらしていました。そして,とても裕ゆう福ふくでした。(ヨブ 1:1-5)でもヨブは,たった1日にちのうちに,ほとんど全すべてを失うしないました。まず,財ざい産さんを失うしないました。(ヨブ 1:13-17)そして,愛あいする子こ供どもたち全ぜん員いんが死しんでしまいました。これがどれほどつらい出で来き事ごとだったか,考かんがえてみてください。親おやは子こ供どもを1人ひとり亡なくしただけでも,本ほん当とうに深ふかい悲かなしみを味あじわいます。ですから,ヨブと妻つまは,10人にんの子こ供ども全ぜん員いんが死しんでしまったと聞きいた時とき,本ほん当とうに大おおきな衝しょう撃げきを受うけたに違ちがいありません。ヨブが衣い服ふくを引ひき裂さき,地じ面めんに崩くずれ落おちたのも,無む理りもないことでした。(ヨブ 1:18-20)

6 サタンは次つぎに,ヨブの健けん康こうを損そこない,尊そん厳げんを奪うばいました。(ヨブ 2:6-8; 7:5)以い前ぜんのヨブは,人ひと々びとから大おおいに敬うやまわれ,助じょ言げんを求もとめられることもありました。(ヨブ 31:18)でも,今いまでは誰だれもヨブを相あい手てにしません。兄きょう弟だいや友ゆう人じんたちからも避さけられ,召めし使つかいさえ言いうことを聞きこうとしません。(ヨブ 19:13,14,16)

ヨブの子供たちは,強い風によって倒れた家の下敷きになって死んでしまった。ヨブと妻が壊れた家を見て,信じられないといった表情をしている。

現げん代だいの多おおくのエホバの証しょう人にんも,ヨブと同おなじようなつらい状じょう況きょうを経けい験けんしてきた。(7節せつを参さん照しょう。)d

7. (ア)ヨブは自じ分ぶんが苦くるしんでいる理り由ゆうについてどう考かんがえましたか。でも,どんなことはしませんでしたか。(イ)クリスチャンは,挿さし絵えの状じょう況きょうに似にたどんな試し練れんを経けい験けんするかもしれませんか。

7 サタンはヨブに,「自じ分ぶんが苦くるしんでいるのはエホバの恵めぐみを失うしなったからだ」と信しんじ込こませようとしていました。例たとえば,強つよい風かぜを送おくり込こんで,ヨブの10人にんの子こ供どもたちが食しょく事じを楽たのしんでいた家いえを倒たおしました。(ヨブ 1:18,19)また,天てんから火ひを降ふらせて,羊ひつじや羊ひつじの世せ話わをしていた召めし使つかいたちを焼やき尽つくしました。(ヨブ 1:16)風かぜや火ひが天てんから下くだってきたので,ヨブは,「これはエホバからのものに違ちがいない。自じ分ぶんはエホバを怒いからせてしまった」と考かんがえました。それでも,エホバを侮ぶ辱じょくすることはしませんでした。ヨブは,長なが年ねんにわたって自じ分ぶんがエホバから良よいものをたくさん受うけてきたことを理り解かいしていました。それで,エホバから良よいものを受うけたのであれば,悪わるいことも喜よろこんで受うけるべきだと考かんがえ,「エホバの名なが引ひき続つづき賛さん美びされますように」と言いいました。(ヨブ 1:20,21; 2:10)ヨブは,経けい済ざい的てきにも精せい神しん的てきにも身しん体たい的てきにも大おおきなダメージを受うけていましたが,エホバへの忠ちゅう実じつを保たもちました。それでもサタンは,ヨブに対たいする攻こう撃げきをやめませんでした。

8. サタンは次つぎにどんなことを行おこないましたか。

8 サタンは別べつの方ほう法ほうでヨブを攻こう撃げきしました。3人にんの偽にせの友ともを使つかって,ヨブの自じ尊そん心しんを奪うばおうとしました。3人にんは,ヨブが苦くるしんでいるのは何なにか悪わるいことをしたからだ,と主しゅ張ちょうしました。(ヨブ 22:5-9)そして,ヨブが悪わるいことを行おこなっていないとしても,エホバに喜よろこんでもらおうとする努ど力りょくは無む駄だだ,と思おもわせようとしました。(ヨブ 4:18; 22:2,3; 25:4)「エホバは自じ分ぶんのことを愛あいしてくれていないし,気きに掛かけてもくれていない。エホバに仕つかえても無む駄だだ」と思おもわせようとしていたのです。3人にんのこうした言こと葉ばを聞きいたヨブは,自じ分ぶんには希き望ぼうはない,と考かんがえたかもしれません。

9. ヨブが勇ゆう気きや強つよさを示しめせたのはなぜですか。

9 この時ときの情じょう景けいを想そう像ぞうしてみましょう。ヨブは灰はいの中なかに座すわり,絶たえ間まない痛いたみに耐たえています。(ヨブ 2:8)3人にんの偽にせの友ともは,ヨブの人じん格かくを容よう赦しゃなく攻こう撃げきし,自じ尊そん心しんを奪うばおうとしています。子こ供どもたちを亡なくして心こころが引ひき裂さかれそうになっていたヨブに,こうしたつらい経けい験けんが岩いわのようにのしかかってきたのです。初はじめ,ヨブは黙だまっていました。(ヨブ 2:13–3:1)3人にんの友ともはそれを見みて,ヨブがエホバを退しりぞけようとしている,と考かんがえたかもしれません。でも,それは全まったく間ま違ちがっていました。やがてヨブは,おそらく頭あたまを上あげ,3人にんの友ともを真まっすぐに見みてこう言いいました。「私わたしは死しぬまで忠ちゅう誠せいを貫つらぬく!」(ヨブ 27:5)ヨブがさまざまな苦くるしみを経けい験けんしながらも,これほどの勇ゆう気きや強つよさを示しめせたのは,どうしてでしょうか。ヨブは,人じん生せいで最さい悪あくの時ときにも,エホバがやがてこの苦くるしみを終おわらせてくださる,という希き望ぼうを捨すてませんでした。そして,たとえ死しぬことになったとしても,エホバが生いき返かえらせてくださる,ということを理り解かいしていました。(ヨブ 14:13-15)

ヨブの手て本ほんに倣ならうには

10. ヨブの記き述じゅつからどんなことを学まなべますか。

10 ヨブの記き述じゅつからどんなことを学まなべるでしょうか。サタンが私わたしたちに無む理りやりエホバを捨すてさせることはできないということや,エホバが私わたしたちの状じょう況きょうを全すべて理り解かいしてくださっているということです。また,関かん係けいする問もん題だいについて理り解かいを深ふかめることもできます。では,ヨブの手て本ほんから学まなべる点てんを幾いくつか考かんがえていきましょう。

11. エホバへの信しん頼らいを保たもつなら,どんな良よい結けっ果かになりますか。(ヤコブ 4:7)

11 ヨブの例れいから分わかる通とおり,エホバへの信しん頼らいを保たもつなら,どんな試し練れんも忍にん耐たいでき,サタンに立たち向むかうことができます。そして,どんな結けっ果かになるでしょうか。聖せい書しょによると,サタンは私わたしたちから逃にげ去さります。(ヤコブ 4:7を読よむ。)

12. ヨブは復ふっ活かつの希き望ぼうからどのように力ちからを得えましたか。

12 私わたしたちは,復ふっ活かつの希き望ぼうに強つよい信しん仰こうを持もつ必ひつ要ようがあります。前まえの記き事じで考かんがえた通とおり,サタンはしばしば死しに対たいする恐おそれを使つかって,私わたしたちに忠ちゅう誠せい心しんを捨すてさせようとします。サタンはヨブに関かんして,命いのちを守まもるためならエホバに仕つかえることさえやめる,と言いいました。でも,それは間ま違ちがっていました。ヨブは,死しを避さけられないような非ひ常じょうに難むずかしい状じょう況きょうに直ちょく面めんしていましたが,妥だ協きょうすることはありませんでした。エホバが善よい方かたであることを確かく信しんし,エホバがいずれ物もの事ごとを正ただしてくださるという強つよい希き望ぼうを持もっていたので,頑がん張ばることができました。また,自じ分ぶんが生いきている間あいだに物もの事ごとが正ただされないとしても,エホバが将しょう来らい自じ分ぶんを復ふっ活かつさせてくださる,ということに信しん仰こうを持もっていました。ヨブは,復ふっ活かつの希き望ぼうが実じつ現げんすることを固かたく信しんじていました。私わたしたちも復ふっ活かつを固かたく信しんじているなら,死しに直ちょく面めんしてもエホバへの忠ちゅう誠せいを保たもつことができます。

13. サタンがどんな手てを使つかってヨブを攻こう撃げきしたかに注ちゅう目もくする必ひつ要ようがあるのはなぜですか。

13 私わたしたちは,サタンがどんな手てを使つかってヨブを攻こう撃げきしたかに注ちゅう目もくする必ひつ要ようがあります。なぜなら,サタンは現げん代だいの私わたしたちに対たいしても似にたような方ほう法ほうを使つかってくるからです。サタンは,「人ひとは自じ分ぶんの命いのちを守まもるために,自じ分ぶんが持もつもの全すべてを差さし出だします」と主しゅ張ちょうしました。ここで「人ひと」という言こと葉ばが使つかわれていることから,サタンがヨブだけでなく,全すべての人ひとのことを言いっていたことが分わかります。(ヨブ 2:4,5)サタンはいわばこう言いっていました。「エホバを本ほん当とうに愛あいしている人ひとなどいない。誰だれでも自じ分ぶんの命いのちを守まもるためならエホバを捨すてる。エホバは人にん間げんのことを愛あいしてなどいない。人にん間げんがエホバに喜よろこんでもらおうとしても,エホバはそんなことを気きに留とめていない」。でも,私わたしたちは前まえもって教おしえられており,希き望ぼうを抱いだいてエホバを待まっているので,サタンにだまされることはありません。

14. 試し練れんによって,どんなことが明あきらかになりますか。どんな例れいがありますか。

14 私わたしたちは試し練れんを,自じ分ぶんをもっとよく知しる機き会かいと見みる必ひつ要ようがあります。ヨブの場ば合あい,試し練れんは,自じ分ぶんの弱よわさに気き付づき,それを直なおす助たすけとなりました。例たとえば,ヨブはいっそう謙けん遜そんになる必ひつ要ようがあるということに気き付づきました。(ヨブ 42:3)私わたしたちも,試し練れんに遭あう時とき,自じ分ぶんのことをもっとよく知しることができます。ニコライ兄きょう弟だいは,健けん康こう状じょう態たいが非ひ常じょうに悪わるかったにもかかわらず,留りゅう置ち施し設せつに入いれられました。c こう言いっています。「勾こう留りゅう中ちゅうの生せい活かつはレントゲン検けん査さのようで,その人ひとがクリスチャンとしての良よい性せい質しつを持もっているかどうかを明あきらかにします」。ですから,自じ分ぶんの弱よわいところに気き付づいたなら,それを直なおすために努ど力りょくすることができます。

15. 私わたしたちは誰だれの声こえに耳みみを傾かたむける必ひつ要ようがありますか。なぜですか。

15 私わたしたちは,敵てきの声こえではなくエホバの声こえに耳みみを傾かたむける必ひつ要ようがあります。ヨブは,エホバから語かたり掛かけられた時とき,注ちゅう意いを払はらってよく聞ききました。エホバはヨブに対たいしていわばこう言いっていました。「あなたは,私わたしの創そう造ぞうする力ちからを理り解かいしているか。私わたしは,あなたにどんなことが起おきているかを全すべて知しっている。あなたは,私わたしがあなたを気き遣づかっていないとでも思おもっているのか」。それに対たいしてヨブは,エホバが善よい方かたであることを認みとめて,謙けん遜そんにこう言いいました。「あなたのことを耳みみで聞きいてはいましたが,今いまではあなたをこの目めで見みております」。(ヨブ 42:5)この時ときヨブは,恐おそらく灰はいの中なかに座すわったままで,体からだは腫はれ物もので覆おおわれており,子こ供どもたちの死しを悲かなしんでいました。それでもエホバは,ご自じ分ぶんがヨブを愛あいし,良よいと認みとめていることをはっきりと示しめしました。(ヨブ 42:7,8)

16. イザヤ 49章しょう15,16節せつによると,試し練れんに遭あう時とき,どんなことを覚おぼえておく必ひつ要ようがありますか。

16 現げん代だいの私わたしたちも,侮ぶ辱じょくされたり,だめな人にん間げんだと見みられたりすることがあります。私わたしたち個こ人じんや組そ織しきの評ひょう判ばんを傷きずつけようとする人ひとから,「悪あく意いのあるうそをいろいろ言いわれる」かもしれません。(マタ 5:11)でも,ヨブの記き述じゅつから分わかる通とおり,エホバは,私わたしたちが試し練れんにぶつかるとしてもご自じ分ぶんへの忠ちゅう実じつを保たもつことができる,と確かく信しんしています。エホバは,希き望ぼうを抱いだいてご自じ分ぶんを待まつ人ひとたちを愛あいしていて,見み捨すてることは決けっしてありません。(イザヤ 49:15,16を読よむ。)ですから,神かみの敵てきの中ちゅう傷しょうに耳みみを傾かたむけてはいけません。トルコに住すむジェームズ兄きょう弟だいの家か族ぞくは,厳きびしい試し練れんを経けい験けんしてきました。兄きょう弟だいはこう述のべています。「私わたしたちは,エホバの証しょう人にんについてのうそに耳みみを傾かたむけるなら,ひどくがっかりする,ということに気き付づきました。それで,王おう国こくの希き望ぼうに思おもいを向むけ,エホバへの奉ほう仕しを熱ねっ心しんに行おこない続つづけました。そうすると,喜よろこびを保たもつことができました」。ヨブのように,私わたしたちもエホバの声こえに耳みみを傾かたむけましょう。そうするなら,敵てきのうそによって希き望ぼうを奪うばわれてしまうことはありません。

希き望ぼうは私わたしたちの支ささえとなる

ヨブと妻が丘の上から家畜の群れと家を見ている。

ヨブの忠ちゅう誠せいは報むくわれた。ヨブと妻つまはエホバに祝しゅく福ふくされ,長ながい人じん生せいを楽たのしんだ。(17節せつを参さん照しょう。)e

17. ヘブライ 11章しょうに出でてくる忠ちゅう実じつな人ひとたちの手て本ほんから,どんなことを学まなべますか。

17 厳きびしい試し練れんに遭あっても勇ゆう気きと強つよさを保たもってエホバに仕つかえた人ひとは,ヨブのほかにもたくさんいます。パウロはヘブライ人じんのクリスチャンへの手て紙がみの中なかで,そうした人ひとたちについて,「大おお勢ぜいの証しょう人にんたち」と書かきました。(ヘブ 12:1)それらの人ひとたちは皆みな,厳きびしい試し練れんを経けい験けんしましたが,死しに至いたるまでエホバへの忠ちゅう実じつを保たもちました。(ヘブ 11:36-40)彼かれらの努ど力りょくや忍にん耐たいは無む駄だだったでしょうか。決けっしてそんなことはありません。確たしかに,彼かれらは生いきている間あいだにエホバの約やく束そく全すべてが実じつ現げんするのを見みたわけではありません。それでも,希き望ぼうを抱いだいてエホバを待まち続つづけました。また,彼かれらはエホバから良よいと認みとめられていることを確かく信しんしていたので,いずれエホバの約やく束そくの実じつ現げんを見みることができる,と信しんじていました。(ヘブ 11:4,5)こうした人ひとたちの手て本ほんについて考かんがえると,希き望ぼうを抱いだいてエホバを待まち続つづけようという気き持もちが強つよくなります。

18. エホバのためにどんなことを行おこなっていきたいと思おもいますか。(ヘブライ 11:6)

18 現げん代だいの世せ界かいはますます悪わるくなっています。(テモ二に 3:13)また,サタンはエホバに仕つかえる人ひとたちに対たいする攻こう撃げきをやめていません。それで,将しょう来らいどんな試し練れんにぶつかるとしても,一いっ生しょう懸けん命めいエホバに仕つかえていきましょう。私わたしたちは,「生いきている神かみに希き望ぼうを抱いだいている」からです。(テモ一いち 4:10)ヨブがエホバのおかげで迎むかえた結けつ末まつから分わかる通とおり,「エホバは優やさしい愛あい情じょうにあふれ,憐あわれみ深ぶかい方かた」です。(ヤコ 5:11)私わたしたちも,エホバへの忠ちゅう実じつを保たもちましょう。エホバは,ご自じ分ぶんに「熱ねっ心しんに仕つかえようと努つとめる人ひとたち」に必かならず報むくいを与あたえてくださるのです。(ヘブライ 11:6を読よむ。)

どのように答こたえますか

  • 「希き望ぼうを抱いだいてエホバを待ま[つ]」とはどういうことですか。

  • サタンはどんな手てを使つかってヨブの希き望ぼうを奪うばおうとしましたか。

  • どのようにヨブに倣ならえますか。

150番ばんの歌うた 救すくいのために神かみに頼たよる

a 大たい変へんな試し練れんを忍にん耐たいした人ひとといえば,忠ちゅう実じつな人ひとヨブのことを思おもい浮うかべるかもしれません。ヨブの経けい験けんからどんなことを学まなべるでしょうか。サタンが私わたしたちに無む理りやりエホバを捨すてさせることはできないということや,エホバが私わたしたちの状じょう況きょうを全すべて理り解かいしてくださっているということです。また,エホバがヨブの試し練れんを終おわらせたのと同おなじように,私わたしたちの苦くるしみ全すべてをいずれ終おわらせてくださる,ということも学まなべます。こうしたことに対たいする確かく信しんを行こう動どうによって表あらわすなら,「希き望ぼうを抱いだいてエホバを待ま」っていることになります。

b 語ご句くの説せつ明めい: 「希き望ぼうする」と訳やくされるヘブライ語ごには,基き本ほん的てきに,大おおきな期き待たいを抱いだいて何なにかを「待まつ」という意い味みがあります。誰だれかに頼たよる,もしくは誰だれかを信しん頼らいする,という考かんがえも含ふくまれています。(詩し 25:2,3; 62:5)

c 一いち部ぶの名な前まえは変かえてあります。

d 写しゃ真しんや挿さし絵え: ヨブと妻つまは,子こ供どもたちを一いち度どに亡なくすという悲ひ惨さんな経けい験けんをした。

e 写しゃ真しんや挿さし絵え: ヨブは試し練れんを最さい後ごまで忍にん耐たいした。ヨブと妻つまが,自じ分ぶんたちと家か族ぞくにエホバが与あたえてくださった祝しゅく福ふくについて考かんがえている。

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