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学ぶ 11章 62–66ページ

11章

神かみのみ使つかいたちの助たすけ

見みえるものしか信しんじないと言いう人ひとがいます。でも,それはおろかなことです。実じっ際さいに存そん在ざいしていても目めに見みえないものはたくさんあります。どんなものがあるか,そのうちの一ひとつを言いえますか。―

わたしたちが吸すう空くう気きはどうでしょう。空くう気きを体からだで感かんじることはできますか。― 手てを出だして,息いきをふきかけてみましょう。何なにか感かんじましたか。― 感かんじましたね。でも,空くう気きは見みえませんね。―

目めに見みえない霊れい者しゃのことは前まえに話はなしました。良よい霊れい者しゃも悪わるい霊れい者しゃもいることを学まなびましたね。目めに見みえない良よい霊れい者しゃというと,例たとえばだれがいるでしょうか。― そうです。エホバ神かみがいます。イエスがいます。良よいみ使つかいたちもいます。悪わるいみ使つかいもいますか。― そういう者ものもいる,と聖せい書しょは言いっています。では,悪わるいみ使つかいについてどんなことを学まなびましたか。―

はっきりしているのは,良よいみ使つかいも悪わるいみ使つかいも人にん間げんより強つよいということです。偉い大だいな教おしえ手ては,み使つかいのことをよく知しっていました。なぜならこの方かたは,赤あかちゃんとして地ち上じょうに生うまれる前まえは,み使つかいだったからです。天てんでほかのみ使つかいたちと一いっ緒しょに暮くらしていました。偉い大だいな教おしえ手ては非ひ常じょうに多おおくのみ使つかいを知しっていました。そのみ使つかいたちはみんな,名な前まえを持もっているのでしょうか。―

前まえに学まなんだように,神かみは星ほしに名な前まえをお付つけになりました。ですから,み使つかいたちもみんな名な前まえを持もっているにちがいありません。そのうえ,み使つかいたちはおたがいに話はなすことができます。聖せい書しょに,『み使つかいのことば』のことが出でてくるからです。(コリント第だい一いち 13:1)み使つかいたちはどんなことについて話はなすと思おもいますか。地ちに住すむわたしたちについてでしょうか。―

サタンの使つかいである悪あく霊れいは,わたしたちに働はたらきかけてエホバに背そむかせようとしています。ですから,悪あく霊れいたちは,その方ほう法ほうについて話はなし合あうにちがいありません。悪あく霊れいたちは,人にん間げんも自じ分ぶんたちのようになって,エホバからきらわれることを願ねがっているのです。では,神かみに忠ちゅう実じつなみ使つかいたちはどうでしょうか。そういうみ使つかいもわたしたちについて話はなしていると思おもいますか。― そうです,話はなしています。忠ちゅう実じつなみ使つかいはわたしたちを助たすけたいと思おもっています。エホバを愛あいし,エホバに仕つかえる人ひと々びとを神かみのみ使つかいがどのように助たすけたか,話はなしてあげましょう。

例たとえば,ダニエルという男おとこの人ひとがバビロンに住すんでいました。そこの人ひと々びとの多おおくはエホバを愛あいしていなかったので,エホバ神かみに祈いのる人ひとをばっする法ほう律りつまで作つくりました。でも,ダニエルはエホバに祈いのることをやめようとしませんでした。それで,バビロンの人ひと々びとがダニエルに何なにをしたか知しっていますか。―

そのとおりです。悪わるい人ひとたちは,ダニエルをライオンの穴あなに投なげこませました。ダニエルはたった一人ひとり,おなかをすかせたライオンたちと一いっ緒しょにされたのです。それから,どうなったか知しっていますか。― 「神かみはご自じ分ぶんの使つかいを送おくって,ライオンの口くちをふさがれました」と,ダニエルは言いっています。なんと,かすり傷きず一ひとつ負おいませんでした。み使つかいたちは,エホバに仕つかえる人ひとのためにすばらしいことを行おこななえるのですね。―ダニエル 6:18-22。

み使いがライオンをダニエルから遠ざけている

神かみはダニエルを救すくうため,どんなことをされましたか

それから,ペテロがろうやに入はいっていた時ときのことです。ペテロが偉い大だいな教おしえ手て,イエス・キリストの友ゆう人じんだったことは覚おぼえているでしょう。ペテロがイエスは神かみの子こだと言いったとき,ある人ひとたちはそれが気きに入いりませんでした。それでペテロをろうやに入いれたのです。兵へい士したちは,ペテロがにげないように見み張はっていました。だれかが助たすけてくれるでしょうか。―

ペテロは二人ふたりの番ばん兵ぺいの間あいだでねむっていました。おまけに両りょう手てはくさりでつながれています。ところが,聖せい書しょはこう述のべています。『見みよ,エホバのみ使つかいがやって来きて,光ひかりがろうやの中なかを照てらし出だした。み使つかいはペテロのわき腹ばらをたたいて起おこし,「早はやく立たちなさい!」と言いった』。

ペテロは2人の兵士の間にいる。み使いはペテロを起こす。すると,くさりがペテロの両手から落ちる

み使つかいはどのようにして,ペテロをろうやから助たすけ出だしましたか

すると,どうでしょう。ペテロの両りょう手てから,くさりが落おちました! み使つかいは,『服ふくを着きて,サンダルをはき,わたしに付ついて来きなさい』とペテロに言いいます。み使つかいがペテロを助たすけていたので,番ばん兵ぺいたちは止とめることができません。さて,み使つかいとペテロが鉄てつの門もんのところへ来くると,不ふ思し議ぎなことが起おきます。門もんがひとりでに開あいたのです! み使つかいのおかげで自じ由ゆうになったペテロは,伝でん道どうを続つづけることができました。―使し徒と 12:3-11。

わたしたちも神かみのみ使つかいに助たすけてもらえますか。― はい,助たすけてもらえます。では,み使つかいはわたしたちがまったくけがなどしないように守まもってくれるということですか。― そうではありません。わたしたちがむちゃなことをしても,けがをしないようにみ使つかいが助たすけてくれるというわけではないのです。また,むちゃなことをしなくても,けがをする場ば合あいがあります。み使つかいたちは,そういうことが起おこるのを防ふせぐようにとは命めいじられていません。神かみはみ使つかいたちにそのような命めい令れいではなく,別べつの大だい事じな仕し事ごとをおあたえになりました。

聖せい書しょに出でてくるひとりのみ使つかいは,あらゆる場ば所しょの人ひと々びとに,神かみを崇すう拝はいしなさい,と告つげています。(啓けい示じ 14:6,7)み使つかいたちはどのようにして告つげるのでしょうか。だれにでも聞きこえるように,天てんからさけぶのでしょうか。― いいえ,そうではありません。イエスの弟で子したちが地ち上じょうで神かみについて他たの人ひとに話はなし,み使つかいたちがその仕し事ごとを導みちびくのです。み使つかいたちは,神かみのことをほんとうに知しりたい人ひとたちが必かならずその話はなしを聞きけるようにします。わたしたちはそのような伝でん道どうで一いっ緒しょに働はたらけます。そして,み使つかいはわたしたちを助たすけてくれます。

しかし,神かみを愛あいさない人ひと々びとがわたしたちを困こまらせる場ば合あいはどうでしょうか。わたしたちをろうやに入いれるとしたら,どうですか。み使つかいはわたしたちを自じ由ゆうにしてくれるでしょうか。― そうすることはできます。しかし,いつでもそうしてくれるわけではありません。

あらしの中,船に乗っているパウロの前にみ使いが現われる

み使つかいはパウロに何なんと言いっていますか

イエスの弟で子しパウロは,とらわれていた時とき,船ふねに乗のせられて,あらしの中なかを航こう海かいしたことがありました。でも,み使つかいはパウロをすぐには自じ由ゆうにしませんでした。神かみについて聞きく必ひつ要ようのある人ひと々びとがほかにもいたからです。「パウロよ,おそれることはない。あなたはカエサルの前まえに立たたねばならない」と,み使つかいは言いいました。パウロは,世せ界かいを支し配はいするカエサルに伝でん道どうできるよう,その人ひとのもとに連つれて行いかれるのです。み使つかいはパウロの居い場ば所しょをいつも知しっていて,パウロを助たすけました。わたしたちも,ほんとうに神かみに仕つかえていれば,み使つかいに助たすけてもらえるでしょう。―使し徒と 27:23-25。

み使つかいたちは,もう一ひとつ大おおきな仕し事ごとを行おこななうことになっています。その時ときは間まもなくやってきます。神かみが邪じゃ悪あくな人ひと々びとをほろぼされる時ときはとても近ちかいのです。まことの神かみを崇すう拝はいしない人ひとはみなほろぼされます。み使つかいは目めに見みえないから信しんじないと言いう人ひとは,自じ分ぶんがどんなにまちがっていたかを思おもい知しらされるでしょう。―テサロニケ第だい二に 1:6-8。

このことはわたしたちにとって何なにを意い味みしますか。― もし神かみのみ使つかいたちと同おなじ側がわにいるなら,み使つかいたちはわたしたちを助たすけてくれます。では,わたしたちはみ使つかいたちの側がわにいるでしょうか。― エホバに仕つかえていれば,そう言いえます。そして,エホバに仕つかえていれば,他たの人ひとたちにも,エホバに仕つかえるようにすすめるでしょう。

み使つかいが人ひと々びとの生せい活かつにおよぼすえいきょうについてもっと知しるため,次つぎの聖せい句くも読よんでください。詩し編へん 34:7。マタイ 4:11; 18:10。ルカ 22:43。使し徒と 8:26-31。

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