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法王は不謬ではないものみの塔 1968 | 10月15日
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いる者はいません。使徒ヨハネは,キリストの追随者を代表して,「罪がないというなら,それは,自分をいつわっているのであって,真理は私たちの中にはない」と述べました。そしてマリヤもイエスに従う者の一人であったのです。―ヨハネ第一 1:8,バルバロ訳。
事実を調べれば明らかなとおり,法王は不謬であるとの主張はあからさまな偽りであり,信ずる人々を誤導するためのものでしかありません。人々を欺く宗教指導者について聖書はこう述べています。「かくの如きは使徒またたばかりの労働人にして,己をキリストの使徒によそほへる者どもなり」。(コリント後 11:13)イエスの警告されたとおり,そうした人々に盲従するのは非常に危険です。―マタイ 15:14。
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『すべての国の民への証言』ものみの塔 1968 | 10月15日
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『すべての国の民への証言』
エホバの証人の1968年度年鑑より
アイスランド
人口: 196,933人
伝道者最高数: 117人
比率: 1,683人に1人
アイスランドの御国の福音伝道者にとって,昨奉仕年度は今までのうち最良の年でした。現在,かつてなく多くの伝道者がいるので,もっと大勢の人々に,より良い証言をすることができます。わたしたちはこのことをエホバに感謝しています。
一人の姉妹は,夫が真理を聞こうとしないどころか,妻や子供が真理に従うことさえ望んでいなかったため,何年間もあらゆる種類の虐待と困難に耐えねばなりませんでした。大家族だったので,夫は一生懸命に働かねばならず,そのうえ週末には,自分の町や他の町のダンスホールでアコーディオンを弾きに出かけるのでした。そのようなとき,悪友の仲間にはいって大酒を飲みます。その結果,子供と妻への虐待はいっそうひどくなるばかりでした。夫のおどしやひどい振舞にもかかわらず,姉妹はそのような立場に対する聖書の賢明な助言に従い続けました。(ペテロ前 3:1-6)やがて姉妹の行ないは実を結びました。なぜなら,夫は態度を柔らげ始め,やがては会衆のしもべと研究することに同意したからです。それ以来,彼は著しい進歩を示し,まもなくすべての集会に出席するようになりました。そのうえ,以前あれほど激しく反対していた真理を,他の人に語り始め,ついには定期的な伝道者になったのです。今は一致しているこの家族の生活があまりにも変わったので,以前の事情を知っているすべての者にとってこれはまさに奇跡のようでした。夫は昨年6月の巡回大会でバプテスマを受け,その夏は父親自身が率先して,家族の4人が休暇開拓奉仕を行なうと全員が述べていました。もう一人の男の子は定期的な伝道者でしたが,まだバプテスマを受けていなかったため,この特権にあずかれませんでした。しかしは最善を尽くすことを決意し,わずか9歳なのに,63時間も伝道できたのです。
それで,聖書の原則に従って忍耐したため,実を結び,分裂した家庭は前より一層強く一致し,多くの祝福を受けました。父はそのことを要約して次のように言っています。「私は多くの子供(7人)の父親として,聖書を理解する目を開けてくださったことに対し,エホバに深く感謝しなければなりません。そして,私のためだけでなく,特に妻と子供たちのためにも,神が私たちの家族の生活にもたらされた変化がこれからも続くように願っています」。
インド
人口: 511,000,000人
伝道者最高数: 2,269人
比率: 225,209人に1人
インドの人々が今なお「われこゝにあり,我をつかはしたまへ」と言い続け,神のみことばの真理を他の人々に教える責任を担っているのは喜びです。
昨年中,幾つかの興味深い経験が寄せられました。軍隊にいた既婚の男の人は,御国の音信の伝道に時間をささげることができるよう,除隊を願っていました。彼は20回も除隊願いを提出しましたが,いずれも受理されず,かえって投獄されてしまいました。投獄されてのち,彼は寒いヒマラヤ山脈の高地にある国境のはずれの遠方へ40人の兵士と共に送られました。ところが兄弟ともう一人の兵士とを除いて全員が戦死してしまいました。ある将校の命を救った勇敢さが買われて彼の帰郷願いは許可されました。そこで彼は,さらに除隊願いを出したのです。それから8年間努力した結果,ついに1966年の初春,昇級の申し出を断わったあと,除隊できました。その兄弟はこう言っています。「自由の身となっ
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