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原子物理学者で“あるべきか,あらざるべきか”ものみの塔 1979 | 8月1日
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の産出的な聖書研究という形で実を結び始めました。これらの人々の中には聖書を見たことのなかった人もいます。これら愛すべきチリ人の中には,私たちの霊的な兄弟,姉妹となった人々も何人かいます。真理に対する彼らの熱情と熱意はなんと心を暖めるものだったのでしょう。さらに大ぜいの宣教者が加わるにつれて,王国伝道の業は躍進し,国中に会衆が設立されるようになりました。私たちの新しい使命は真に報いのあるものでした。
年月がたつにつれ奉仕の新しい特権が加えられました。拡張された協会のサンティアゴ支部事務所での手伝い,王国宣教学校の教訓者として奉仕したこと,励みを与え,伝道の業の統一を助けるために近隣9か国の支部事務所と宣教者の家を訪問したことなどがそれです。これらの国々でエホバを賛美する人々の数が増加し続けるにつれて,エホバの祝福を見るのは何という喜び,また満足でしょう。
1969年4月は私たちの生活に大きな変化をもたらしました。私たちはブラジル,サンパウロの支部事務所に任命されたのです。ポルトガル語という新しい言語を学ぶことが必要になりました。19年間にエホバの民が200人から6,000人にまで増加するのを見た私たちにとって,チリは去り難い国です。その中には何年にもわたって共に働いた多くの人々をはじめ,私たちの霊的な子供と孫も何人かいます。しかし私たちは,「ここに私がおります。私を遣わしてください」をモットーとしてきました。(イザヤ 6:8,新)それで私たちは重い心を抱いて彼ら全部に「アスタ・エルゴ」を言いましたが,これから何年も忘れることのできない多くの楽しい思い出を胸に抱いてそうしたのです。
ブラジルには「良いたより」を熱心に宣明している人々がすでに5万5,000人もいました。心霊術に心を寄せる人々が非常に多いカトリックのこの国で,業は進歩しつつありました。喜んでエホバに仕える同じ精神がここでも見られ,毎年,何千人という人々が聖書の真理を受け入れて神に献身しています。彼らの勤勉な働きによって,いまブラジルの2,012の会衆に10万6,000人の伝道者がいます。サン・パウロでは,これら会衆の必要物を世話するベテルの家族が40人から155人に増加しました。ポルトガル語の「ものみの塔」と「目ざめよ!」を印刷する新しい工場の落成に喜んだのは5年前のことですが,今ではたいそう手狭になり,新しいベテルの家と工場の建設が再び進められています。それはサン・パウロから140キロ離れた静かな環境の土地に位置しており,エホバの創造されたすばらしい自然環境の中にあります。この国のエホバの民の前途になおどれほどの増加がもたらされるかは,エホバのみがご存じです。
それで私は「原子物理学者で“あるべきか,あらざるべきか”」という質問に肯定の答えをしなかったことを少しも悔いていません。私にとって原子物理学は今でも非常におもしろく,興味をそそるものです。しかし原子を設計し,創造された偉大な科学者であり,数学者である神を知るようになったことに,どうして悔いがあり得るでしょうか。他の人々に創造者を知らせるのに生涯の大半を用いることに悔いがあり得るでしょうか。エホバに献身した,全世界にわたる霊的な家族の一部となったことに悔いがあり得るでしょうか。後悔するどころか,私は次のように言明したアサフと全く同感です。「わたしにとって神に近付くのは善いことなのです。至高の主,エホバにわたしは避難所を設けました」― 詩 73:28,新。
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ミツライムの子孫はだれかものみの塔 1979 | 8月1日
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ミツライムの子孫はだれか
ハムの息子の一人に,ミツライムという名の人がいます。(創世 10:6)聖書ははっきりと,ミツライムを古代エジプト人の先祖としています。例えば,エジプト人がアタデの脱穀場で喪に服して嘆いているのを見たカナン人は,その地を「アベルミツライム」と呼びました。それは「エジプト人の喪」という意味です。―創世 50:7-11,新。
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