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  • 神の裁きは,神の個性を明らかにする
    ものみの塔 1976 | 2月1日
    • 土地に対するのろい

      アダムに言い渡された裁きについて考えてください。アダムはこう告げられました。「あなたが,妻の声に聞き従い,『それから食べてはならない』とわたしが命じておいた木から取って食べたので,土地は,あなたのゆえにのろわれてしまった。あなたは,命の日のかぎり,苦しんでその産物を食べるであろう。土地は,あなたのために,いばらとあざみを生えさせ,あなたは野の草を食べなければならない。あなたは顔に汗してパンを食べ(る)」― 創世 3:17-19,新。

      土地に対するこののろいには,目的がありました。罪を犯したアダムは,エデンの園の外にある未墾の土地を楽園に変える業にあずかる権利を失いました。ですから,アダムがそのようなすばらしい所と類似したものさえ作れないようにすることは,神の側の公正な判決と言えました。

      その上,エホバ神は,罪がご自分の知的創造物に及ぼす影響を十分ご存じでした。そして,それを抑える要素がなければ,不完全な人間は,速やかに堕落の極みに走ることをもご存じでした。これに関連して,土地に対するのろいは,人間の罪深い傾向が速やかに頂点に達しないようにする点で役立ったと言えます。どうしてですか。骨の折れる重労働によって土地を耕し生計を立ててゆくことがアダムにとっては精一杯であったため,有害な活動に向ける時間や精力は確かに少なくなったからです。

      土地に対するのろいが続く限り,アダムの子孫は,疲れをもたらすその影響を切実に感じます。これは,ノアの誕生に際して,レメクの語った次のような預言的な言葉からも明らかです。「この子は,わたしたちの働きから,またエホバがのろわれた土地に起因する,わたしたちの手の痛みから,わたしたちに慰めをもたらすであろう」― 創世 5:29,新。

  • 神の裁きは,神の個性を明らかにする
    ものみの塔 1976 | 2月1日
    • エホバ神は,全地を覆う洪水によって邪悪な人間男女を滅ぼしました。彼らの暴虐な生き方が,楽園の地にご自分の主権を愛する人間を住まわせる,という神の目的が正しく成就するのを妨げるおそれがあったからです。―ペテロ第二 3:5,6。

      洪水の際に生き残ったのは,義人ノアとその家族の成員七人だけでした。大洪水を生き残ったこれらの人々は,神に仕えたいとの心からの願いを表わしたので,土地に対する新たな特別ののろいによって罰せられる必要はありませんでした。大洪水前ののろいは,ノアに関するレメクの預言的な言葉の成就として取り除かれました。その上,洪水後人間の寿命が短くなったことを考えると,土地に対するのろいが与えられたとすれば,それによって生ずる苦しみは,ノアの罪深い子孫にとって生活を一層困難なものとしたに違いありません。

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