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見いだせる間に神を尋ね求めなさいものみの塔 1973 | 10月15日
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のはあなたである。そして,あなたは,それに打ち勝つであろうか』と言われました。これは,カインがすでに悪の道に入っていたことを示しており,彼が利己的で強情な精神をいだいて『高められること』を求めていたことは明らかです。彼は今にも自制心の境を越えようとしていました。そして実際にそれを越え,最初の殺人者となりました。彼は『エホバのみ顔の前から出て行って,逃亡の地』,処罰者の手から逃れた地に住みました。―創世 4:3-16,新。
20 アベルはどのようにして強固な信仰を築き上げることができましたか。それには他のどんなすぐれた資質が伴っていましたか。
20 一方,アベルのほうを見るとき,これはなんと喜ばしい対照なのでしょう。神はなんらかのしかたで彼に好意を示されました。アベルはそのことに十分に気づいていました。パウロはその点を強調してこう述べています。「信仰によって,アベルはカインよりさらに価値のある犠牲を神にささげ,その信仰によって義なる者と証しされました。神が彼の供え物について証しされたのです。またそれによって,彼は死んだとはいえなお語っているのです」。(ヘブル 11:4,新)アベルの信仰には確かな土台がありました。彼は,エデンの園におけるエホバの恵み深い備えについて細かに伝えられていたに違いありません。また,父親が自分の息子に語りかけるようにしてエホバがアダムに語りかけられたことを知っていたでしょう。さらにアベルは,へびの頭を砕くことに関するエホバ神の約束と預言に通じ,それが正確にいつまたどのように成就するかについては知らないとしても,その成就に対する確かな希望をいだいていました。そうした信仰や希望に加えて,彼には他のひいでた特質がありました。彼はエホバに対する真実の愛を培い,加えて,強い忠節心と感謝の念をいだいていました。それは自分の両親と兄の悪い影響や手本に打ち勝つほどに強いものでした。―創世 3:15。コリント前 13:13。
21 アベルについて考えることからどんな励みを得られますか。
21 エホバの祝福の証拠を与えられたアベルにとって,真の神を捜し求めることは終わりました。心から出た真の従順の精神に基づく正しい行ないによって神の恵みを保つことを常に求めるということを別にすれば,彼が神を尋ね求めることは必要ありませんでした。アベルに可能であったことはあなたにも可能です。わたしたちは,いっそうの導きと励ましを求めて神のことばを調べることに期待と確信をいだきます。エホバがアベルを助けた方法を忘れないでください。そして,エホバはカインに対してさえ助けの手を差し伸べられたと言えるのです。
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望ましい借家人ものみの塔 1973 | 10月15日
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望ましい借家人
● 1971年11月24日のこと,ある婦人がドイツのウィースバーデンにある,ものみの塔協会の支部事務所を訪れ,自分はベルリンでアパートを買い入れたが,それをエホバの証人に家を貸したいと申し出ました。エホバの証人に家を貸したいと考えた理由を問われた彼女は,南ドイツの友人が証人たちに部屋を貸しており,自分もそうするよう勧められたのだ,と答えました。彼女はまた,信頼の置ける借家人を探すことがどれほど難しいかについても話しました。エホバの証人の行ないに感心した彼女は次のように言いました。「わたしは,この人たちが神を恐れ,すすんで人びとを助け,勤勉に働くことを知っています。ですから,わたしの計画にみなさんのご援助が得られれば非常にうれしく思います」。
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