-
遊びを通して子供を教える目ざめよ! 1981 | 3月22日
-
-
付け,アロンには祭司の格好をさせます。ヨナを口の中に入れた布製の魚も作れます。ノアの箱船の形をした鳥のえさ箱を作ることもできます。これらの事柄はすべて,それを踏み台として重要な聖書の真理を説明するのに役立ちます。
日常生活の物事は聖書に適用できます。田舎の農場や動物園で目にする動物たちを用いることができます。ロバを見たなら,イエスがロバに乗ってエルサレムに入城したことや,バラムのロバが話をしたことなどについて少し話せます。子供が,ヘビや羊やカエルなどを見つけたら,これらも聖書の記録に含められていることを思い出させましょう。就寝時間に電気を消したあとはこう言うこともできます。「一日中こんなふうに暗かったらどうだい。エホバが十の災いの一つを下された時,エジプトはこのように暗くなったんだよ」。子供がすでにこの記録を知っているとしても,それは子供にとって眠りに就く前の考える糧となるでしょう。そうでなくても,時々その記録を一緒に読むことができます。
子供がうしろのポケットにぱちんこを入れて帰ってきたら,700人のベニヤミン人がどのように,ぱちんこの玉を目標から髪の毛1本の幅も違えず命中させることができたかを話してあげられます。(士師 20:16)しかし,これは戦争の道具であり,クリスチャンは戦争とかかわりを持たないという事実も話してあげなければなりません。
とくに聖書の話に彩りを添えることがお好きなら,八百屋でオリーブやザクロやきゅうりを題材に用いることができます。
これらすべての方法を使って,あるいはこれから考えつくもっと多くの方法で,申命記 6章6,7節(新)に記されている聖書の次の諭しに従うことができます。「わたしが今日,あなたに命じているこれらの言葉はあなたの心にあらねばならず,また,あなたはこれをあなたの子に教え込み,家に座るときも,道を歩くときも,寝るときも,起きるときも,これについて話さなければなりません」。
-
-
感謝を表わす消防士たち目ざめよ! 1981 | 3月22日
-
-
感謝を表わす消防士たち
ニューヨーク市ブルックリンで生じた,五つの消防署が出動した大火災に関する報告が去年の9月22日号の「目ざめよ!」誌に載せられました。エホバの証人の本部の,通りを隔てた向かい側にあるマーガレット・ホテルが火事で焼き尽くされ,その結果取り壊されてしまったのです。ニューヨーク市消防局の職員の手で同局職員のために発行される季刊誌「ニューヨーク消防士だより」はその報告を次のように結んでいます。
「この火災において作業を行なったすべての関係者は非常な試みとなる困難な状況の下で作業に当たった。必要に迫られて多くの関係者は極めて危険な行動を余儀なくされ,非常に優れた模範的な仕方で行動した。
「そして,エホバの証人のことを言わずにおくのは片手落ちであろう。彼らは,マーガレット・ホテルの道を隔てた向かい側にある本部から全作業の期間中我々消防士に食物と退避所を提供してくれた。消防局全体を代表して,これらの親切で熱心な人々に対して心からの感謝をお伝えする次第である」。
-