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  • エホバのことばの成就を支えにして生きてゆく
    ものみの塔 1985 | 6月15日
    • それはあなたを謙遜にならせるため,あなたを試みて,そのおきてを守るかどうか,あなたの心のうちにあるものを知るためであった。それで神はあなたを謙遜にならせ,空腹にならせてマナを食べさせた。それはあなたがそれまで知らず,あなたの父たちも知らないものであった。こうして,人がパンだけによって生きるのではなく,エホバの口から出るすべての言葉によって人は生きるのであるということを,あなたに知らせたのである」― 申命記 8:2,3。

      8 イスラエル人の置かれた状況はどのようなものでしたか。エホバはなぜそうしたことが生じるのを許されましたか。

      8 考えてもみてください。老若男女それに子供たちから成る数百万のイスラエル人は,40年の長きにわたって,「毒蛇とさそりがおり,水のない渇いた地が続くあの広大で畏怖を感じさせる荒野」を歩いて来たのです。(申命記 8:15)彼らには飲み水と食べ物が必要でした。エホバは時として,イスラエル人が渇きを覚え,空腹を感じるままにされました。なぜでしょうか。「人がパンだけによって生きるのではなく,エホバの口から出るすべての言葉によって人は生きる」ということを彼らの思いに銘記させるためでした。

      9 イスラエル人の必要はどのようにエホバのことばによって満たされましたか。

      9 イスラエル人の必要とするもの,およびエホバの口から出る言葉,またはそのことばとの間にはどんな結び付きがあったでしょうか。エホバの言葉の結果としてイスラエル人の間には,どんな有形の事柄が生じたでしょうか。モーセはこう書きました。「あなたのマントはあなたの身にあってすり切れず,足もこの四十年の間はれることはなかった。……[エホバは]火打ち石のような固い岩からあなたのために水を出してくださ[り],……マナを荒野であなたに食べさせた」。(申命記 8:4,15,16)これらの事柄とエホバのことばの結び付きは,そうした事柄が生じるようにとエホバが命令しておられなかったなら,イスラエル人はそのいずれをも受け取っていなかった,という点にあります。ですからイスラエル人は文字通り,「エホバの口から出るすべての言葉[つまり,命令]によって」生きていたのです。

      エホバのことばによって支えられる

      10,11 イスラエル人はそのほかのどんな仕方でエホバのことばを支えにして生きてゆくことができましたか。

      10 イスラエル人は食物や水,衣服といった物質面での恩恵についてエホバに依存していただけでなく,ほかにもどのようにしてエホバのことばに支えられて生きてゆくことができましたか。霊的な恩恵もあったのです。モーセはイスラエル人に,エホバが砂漠で彼らにこうした経験をさせたのは,「あなたを謙遜にならせるため,あなたを試みて,そのおきてを守るかどうか,あなたの心のうちにあるものを知るためであった」と告げました。モーセはさらにこう述べています。「あなたが自分の心でよく知るとおり,あなたの神エホバは,人が自分の子を正すようにしてあなたを正しておられたのである……[それは]あなたの後の日に良いことを行なうため[であった]」― 申命記 8:2,5,16。

      11 確かに,イスラエル人が荒野での自分たちの経験を十分に生かしていたなら,書き記されたおきてに従う道を学ぶことによってのみならず,国民としての自分たちの生活および個人としての自分たちの生活にエホバのことばのもたらした結果を実際に経験することによっても,『エホバの口から出るすべての言葉によって生きる』ことを学んでいたはずです。彼らには『エホバが善良であることを味わい知る』十分の機会が与えられていました。(詩編 34:8)エホバの口から出され,また成就されたエホバの言葉に関するこれら人を富ませるさまざまな経験は霊的に彼らを支えていたはずです。

  • エホバのことばの成就を支えにして生きてゆく
    ものみの塔 1985 | 6月15日
    • イエスが引用されたモーセの記述の文脈の歴史的および地理的な情況から,敬虔な男女がそれによって生きなければならないとされているエホバのことばは単に丸暗記した言葉ではないことが分かります。それらのイスラエル人にとって,「エホバの口から出るすべての言葉」はマナ,水,そしてすり切れることのなかった衣服などと結び付けられていました。確かに,そのことばには,エホバがご自分の民のために行なわれた驚嘆すべき事柄,すなわちそのことばの成就が含まれていました。エホバのことばの成就であるそうした事柄を身をもって経験したことが,イスラエル人の中の感謝の念の厚い人々を強めたのです。

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