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読者からの質問ものみの塔 1968 | 7月1日
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の罪は婦人の夫とも関係があります。彼女は夫に貞節を誓いました。彼女と性関係を持つ権利は夫だけのものであり,この権利が侵害されています。箴言 5章15,18節は,婚姻の分を自分の井戸の水にたとえ,結婚している人は自分の配偶者から清い性関係という結婚の分を受ける権利を有することを示しています。この“水”は姦淫によって汚されてはなりません。もし汚されたならば無実の配偶者はそのことを知るべきです。そのうえ,姦淫を犯すならば,尊ばれるべき婚姻の床が汚されます。―ヘブル 13:4。
罪を犯した配偶者は,夫がどんな反応を示すか,また許すかどうかを恐れて告白することをためらうかもしれません。しかしそれは姦淫という結果を招いた事態に陥る前に考えるべきことだったのです。
会衆の司法委員に悔い改めを告白する意図が彼女にあれば,委員は悔い改めの証拠を得ようとするでしょう。たとえば真に悔い改めているなら,罪を犯した相手のことを隠さないはずです。その者も会衆の一部であれば,委員は神の前における会衆の良い立場を保つため,その方向にも問題を追求します。しかしこの場合,無実の配偶者に罪を告白して助けを求めることは,その婦人が心から悔い改めていることを示す別の証拠となります。罪を犯した者がこのようにして謙遜さを示し,また自分の罪に対して責任を負うことをしないならば,ほんとうに悔い改めているとは言えないでしょう。
献身したクリスチャンが,姦淫を犯すに至った事態にみずから陥ったとすれば,それは彼女が援助や監督を必要としている証拠です。会衆内の円熟したしもべたちは彼女を霊的に援助する備えを設け,彼女の霊の思いを強め,クリスチャンとして生きる力を強めるように努めます。(ガラテヤ 6:1)しかし夫は彼女と一体であり,また一緒に生活しているゆえに,彼女に明らかに必要な援助,励ましを与え,また監督する適任者です。夫は,罪を犯した相手の者との交際を避けるように彼女を援助できます。(創世 2:24)たとえ信者でなくても,夫は彼女が誘惑に抵抗し,あやまちをふたたび犯すような状態から遠ざかっているようにおそらく援助できます。
ゆえに配偶者の許しと援助を求めることは賢明であり,また悔い改めを示す道です。そしてこれは,罪を犯した者が妻であっても夫であっても言えることです。またこれは神およびクリスチャン会衆と自分との関係を正しくするために必要なことでもあります。
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「すべての国の民に対する福音」地域大会ものみの塔 1968 | 7月1日
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「すべての国の民に対する福音」地域大会
大会の時が近づいています。あと1か月たらずでエホバの証人の「すべての国の民に対する福音」地域大会が始まります。人類に対する神のお目的に誠実な関心をいだくすべてのかたは,どうぞご出席ください。
出席を具体的に計画されていますか。プログラムの始まる木曜日午後からおいでになりますか。是非そうしてください。そして木曜日晩にはご両親はお子さんを連れ,ご家族そろって出席されるように特におすすめします。プログラムは家族をとくに対象としたものです。
どの大会においても,エホバに献身した人々のためにバプテスマのとりきめが設けられます。大会で浸礼を受けることを考えていられるかたは,いま会衆の監督にそのことを話してください。浸礼の準備として監督は二,三の事柄につきお話しします。
大会のハイライトの一つは「人間の指導にかわってまもなく始まる神の指導」と題する公開講演です。確かにわたしたちはそのすばらしい時期に生きています。ぜひ出席してください。
日本の大会は左期の場所で開かれます。ご希望の都市のものみの塔大会宿舎係にいま宿舎をお申し込みください。係ではさっそく手配いたします。
7月25日-28日: 長野市
長野市緑町,長野市民会館
宿舍申込: 長野市淀ヶ橋996
8月1日-4日: 山形市
山形市霞場町6,山形県体育館
宿舎申込: 山形市双葉町2丁目1-27
8月8日-11日: 呉市
呉市蔵本通り9丁目10,呉市民会館
宿舎申込: 呉市阿賀町沖田101
8月15日-18日: 高槻市
高槻市野見町2番33号,高槻市市民会館
宿舎申込: 高槻市北園町4-26
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