-
勝利の信仰を促進するために集まるものみの塔 1979 | 2月15日
-
-
街頭伝道をしていたエホバの証人の所へやってきて,「エホバの証人について一つ言えるのは,ご婦人のかたが女性らしい身なりをしているということです」と語りました。カナダのオンタリオ州オタワのシティズン紙の編集局員,ドナ・バルカンは次のように書いています。「最も頑固な未信者でさえ,代表者たちの親しみ深く,気持ちの良い物腰に心を動かされるであろう。彼らに異議を唱えようとしても,親切な言葉の前にあえなく撃退されてしまう。結局のところ,愛や平和や神の王国が人類にもたらす“理想的な生活状態”についていつも語っている人々と論争する[のは]容易なことではない」。
引き続き勝利の信仰を築き上げてゆく人々
エホバの証人は,神の王国が人類にもたらす“理想的な生活状態”やその他の祝福を確信を抱いて待ち望んでいます。それでも,エホバ神への崇拝と献身的な奉仕は,彼らに報いのある人生の目的をすでに与えています。また,聖書の原則を当てはめているので,今,幸福な家族生活を享受し,神のご意志と調和した人格の変化の結果として満足を得ています。そして,これらのクリスチャンは,真の兄弟関係と一致により,この分裂した世界にあって自分たちが一つに結び合わされていることを喜んでいます。
そうです,エホバのクリスチャン証人は,今日の世にあって信仰が勝利を収めることが可能であることを証明しています。しかし,彼らは引き続き信仰を築き上げてゆくのが肝要であることも知っています。最近行なわれているその大会は,そうした目的に資するものです。出席者たちの中の一家族は,この点を実にうまく書き表わしています。「兄弟たち,家族全員は,日常生活で直面する幾多の問題により良く対処できるようになって,この大会から帰ってきました。そのためになされたすべてのお骨折りに感謝します。そしてそのすべてがエホバの賛美となりますように」。確かに,これらの国際大会は勝利の信仰を促進しています。
-
-
賢明な格言ものみの塔 1979 | 2月15日
-
-
賢明な格言
『悪しき者のそなえ物はエホバに憎まれ 直き人の祈りは彼に悦ばる』― 箴 15:8。
この言葉は,動物の犠牲のささげられていたエルサレムの神殿を中心にしてエホバへの崇拝が行なわれていた時代に書き記されました。イスラエル人は,犠牲の雄牛や子羊を買うためにかなりの額の資金を使うこともできました。しかし,この箴言が明らかにしているように,神は悪しき者から動物の犠牲を受けるよりも,直き者からお金のかからない誠実な祈りを受けることのほうを好まれるのです。ですから,神が判断の規準とされるのは,個々の人が宗教を実践するに当たってかける費用ではなく,その人の心の状態と全般的な生活様式です。この句に続く節はこう述べています。『悪しき者の道はエホバに憎まれ 正しきをもとむる者は彼に愛せられる』― 箴 15:9。
-