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「あなたが得るものすべてをもって理解を得なさい」ものみの塔 1970 | 6月1日
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知識と知恵と理解
6,7 知恵はどのように知識と異なりますか。知恵はなぜ「第一のもの」ですか。
6 聖書を読めば,知識が得られます。しかし知識だけでは不十分です。「知恵は第一のものである。知恵を得なさい。そして,あなたが得るものすべてをもって理解を得なさい。
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「あなたが得るものすべてをもって理解を得なさい」ものみの塔 1970 | 6月1日
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このことは知識だけではなしえません。
7 知識とは,簡単に言えば,観察や経験また読書や研究によって得られる事実を知る,あるいは熟知することです。知識は基本を成すもので,知識なくしては人間は無知の存在です。しかし聖書の箴言にあるとおり,知恵は「第一のもの」です。なぜですか。なぜなら,良い結果,望ましい結果をもたらす仕方で知識を働かせること,それが知恵だからです。それは「第一のもの」です。なぜなら,知恵なくしては,人間の知識も,また命そのものもほとんど無価値だからです。人は知恵を用いて,目ざす目標,また追求する目的の達成を図るのです。―箴言 8:4-21,32-36。伝道 7:11,12。
8,9 理解とはなんですか。説明しなさい。
8 では,理解はどんな位置を占めていますか。得た知恵のすべてをもって理解を得なさい,と聖書が述べているのはなぜですか。
9 理解とは,種々の事実を,相互に関係をもつものとして把握することです。それは識別また洞察をも意味しており,物事の理由を見定めます。物事を理解する人は,種々の点を個々ばらばらに知るのではなく,物事の全体をわきまえます。つまり,「2と2を足して」,その正しい答えを出せるのです。―ダニエル 9:22,23。
10 聖書の用語索引の用い方を例にとって,理解と知恵の意味を説明しなさい。
10 以上のことを聖書の用語索引の例で説明しましょう。たとえば,「信仰」ということばを用語索引で引くと,そのことばの下に多数の聖句が出ています。それを調べれば知識が得られます。次に,それらの聖句の相互関係や相互の調和,また一つの聖句が他の句の意味をどのように明らかにしているか,さらに,それらの句が創造者と自分との関係にどう影響するかがわかれば,今度は理解を得たことになります。さらに,それらの真理を自分自身の生活に効果的にあてはめ,それを用いて他の人を助けるなら,わたしたちは知恵を行使していることになるのです。―箴言 15:2,7。伝道 12:9,10。
11 理解力のある人にとって知識が「やさしい事柄」なのはなぜですか。
11 理解は,知識を得,かつ,知恵を行使するのに役だちます。箴言 14章6節(新)は,「理解力のある者にとって知識は容易なものである」と述べています。なぜですか。理解力のある人は,新しい事実を既知の知識と関係づけ,またそれがどこに連結できるか,どこに納まるかを理解できるからです。新しい事実をそうした既知の知識と結びつけることによって,永続する印象としてそれを心に刻み,記憶できるのです。ある事柄をほんとうに“知る”ためには,聞いたり読んだりして,それから忘れてしまうのではなく,記憶しなければなりません。そのうえ,理解力のある人は,物事をいっそう明確に理解します。それが神と神のお目的にどのように関連しているか,また自分自身にはどう影響するかを理解します。ゆえに理解は知識を確証し,いっそう確かなものにします。
12 理解は知恵をどのように強化するかを説明しなさい。ゆえに,理解を得ることが非常に大切なのはなぜですか。
12 また理解は知恵を強化します。「知恵を得なさい。あなたが得るものすべてをもって理解を得なさい」と箴言が述べているのはそのためです。自動車を運転する知識と知恵のある人でも,自動車の構造や仕組また各部品の働きや用途を理解すれば,より良い,より賢明な運転者になれます。聖書についても同じことが言えます。聖書を読むと,ある事柄を行なわねばならないことがわかります。それは聖書にしるされている事柄ですから,それを神からの教えとして受け入れ,実行します。そうするのは知恵の道です。しかし,そうした行為をなぜ神が望んでおられるのか,それがどんな目的にかなうのか,また神の他のお目的とどのように関連しているかを学ぶことにより,理解を深めて知恵を強化できます。そうすれば,忠実に実践し続けるための確信と決意は大いに強められます。理解を持つ人は,心をつくし,魂をつくし,思いをつくして神を真に愛し,神に仕えることができるのです。―マタイ 22:37。
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