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御國のこの良いたよりものみの塔 1955 | 1月1日
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よう!『妻たちよ,夫に従いなさい。それは主にある者にふさわしいことである。夫たちよ,妻を愛しなさい。つらくあたつてはならない。子供たちよ,なにごとにも両親に従いなさい。これは主によろこばれるものである。』(コロサイ 3:18-20,新世)そうです,子供たちもいま,新しい世と調和して生活することを学ぶべきです。子供たちがそうする方法は,クリスチャンの両親で,子供たちに神への奉仕の仕方をしつけるその両親に従うことによるのです。
結論
52 (イ)結論して,私たちは,神について,この世の罪と死の理由について,人類を救う手段と方法について,何を学びましたか?(ロ)このたよりは,なぜ良いのですか? このたよりを持つているあなたは,いま何をしなければなりませんか?
52 短い研究ではありますが,私たちは神の御言葉から,この記事の最初に出されている質問の答えを学びました。神が誰であるかということ,その神は創造者であつて,御名前はヱホバであるということ,神は人間をつくつて地上で平和のうちに永遠に生活させようとされたこと,しかしサタンの反逆と最初の男と女がサタンに加つて忠実を保たなかつたために,罪と死がこの世に入り,その結果に多くの悲しみや悪が生じたということを知りました。罪と死からの救いは,キリスト・イエスの贖の犠牲と,キリストによる神の御国によつて来るということ,そして最後の救いは,神がキリスト・イエスを通して,近づいているハルマゲドンの戦いで,サタンとすべての悪を亡しさる時に来るということも知りました。そのときに,神の天の御国は,地上の人類に永遠の祝福をもたらします。それで,私たちが学んだことは,良いたよりではありませんか? それは,最も高い神ヱホバの御国に関するものですから,ただ一つしかない良いたよりであつて,その御国と祝福は決して終ることはありません。(詩 145:13)いま『御国のこの良いたより』を他人に宣べ伝えることは,神に対してもまた友なる人間に対しても,それはあなたの義務であります。
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読者よりの質問ものみの塔 1955 | 1月1日
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読者よりの質問
☆ ヱホバの御霊はどのように『忠実にして賢い奴隷』を援助して,事態の真理を得させていますか? 協会は,無過失や霊感を主張していません。書かれた御言葉にどれ程依存していますか? ある事が出版されても後日に変えられる時に,これはヱホバの用いられている制度であると,どうして確信できますか?―アメリカ合衆国の一読者より
真理は,ヱホバの制度を通して,どのようにもたらされるかについて考える時,『ものみの塔』協会が無過失ならば,将来になつていまの見地を直す必要はないことに注意して下さい。しかし,協会は無過失のものではなく,また一度もそう主張したことがない故に,時折りに訂正は必要です。ヱホバの御霊が,聖書筆記者の上に働いて,彼らに霊感を与え,ヱホバの御心の通りに書かせた仕方で,いまでも働くならば,ある事柄について将来訂正する必要はありません。御霊はこのような仕方で今日働かない故に,ある訂正は時折りになされます。
ヱホバ神は,シンゲン 4:18に言われているように,実際の状態はそのようであろうと予言されました。『義者のみちは,旭光のごとし,いよいよ光輝をまして昼の正午にいたる。』光はまだうす暗くても,物体の外形はおぼろに見えます。しかし,その詳細なことは必らずしも明白ではありません。しかし,光が増すにつれて,これらの詳細なことはもつと明白に見え,訂正された見方が得られます。真理を明示するときには,ヱホバの御言葉に全く依存いたします。そして,ヱホバの御言葉から,証明がされねばなりません。しかし,より明らかとなり,より多くの理解が得られると共に,新しい真理は見分けられ,前には非常に論理的と見えたものも訂正を要するようになります。
すべての事態が,いつぺんに水晶のように明白に見えると,ヱホバは言われておりません。イエスは,この後の日を考えつつ,『正しい時に食物』をもたらすために任命される『忠実にして賢い奴隷』について語りました。(マタイ 24:45,新世)食物が続いて給与されるということは,前進して行く仕方です。そして時が経つにつて,予言が更に一層成就されるのを見る時に新しい真理は見分けられて示され,その時に対する新鮮で,滋養ある食物になります。ある真理は,それの見分けられる時以前では,私たちにとつて重要ではなかつたものです。もし重要であつたならば,ヱホバはそのことをより以前に知らせたことでしよう。
第一次世界戦争のあいだ,ヱホバの証者は間ちがつた見方を持つていましたが,それすらも予言の成就に役立つたのです。というのは,ヱホバはずつと昔に,その特別な時,その民の上に来る霊的に不潔な状態を予言され,また為されるところの潔めの仕事を予言されていたからです。それで,予言に従つてそれら
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