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    ものみの塔 1983 | 12月1日
    • パウロはエホバが,「イスラエルの家およびユダの家と新しい契約を結ぶ」と,約束しておられたエレミヤ 31章31-34節を引用し,それから次のように書きました。「『新しい契約』ということによって,神は以前のものを廃れたものとされました。そして,廃れたものとされて古くなってゆくものは,近く消えてゆくのです」― ヘブライ 8:13。

  • 読者からの質問
    ものみの塔 1983 | 12月1日
    • パウロは,エレミヤを通して言われた,新しい契約が律法契約に取って代わるという神の言葉を強調していたのです。律法契約は義なる民を生み出すことができなかったために,とがめのないものとは言えませんでした。(ローマ 3:20)エレミヤの時代に,新しい契約が律法契約に取って代わり,それによって罪が完全に許されるようになるということを聞くのは,ユダヤ人にとって驚きだったに違いありません。

      それでも,神がいったん新しい契約を明確に予告されたからには,古い契約はある意味で廃れたものでした。メシアが到来して新しい契約の仲介者を務める時まで神が古い契約の存続をたとえ許されたとしても,律法契約については,その日数はエレミヤがその言葉を書いた時から数えられていたということができます。ですからその節は,「『新しい契約』と言うことによって,神は以前のものを廃れたものとされました」という言葉で始まっているのです。J・B・フィリップスはこの節を,「神が新しい契約について語られるという事実だけで……古いものは時代遅れになる」と訳出しています。

      エレミヤ 31章31-34節が書かれた時からあった,廃れるという予想は,イエスの死によって律法が終わった時に完全に実現しました。ですから,28年後にパウロは次の節でこのように付け加えることができたのです。「さて,以前の契約には,神聖な奉仕についての定式と,現世に属する聖なる場所とがありました」― ヘブライ 9:1。

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