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  • すでに高められている,唯一まことの神に対する崇拝
    ものみの塔 1981 | 10月15日
    • そして,多くの国の民が必ず来て,こう言う,『さあ,エホバの山に,ヤコブの神の家に上って行こう。神はその道についてわたしたちに教えてくださり,わたしたちはその道筋を歩もう』。シオンから律法が,エホバの言葉はエルサレムから出るからである。

  • すでに高められている,唯一まことの神に対する崇拝
    ものみの塔 1981 | 10月15日
    • しかし,エホバの崇拝のための神殿は,西暦70年までエホバの崇拝の家が建っていた山の頂にあるでしょうか。いいえ,ありません。そこにはイスラム教の神であるアラーを崇拝するための岩のドームがあるだけです。多くの国の人々はそこを,観光の目的で訪問するに過ぎません。これがミカ書 4章1-4節の預言の成就でないことは議論の余地のないところです。

      6 しかし,ミカ書 4章1-4節が今成就していると言えるのはなぜですか。地上のエルサレムがこの成就に関係していないのはなぜですか。

      6 それでもこの預言は,戦後の年1919年以来成就の途上にあります。なぜそう言えるのでしょうか。それは,上にあるエルサレムが関係しているからです。ベツレヘムから出た統治者イエス・キリストは,西暦33年ニサンの九日に,エルサレムに勝利の入城をされましたが,王としては受け入れられなかったということを思い起こしましょう。その二日後のニサン11日に,イエスはその地上のエルサレムについて心から嘆き,こう述べられました。「わたしは幾たびあなたの子どもたちを集めたいと思ったことでしょう。めんどりがそのひなを翼の下に集めるがごとくに。しかし,あなたがたはそれを望みませんでした。見よ,あなたがたの家はあなたがたのもとに見捨てられています」。(マタイ 23:37,38)三日後のニサン14日,イエスはエルサレムの外のカルバリで殉教されました。その時エホバ神はその神殿を,ご自分にささげられていたものでしたが,捨てられました。もはやそれはエホバの是認された崇拝の場所ではなくなったのです。西暦70年にその神殿が破壊されたことは,この事実を劇的に表現するものです。

      7 天のエルサレムがイエスの弟子たちの母となったのはいつですか。どのようにパウロはこの点に言及していますか。

      7 復活の40日後にイエスは天に昇られ,それから十日たったペンテコステの日に,イエスは地上のエルサレムで待機していたご自分の弟子たちの上に聖霊を注がれました。この出来事があって,新しいエルサレム,天のエルサレムが彼らの母となりました。この点に関してクリスチャンの使徒パウロは,ガラテアの会衆にあてた手紙の中で,「上なるエルサレムは自由であって,それがわたしたちの母です」と書きました。(ガラテア 4:26)その後,同使徒はヘブライ人のクリスチャン全般に手紙を書き送った際,次のように記しました。「しかしあなたがたは,シオンの山,生ける神の都市なる天のエルサレム,幾万ものみ使いたち,すなわちその全体集会,天に登録されている初子たちの会衆,すべてのものの裁き主なる神……に近づいたのです」。(ヘブライ 12:22-24)ミカ書 4章1-4節が預言しているのは,霊的シオンの山にある新しいエルサレム,霊的エルサレムに関することなのです。この霊的エルサレムの上に,ミカの預言は今日成就しつつあるのです。

      8 1914年以来,唯一まことの神の崇拝は,地上においてどの程度まで高く上げられましたか。

      8 古代エルサレムの山々のうちの一つの山の頂にあった「家」,すなわち神殿で行なわれていた神に対する崇拝は,1914年から1918年にわたる破壊的な戦争の時以来,途絶えることなく高められています。エホバに対するこの崇拝は「山々の頂の上の方に堅く立てられ」てきましたが,その山々の上にはこの体制の偽りの神々の神殿が昔も建っていましたし,今も建っています。このように,生ける唯一まことの神の崇拝は,「丘々の上の方に……高く上げられ」てきました。

      9 第一次世界大戦後,エホバの崇拝が上げられるどんな状況が進展し始めましたか。この点に関しミカ書 2章12,13節は何と述べていますか。

      9 ことに,1918年の秋に第一次世界大戦が終結したあとは,至高者なる神エホバの崇拝は,天高く上げられました。なぜそう言えるのでしょうか。なぜなら,終戦後最初の年に,エホバの崇拝者たちが,西暦前607年から537年までバビロンに追放されていたユダヤ人の状態に似た,圧迫され,散らされ,自由を奪われた状態から脱することが可能になったからです。ミカの預言は,霊的なイスラエル人が再び集められることや,彼らがこのようなバビロン的な奴隷状態から逃れるための道が開かれることを次のように予告していました。「『わたしは必ずヤコブを,あなたを皆集める。イスラエルの残っている者たちを必ず集い寄せる。わたしは彼らを,おりの中の羊の群れのように,牧場の中の畜群のように一つにならせる。それは人でにぎわう』。破れ口を作る者が必ず彼らの前に上って来る。彼らはまさに突き破る。こうして彼らは門をくぐり抜け,そこから出て行く。そして,彼らの王は彼らに先立って進み行き,エホバがその先頭を行く」― ミカ 2:12,13,新。

      10 ミカの預言にあずかった「王」とはだれでしたか。この方は,どのように,またいつ,だれのために「破れ口」をお作りになりましたか。

      10 西暦前537年にイスラエル人がペルシャ人の征服者クロス大王の勅令に従ってバビロンを離れた時,ダビデの王統に属する人間の王が彼らを導き出したわけではありませんでした。古いエルサレムで統治していたダビデの家系の最後の王ゼデキヤはこの時すでに死んでおり,バビロンで地下に眠っていました。ですから,ミカの預言は霊的な意味で適用されるに違いありません。

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